遊戯王カードWiki - 《奈落との契約》

《奈落(ならく)との契約(けいやく)/Contract with the Abyss》 †

儀式魔法
闇属性の儀式モンスターの降臨に必要。
(1)：レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から闇属性の儀式モンスター１体を儀式召喚する。

　これを使えば、異なる種類の闇属性儀式モンスター同士で儀式魔法の併用が可能となる。
　ただし多くの儀式魔法と異なり、リリースするモンスターのレベル合計が儀式モンスターと同じでなくてはならない。
　儀式モンスターのレベルを統一して１体をリリースしもう１体を儀式召喚できるようにしたり、デッキ内のモンスターのレベルを儀式モンスターのレベルと合わせやすくしたりといった工夫が必要となる。

　このカードと儀式モンスターを共有でき、リリースについて同様の条件を持つ儀式魔法には《エンド・オブ・ザ・ワールド》と《カオス・フォーム》が存在する。
　これらの儀式魔法を複数枚用いるデッキにおいて、《呪術抹消》や《封魔の呪印》による妨害を意識するならば、このカードも採用候補になるだろう。

登場から15年以上の歳月を経て、儀式召喚方法としてこのカードがテキストに記された《デーモンの降臨》が登場した。
もっとも、単にテキスト上このカードが指定されているだけであり、運用上《デーモンの降臨》をこのカードで儀式召喚する必要性は特にない。
むしろ効果の性質的には《高等儀式術》の方が相性が良い。

コナミのゲーム作品において―
NIGHTMARE TROUBADOURでは数の合計が丁度でなくとも上回っていれば、このカードで儀式召喚できてしまう。
そのため、多くの儀式魔法カードの意味が無くなってしまった。
ちなみにこれを知らなければクリア出来ない詰めデュエルも存在するため、バグと言うよりは製作側の勘違いのようだ。