《忍法 分身の術/Ninjitsu Art of Duplication》 †
永続罠
(1):自分フィールドの「忍者」モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。
レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下になるように、
デッキから「忍者」モンスターを任意の数だけ選び、
それぞれ表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは全て破壊される。
EXTRA PACK 2012で登場した永続罠。
忍者を1体リリースし、レベルの合計がリリースした忍者のレベル以下になるように任意の数の忍者をリクルートする効果を持つ。
主な使い途は、「低レベルの忍者を大量にリクルートする」事で、デッキ構築の問題はあるものの、大幅なボード・アドバンテージが得られる。
レベル4の《忍者マスター HANZO》をリリースするだけでレベル1忍者4体を出せるので、容易に《鎖龍蛇−スカルデット》などリンク4のリンク召喚を行うことができる。
《聖騎士の追想 イゾルデ》を挟めばリンク5分のリンク素材を確保可能。
ランク1のエクシーズ素材の確保方法としても使える。
リクルートできるレベル1の忍者は、《青い忍者》・《赤い忍者》・《黄昏の忍者−カゲン》・《宙の忍者−鳥帷》の4種類。
裏側守備表示でのリクルートも可能なので、《青い忍者》・《赤い忍者》のリバースした場合の効果の使用も狙える。
レベルの低いリバースモンスターを多用する《渋い忍者》軸の【忍者】では扱いやすい。
他にも、「リリースした忍者の同名カード・もしくは同レベルの忍者をリクルートする」事で、連続攻撃やサクリファイス・エスケープが行える。
《忍者マスター HANZO》は召喚時にこのカードをサーチでき、このカードで同名カードをリクルートすることで忍者をサーチできる。
これを利用してフィールドと墓地に忍者を揃えつつ手札に《黄昏の忍者将軍−ゲツガ》を用意することもできる。
他には《成金忍者》や《覆面忍者ヱビス》の1ターンに1度の効果を発動した後、アタッカーの忍者に入れ替わる事も可能。
《機甲忍者エアー》や《機甲忍者フレイム》でレベルを操作した後、また新たな忍者を呼び出す事で、狙ったレベルのエクシーズ召喚を行える。
しかしこの動きは後発の《忍法 落葉舞》の下位互換であり、この動きのみを目的に採用ということは難しいため、あくまで複数体をリクルートする前提でこちらはサブプランに留めたい。
相手ターンに効果を使える忍者が増え、妨害としての使用も可能になっている。
例えば《忍者マスター HANZO》をリリースするだけでも《若い忍者》もしくは《蟲の忍者−蜜》と《宙の忍者−鳥帷》を並べられる。
この場合、相手モンスター効果を1度無効あるいはモンスター1体を裏側守備表示にしながら忍者の融合召喚ができ、《冑の忍者−櫓丸》を出すなら除去も可能。
また、《冑の忍者−櫓丸》・《戎の忍者−冥禪》の登場により、合計レベル5・6以下の忍者をある程度安定して並べることも可能になった。
《蟲の忍者−蜜》と《獣の忍者−獏》の組み合わせならモンスター効果を1回無効にしつつ忍法・忍者をサルベージできる。
《獣の忍者−獏》の代わりに《カラクリ忍者 参参九》を利用するのも強力で、サルベージの代わりに除去が行える。
リリースしたのが《戎の忍者−冥禪》の場合はさらに《宙の忍者−鳥帷》をリクルートでき再度忍者の融合召喚を狙うことも可能となる。
- 英語名の「Duplication」は「複製」という意味。
関連カード †
―イラスト関連
レベル別に見た忍者モンスター †
―リクルート可能なメインデッキの忍者
―リリースのみに対応する特殊召喚モンスターの忍者
収録パック等 †
FAQ †
Q:リリースしたモンスターのレベルがカードの効果で変化していた場合、フィールドと墓地のどちらにおけるレベルを参照しますか?
A:フィールドで変化していたレベルを参照します。(12/10/13)
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