《地割れ/Fissure》 †
通常魔法
(1):相手フィールドの攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊する。
Vol.1で登場した通常魔法。
相手フィールドの攻撃力が一番低い表側表示モンスターを破壊する効果を持つ。
1:1交換を狙える通常魔法であり、対象をとらない効果であるため対象耐性を突破できるが、攻撃力が低いモンスターを除去するので大型モンスターは狙いにくい。
低攻撃力のリンクモンスターで展開支援を行う状況もあり、そちらを破壊するだけという事もありうる。
何よりも、カード・アドバンテージの面では全体除去が行える《サンダー・ボルト》や《ブラック・ホール》が存在するため、あえてこちらを優先する意義は薄い。
このカードを採用する場合、専用のサポートカードである《震天のマンティコア》との併用は半ば必須となる。
その場合、同じく《震天のマンティコア》の効果でサーチできる《地砕き》との比較となるが、参照する相手モンスターのステータスこそ異なるがどちらも1:1交換のモンスター除去を行う通常魔法という点では共通しており、破壊できるモンスターが異なるので相互互換の関係にある。
両者を採用しておくことで《震天のマンティコア》のサーチできる幅が広がり、破壊したい相手モンスターを対処できる可能性が高くなる。
- 公式サイトの「ワンプッシュ投票」では、《ハンマーシュート》とどちらをデッキにいれるかで投票が行われた。
結果は、こちらが七割弱の票を集める大差となった。
- 英語名の「fissure」は、「亀裂・裂け目」を意味する単語。
イラストのような地割れ以外にも、皮膚の亀裂や意見の対立などの意味でも使うことができる。
- 原作・アニメにおいて―
「決闘者の王国編」の回想シーン「キースvsトム(ペガサス)」戦で、ペガサスがトムに渡したメモから察するに、キースの切り札だったと思われる。
キャラクターブック「真理の福音」では魔法カードとして紹介されているが、OCGと同じものであるかは不明。
- アニメDMにおいてはキースが使用した《ガーネシア・エレファンティス》の攻撃であるらしい。
また、OCG版のものを「乃亜編」における「海馬vs乃亜」戦において乃亜が、「ドーマ編」における「闇遊戯vsオレイカルコス・ソルジャー」戦で闇遊戯が使用。
それぞれ《ヴァンパイア・ロード》・《オレイカルコス・ギガース》を破壊したが、どちらも自己再生効果を持っていたため、有効打とはならなかった。
ちなみにこの時、前者は地球誕生時の地表上で、後者は岩の荒野で使用したため、本当に地面が割れてその中へモンスターが落ちていく演出がなされた。
- アニメGXにおける「十代vs岩丸」戦において岩丸のデッキに確認できる。
他とは違い岩石族との関連性はないが、地属性のようなカードとしての選出と思われる。
- アニメARC-Vでの「熱血!デュエル塾」では、解説に使われたこのカードのテキストの仕様が第7期のものである。
- アニメVRAINSの第51話では、鬼塚の回想シーンでこのカードが確認できる。
関連カード †
―サポートカード
―類似カード
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手フィールドに存在する攻撃力の一番低いモンスターが魔法カードの効果を受けないモンスターでした。
この場合、どのように処理しますか?
A:効果は適用されず、他のモンスターを破壊する事もありません。(10/11/10)
Q:相手フィールドに魔法カードの効果を受けないモンスターしか存在しない場合、発動できますか?
A:はい、発動できますが、効果は適用されません。(10/11/10)
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