《超重禽属コカトリウム/Cocatorium the Heavy Metal Avian》 †
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守 900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):デッキからレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を除外して発動できる。
エンドフェイズまで、このカードは除外したモンスターと同名カードとして扱い、同じ種族・属性・レベルになる。
Vジャンプ(2020年9月号) 付属カードで登場した風属性・鳥獣族の下級モンスター。
獣族・獣戦士族・鳥獣族をリリースして手札・墓地より特殊召喚する起動効果、デッキの下級獣族・獣戦士族・鳥獣族を除外してそのカード名・種族・属性・レベルをコピーする起動効果を持つ。
(1)は獣族・獣戦士族・鳥獣族をリリースして自身を手札・墓地から特殊召喚する効果。
(2)とは違い、リリースするモンスターにレベル制限はないため、エクシーズモンスターやリンクモンスターでもリリース可能。
そのため、効果を使った《クロシープ》などをリリースして特殊召喚するのも手。
特殊召喚した後は除外されてしまうため、何度も効果を使いたい場合はなるべくエクシーズ素材として活用すべきだろう。
種族・属性が共通するモンスターでは《九蛇孔雀》が相性がよく、このカードが手札・墓地にあれば任意のタイミングで《九蛇孔雀》の効果を発動できるトリガーとなる事ができる。
このカードに《ダウンビート》を使い《九蛇孔雀》をリクルートし、《九蛇孔雀》をリリースして自己再生、《九蛇孔雀》で《風の精霊 ガルーダ》をサーチして特殊召喚すればランク4に繋がる。
(2)はデッキから下級獣族・獣戦士族・鳥獣族を除外し、カード名・種族・属性・レベルをコピーする効果。
効果はコピーしないため、活用法はある程度限られてくる。
【剣闘獣】・【RR】・【十二獣】など、カード名が重要な獣族・獣戦士族・鳥獣族のカテゴリデッキではコピーする価値がある。
例えば《十二獣ライカ》で蘇生した十二獣をリリースして特殊召喚し、十二獣のカード名をコピーすれば、エクシーズ素材にできないデメリットを踏み倒せる。
ハーピィをコピーし、チューナー扱いにして《ハーピィ・レディ・SC》をシンクロ召喚することも可能。
【スケアクロー】では初動である《スケアクロー・ライトハート》のサーチ効果に妨害を撃たれた際に《スケアクロー・ライトハート》をリリースして特殊召喚し、適当なスケアクローをコピーすれば二枚目の《スケアクロー・ライトハート》のサーチを使用できるようになる。
それ以外では任意の獣族・獣戦士族・鳥獣族をデッキから除外する手段として、《封印の黄金櫃》のような役割としても使える。
該当する3種族で除外を活用するデッキやカードは少ないが、3種族混合カテゴリのトライブリゲードとは相性が良い。
《鉄獣鳥 メルクーリエ》を除外すればサーチ効果を使用できる。
【おジャマ】なら《おジャマ・デルタハリケーン!!》の発動を補助し、《おジャマパーティ》での展開に繋げられる。
《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の(2)や《鉄獣の抗戦》の効果の発動補助となり、このカード自身も(1)で除外された場合にそれらとシナジーする。
それ以外では《月光彩雛》や《ユニコーンの導き》等が存在する。
《D・D・R》や《闇次元の解放》など、汎用帰還カードを多く採用した【ビースト】を組む場合は潤滑油になるだろうか。
《小法師ヒダルマー》とは相性がよく、間接的にサーチが行える他、(1)の方法で特殊召喚して除外されたこのカードの再利用も狙える。
自身のレベル変動効果を活かして《虚空海竜リヴァイエール》のエクシーズ召喚を絡めれば、除外したモンスターを即座に帰還させる事も可能。
【武神】であれば除外によって武神エクシーズモンスターの縛りをクリアでき、《武神姫−アマテラス》での帰還・サルベージにも繋がるため活用しやすい。
- 「超重禽属」は、超+重金属(鉄以上の比重を持つ金属)と鳥獣+禽(鳥類の総称)からだろう。
また、「コカトリウム」はヨーロッパの伝承に見られる伝説上の怪物「コカトリス」に、金属元素に付けられる語尾の「リウム(ium)」を繋げたものか。
関連カード †
―効果関連
収録パック等 †
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