《地獄の暴走召喚/Inferno Reckless Summon》 †
速攻魔法
(1):相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、
自分フィールドに攻撃力1500以下のモンスター1体のみが特殊召喚された時に発動できる。
その特殊召喚したモンスターの同名モンスターを
自分の手札・デッキ・墓地から可能な限り攻撃表示で特殊召喚し、
相手は自身のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、
そのモンスターの同名モンスターを自身の手札・デッキ・墓地から可能な限り特殊召喚する。
デュエリストパック−万丈目編−で登場した速攻魔法。
条件を満たしたモンスターをお互いのフィールドに可能な限り特殊召喚する効果を持つ。
発動条件は以下の条件を全て満たした場合のみとなる。
- 自分がこのカードによって特殊召喚できる攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚した直後のタイミングであること。
なお、フィールド魔法や永続効果などによる変動を受けた上で攻撃力が1500以下でなければならない。
また、特殊召喚したのがチェーン2以降の場合や《ディメンション・マジック》で破壊効果を適用した場合などはタイミングを逃す。
- 相手フィールドに表側表示モンスターが存在している。
そのモンスターは特殊召喚できないものでもよい。
- 特殊召喚したモンスターがフィールドに存在する。(09/01/03)
- 自分フィールドのメインモンスターゾーンが空いている。
相手フィールドは、全て埋まっていても問題ない。(13/03/07)
- ダメージステップでない。
一連の効果処理時については以下の処理となる。
- 発動したプレイヤーは、効果処理時に特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する場合、可能な限り特殊召喚する。
- 相手は、効果処理時に表側表示で存在する相手フィールドのモンスターを1体選択し、可能な限り特殊召喚する。
この時、特殊召喚できないモンスターを選択することも可能。
- 効果処理時、チェーン処理によって自分・相手いずれかに特殊召喚できる対象がいなくなった場合、できる方だけを処理する。
片方が不発になったからといって、もう片方も不発になるわけではない。
このカードの登場当初よりも特殊召喚を行うカードは大幅に増加したものの、依然として上記の発動条件を全て満たすのは容易ではなく、普通のデッキに投入しても腐るリスクの方が大きい。
特に相手フィールドにもモンスターが必要なため、先攻1ターン目に使いづらいのも悩みどころ。
できれば発動に成功したターンに勝利を決めるか、せめて圧倒的優位に立てるくらいのリターンが得られる状況で使用したい。
相手に特殊召喚をさせないためには、相手フィールドに制限カード・トークン・特殊召喚モンスターのみが存在する時が狙い目となる。
無論、こちらの特殊召喚したモンスターによる展開で特殊召喚された相手モンスターを除去できるならそれでいいし、《奈落の落とし穴》を使えば特殊召喚した相手モンスターだけを除去できる。
- その豪快な効果から、利用法は非常に多岐に渡る。
以下にコンボの例を挙げる。
- 海外版のイラストは背後の十字架が全て消されている。
- 海外版アニメでのイラストは、TCG版と違う墓がカプセルのようなものとなった画となっている。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分のモンスターゾーンが全て埋まっている場合、このカードは発動できますか?
また、相手のモンスターゾーンが全て埋まっている場合、このカードは発動できますか?
A:自分フィールドのモンスターゾーンに空きが無い場合、発動できません。
相手フィールドのモンスターゾーンが埋まっている場合は、発動でき自分だけが特殊召喚できます。
また、その際に相手が選んだモンスターと同名カードがデッキや手札に存在していた場合、そのモンスターは墓地へ送られる事はありません。(14/03/21)
Q:《キラー・トマト》や《シャインエンジェル》などの効果でモンスターを特殊召喚した場合、そのモンスターの召喚に《地獄の暴走召喚》を発動することはできますか?
A:《キラー・トマト》や《シャインエンジェル》の効果は、ダメージステップにて発動する効果になります。
ダメージステップ中に《地獄の暴走召喚》を発動する事ができません。
よって、《キラー・トマト》等の効果によって、モンスターを特殊召喚した時に、《地獄の暴走召喚》を発動する事ができません。(09/02/04)
Q:相手にこのカードを発動されました。
自分フィールドのモンスターを選択して特殊召喚する効果を拒否することはできますか?
A:いいえ、強制効果です。
選択したモンスターを手札・墓地・デッキからある限り特殊召喚します。
Q:《コマンド・ナイト》の特殊召喚時に発動できますか?
A:いいえ、できません。
永続効果はフィールドに出た時点で発揮されるため、攻撃力1600のモンスターを特殊召喚した扱いとなるためです。
攻撃力1500以下のモンスターを特殊召喚した際、フィールド魔法の効果でそのモンスターの攻撃力が1500を超過した場合も、同様に使用できません。
Q:攻撃力1000のモンスターの特殊召喚時にこのカードを発動したところ、相手はこのカードにチェーンし《突進》を発動しました。
この場合、処理はどのようになりますか?
A:効果処理時にその特殊召喚したモンスターの攻撃力が1500を超えた場合でも、このカードの効果は適用され同名モンスターは特殊召喚されます。(11/07/13)
Q:このカードの発動にチェーンをして《サンダー・ブレイク》で特殊召喚されたモンスターを破壊した場合、同名カードのモンスターは特殊召喚されますか?
A:このカードの効果処理時に特殊召喚されたモンスターがフィールドに表側表示で存在しない場合は同名カードは特殊召喚されません。
もう一方のプレイヤーのモンスターを特殊召喚する効果処理のみ行われます。(09/01/03)
Q:自分または相手は、《ホルスの黒炎竜 LV6》をこのカードで特殊召喚できますか?
A:はい、できます。
Q:自分または相手は、《メタル・リフレクト・スライム》をこのカードで特殊召喚できますか?
A:できません。(07/03/26)
Q:相手フィールドにシンクロモンスターや融合モンスターのみが存在し、相手の墓地に蘇生制限を満たした同名カードが存在しない場合、発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:相手フィールドに融合召喚やシンクロ召喚でのみ特殊召喚可能なシンクロモンスターや融合モンスターのみが存在する場合発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:相手フィールドに《古代の機械巨人》などのように特殊召喚する事ができないモンスターのみが存在する場合に発動できますか?
A:はい、発動できます。(09/09/30)
Q:相手フィールドに特殊召喚モンスターのみが存在し、相手の墓地に蘇生制限を満たした同名カードが存在しない場合、発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:相手フィールドにモンスタートークンのみが存在する場合、発動できますか?
A:はい、発動できます。(09/09/02)
Q:相手フィールドに《メタル・リフレクト・スライム》などの罠モンスターのみが存在する場合、発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:相手フィールドに制限カードのモンスターのみが存在する時に発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:相手フィールドに《青眼の白龍》が3体出揃っている時発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:《青眼の白龍》が相手フィールドに1体存在し、2体の《青眼の白龍》が除外されています。
この時発動できますか?
A:はい、発動でき自分だけが特殊召喚を行う処理になります。(09/10/02)
Q:相手フィールドにモンスターが《六武衆の師範》1体のみの場合発動できますか?(《六武衆の師範》はフィールドに1体のみしか存在できない。)
A:はい、発動できます。
相手は特殊召喚を行う事ができませので、自分のみが特殊召喚を行い処理が完了します。(16/09/24)
Q:このカードの効果によってお互いのフィールドにモンスターが特殊召喚される場合、その特殊召喚は同時に行われたと扱って、どちらの特殊召喚に対してもカードの効果を発動することができますか?
A:このカードを発動したプレイヤーが先に特殊召喚し次に相手が特殊召喚する形になりますが、このカードの効果によってお互いのモンスターが特殊召喚されるタイミングは同時として扱います。(11/07/13)
Q:自分の《ファントム・オブ・カオス》が効果でモンスターを除外し、そのカード名を得ました。
相手がこのカードを発動してモンスターを特殊召喚した時、自分は《ファントム・オブ・カオス》を特殊召喚しますか?
それとも、除外したモンスターと同名のモンスターを特殊召喚しますか?
A:変更されているカード名と同名のモンスターを特殊召喚します。(10/07/08)
Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在する時にこのカードを発動し、片方のプレイヤーの墓地に同名モンスターが存在する場合、墓地に同名モンスターが存在しないプレイヤーだけが特殊召喚できますか?
A:この場合、手札とデッキからの特殊召喚は行えますが、墓地からの特殊召喚は行えません。
効果処理時に、同名モンスターが墓地にしか存在しなくなっている場合など、特殊召喚の処理を行えなかった場合でも、片方のプレイヤーは特殊召喚の処理を行います。(16/09/24)
Q:デッキに《サイバー・ドラゴン》が3枚と、墓地に《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》が3枚存在します。
《プロト・サイバー・ドラゴン》を特殊召喚した場合、このカードを発動できますか?
A:はい、発動でき《サイバー・ドラゴン》として扱うカードを可能な限り選んで特殊召喚します。
また、手札・デッキに存在する、特殊召喚できなかった同名モンスターはそのままとなります。(16/09/24)
Q:自分が《地獄の暴走召喚》を発動した所、相手は「フィールドのモンスターの同名カードがデッキ・手札・墓地に存在しないため、特殊召喚できない」と宣言しました。
事実か確認するために、相手のデッキと手札の公開を求めることはできますか?
A:ゲームのルールとして公開が必須であるとは定めておりません。
まずはプレイヤー同士でどのように対戦を進行するか話し合い、解決できない場合はジャッジの判断を仰いでください。(16/06/15)
Q:ペンデュラムモンスターを《地獄の暴走召喚》でエクストラデッキから特殊召喚できますか?
A:いいえ、特殊召喚できません。(14/03/21)
Q:相手が《地獄の暴走召喚》を発動した時、自分フィールドにはその効果で特殊召喚可能なモンスターと特殊召喚不可能なモンスターが存在します。
自分フィールドのモンスターを選択する際、特殊召喚不可能な方のモンスターを選択できますか?
A:いいえ、特殊召喚可能な方のモンスターを選択しなければいけません。(16/06/02)
Q:《マジシャンズ・ナビゲート》により《ブラック・マジシャン》と攻撃力1500以下のモンスターを特殊召喚しました。
この時、このカードを発動できますか?
A:発動できます。(17/05/25)
Tag: 《地獄の暴走召喚》 魔法 速攻魔法