《覇勝星イダテン/Idaten the Conqueror Star》 †
融合・効果モンスター
星10/光属性/戦士族/攻3000/守2200
レベル5以上の戦士族モンスター×2
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族・レベル5モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、手札を任意の枚数捨てて発動できる。
このカードの攻撃力は捨てた数×200アップする。
(3):このカードがこのカードのレベル以下のレベルを持つ相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
その相手モンスターの攻撃力をそのダメージ計算時のみ0にする。
COLLECTORS PACK 2018で登場した光属性・戦士族の融合モンスター。
融合召喚に成功した場合にレベル5の戦士族1体をサーチする誘発効果、手札コストの数に比例した自己強化を行う起動効果、自身より低いレベルのモンスターと戦闘する際にその攻撃力を0にする誘発即時効果を持つ。
融合素材にはレベル5以上の戦士族2体が指定されている。
(1)の効果も踏まえると、《天融星カイキ》の効果で融合召喚するのがもっとも消費が少なく手っ取り早いだろう。
《地翔星ハヤテ》から《天融星カイキ》を特殊召喚すれば、このモンスターを融合召喚できる。
《蛮族の狂宴LV5》で墓地から融合素材を揃えることも可能。
《聖騎士の追想 イゾルデ》や豊富なサーチ手段を持つHERO、剛鬼、イグナイトなどに属する上級・最上級モンスターを利用すれば、《融合》を利用した融合召喚も難しくはない。
《超融合》ならばこれらのデッキを相手にしたときの除去手段としても機能する。
(1)は融合召喚時にレベル5の戦士族モンスターをサーチする効果。
基本的には《地翔星ハヤテ》や《天融星カイキ》をサーチし、次の展開に備えるのが良いだろう。
また、《天融星カイキ》と相性が良い《地葬星カイザ》や《ターレット・ウォリアー》や自身の効果で特殊召喚可能な《オーバーレイ・ブースター》もサーチ候補になるか。
サーチ対象に汎用性が高いものが少ないため、意識して構築しなければ【戦士族】でも活かしにくく、このカードを中心としたデッキでこそ真価を発揮する効果と言える。
(2)はコストとして手札を捨てることで自己強化を行う効果。
しかし、その上昇値は手札コスト1枚につき200と少なく、普通に使っては消費に見合っていない。
この効果の真髄はその上昇値ではなく攻撃力を変化させることそのものであり、能動的に《天融星カイキ》の自己再生条件を満たすことができる。
《天融星カイキ》が墓地に存在せずとも、(1)の効果でサーチし、その後この効果のコストとして墓地へ送れば良い。
また、(3)の効果もあわせ相手のライフを削りきれる場合は、効率を無視して手札を捨てるのも良いだろう。
なお、この効果による攻撃力上昇は永続である。
(3)は戦闘を行う時に、自身のレベルより低いモンスターの攻撃力を0にする効果。
自身のレベルは10と高く、多くの場合で弱体化を狙う事ができる。
元々の攻撃力も高く、(2)の自己強化と併せれば大きな戦闘ダメージを期待できる。
ただし、エクシーズモンスターやリンクモンスターはレベルを持たないので、攻撃力を下げることはできない。
- カード名のモデルは『水滸伝』の百八星だろう。
アニメARC-Vでこのカードを使用した勝鬨が「梁山泊」塾所属という点からもそれが窺える。
しかし、後半の韋駄天(の本来の意味)にまつわる星は存在せず、アニメにおける融合素材も含め、単に足の速い存在をモチーフにしただけのようである。
派生の意味の「足の速い人物」で知られる百八星ならば天速星・戴宋がいる。
- 1戦目において、勝鬨はレベルを持たないエクシーズモンスターはレベル0であると考えており、勘違いに気づいた際には「何?レベルを持たないならレベル0ではないのか!?」と叫んでいる。
インパクトの強さか、効果の処理を間違えて覚えているという実際のOCGでも見られるリアルなミスのためか、この台詞はネット上でも時折ネタにされる。
第63話の「ランサーズvs捕縛隊」戦でも捕縛隊が同じような台詞を述べている。
- 余談だが、上記台詞の直前に遊矢は「レベルを持たないので効果は無効」と述べているが、正確な処理では「レベルを持たないので効果は発動できない」となる。
関連カード †
―《覇勝星イダテン》の姿が見られるカード
―通常モンスター
―効果モンスター
―特殊召喚モンスター
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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