《氷結のフィッツジェラルド/Frozen Fitzgerald》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/水属性/悪魔族/攻2500/守2500
闇属性チューナー+チューナー以外の獣族モンスター1体
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動する事ができない。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札を1枚捨てる事でこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
遊戯王5D'sデュエルディスク遊星ver.DX 2010 付属カードで登場した水属性・悪魔族のシンクロモンスター。
攻撃時に魔法・罠カードを発動させない永続効果、戦闘破壊された時に自己再生できる誘発効果を持つ。
レベル5シンクロモンスターだがシンクロ素材が二重に指定されており、ある程度縛りを考慮したデッキでない限りシンクロ召喚は難しい。
《ジャンク・シンクロン》で《ライトロード・ハンター ライコウ》などのレベル2獣族を蘇生してシンクロ召喚するのが容易である。
攻撃宣言時に魔法・罠カードの発動を封印する効果を持つが、同レベルのシンクロモンスターにモンスター効果も封印できる《幻層の守護者アルマデス》が存在している。
リクルーターやリバースモンスターを封じられる《幻層の守護者アルマデス》の方が効果の汎用性が大幅に高く、更にシンクロ素材の縛りもないので大きく見劣りしてしまう。
後半の自己再生効果も、手札コストが必要、自分フィールドに他のモンスターがいると発動不可、戦闘破壊限定、守備表示限定と制約が多く使いにくい。
そもそもこのカードが戦闘破壊される時は相手フィールドにこのカードより攻撃力の高いモンスターが存在することが多いため、生き残っても壁やシンクロ素材ぐらいにしか使えない。
《補給部隊》で手札消費を補う、《Ai打ち》で相手モンスターも破壊するといった補助を行いたい。
総合的に見ると縛りがあるにもかかわらず、《幻層の守護者アルマデス》よりも汎用性が低く、エクストラデッキの枠を無理に割いてまで出す性能ではない。
このカードを無理なく活用できるデッキとしては、【おジャマ】が挙げられる。
《ジャンク・シンクロン》でレベル2獣族のおジャマを蘇生するだけでシンクロ召喚できる上、攻撃力・守備力が同じなので《おジャマ・カントリー》の効果を受けないに等しい。
手札コストに適した《おジャマジック》+おジャマ三兄弟のおかげで、自己再生時の手札コストも稼ぎやすい。
- 「フィッツジェラルド(Fitzgerald)」とは英語圏で見られる姓の一つで、古ノルマン語で「〜のジェラルドの息子」を意味する。
特にアメリカではポピュラーな姓であり、例えば有名なアメリカ大統領ジョン・F・ケネディのFは、このFitzgeraldのFである。
アニメで同時期に登場した《漆黒のズムウォルト》と合わせて考えると、直接の名前の由来はアメリカ海軍のミサイル駆逐艦フィッツジェラルド号だろう。
関連カード †
―ダークシンクロモンスター
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?手札を捨てるのはコストですか?
A:相手の魔法・罠カードの発動を封印するのは永続効果で、自身を特殊召喚するのは誘発効果、手札を捨てるのはコストになります。(10/11/20)
Q:特殊召喚効果の効果処理時、自分フィールドにモンスターが存在する場合でも特殊召喚されますか?
A:いいえ、特殊召喚されません。(10/11/20)
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