《夢蝉スイミンミン/Dream Cicada》 †
効果モンスター
星３/風属性/昆虫族/攻 300/守1300
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに攻撃表示の昆虫族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
ANIMATION CHRONICLE 2022で登場した風属性・昆虫族の下級モンスター。
自分フィールドに攻撃表示の昆虫族が存在する場合に手札から特殊召喚できる分類されない効果、召喚・特殊召喚に成功した場合にフィールドのモンスター１体の表示形式を変更できる誘発効果を持つ。
(1)は手札から条件による特殊召喚を行う効果。
攻撃表示の昆虫族が存在する場合という条件は【昆虫族】では容易に満たす事ができ、そのまま各種素材やコストに利用できる。
ただし、手札から特殊召喚できる昆虫族は他にも《Ｂ・Ｆ−必中のピン》や《ジャイアントワーム》、《騎甲虫スケイル・ボム》をはじめとしたライバルが多い。
それぞれ微妙に特殊召喚できる条件は異なるものの、それらはＢ・Ｆやビートルーパーに属するためサーチが容易であったり受けられるサポートカードが多かったりとこのカードより取り回しが効きやすい。
このため、各種素材としての運用を主とする場合は比較的汎用性の高い(2)の効果により、展開の過程で相手モンスターの戦闘破壊を補助できる点がこのカードならではの強みとなるだろう。
(2)は召喚・特殊召喚に成功した場合における表示形式の変更効果。
相手モンスターに使用して戦闘補助を行うのが使い方の１つ。
また、自分の《Ｎｏ.３ 地獄蝉王ローカスト・キング》や《オイリーゼミ》、リバースモンスターに使用してそれらの効果を誘発する使い方もある。
相手によっては《熾天蝶》や《Ｎｏ.３ 地獄蝉王ローカスト・キング》で相手ターンに特殊召喚して攻撃を防ぐ使い方もできるか。
どのような【昆虫族】でも堅実な働きが期待できるが、中でも【電子光虫】とは一際抜群のシナジーがあり、レベル・種族・効果の全てがマッチする。
電子光虫は表示形式の変更をトリガーに効果を発動するが別途何らかの手段でサポートしてやらないと単体ではこのトリガーを満たせないものが多く、さらに展開力もあまりないため、展開とトリガーの両方の役割を１枚で担えるこのカードとは強烈に噛み合う。
さらに相手モンスターが守備表示である事にも大きな意味を持つデッキなので、状況に応じて相手モンスターを守備表示に変更する事でもデッキの動きをサポートできるだろう。
ただし、光属性でないためこのカードを直接電子光虫のエクシーズ素材に利用できない点は注意。
同じく守備表示の相手モンスターを要求する効果を多く持つ【スパイダー】でも《スパイダー・スパイダー》や《マザー・スパイダー》の各種効果の補助ができる。
【クローラー】では《クローラー・ソゥマ》が特殊召喚しやすい昆虫族であるため(1)の条件を満たしつつ、あちらの効果でセットしたクローラーをリバースして効果に繋げられる。
《クローラー・ソゥマ》と一部のクローラーを【昆虫族】に出張させた場合でも、《クローラー・ソゥマ》の特殊召喚のために裏側守備表示にしたモンスターを表側攻撃表示に戻し各種素材とするといった動きが可能。
【Ｂ・Ｆ】でも風属性・昆虫族のためスピードロイドなどと混合した場合でも制約に引っかからず特殊召喚できるシンクロ素材として扱えるため、４枚目以降の《Ｂ・Ｆ−連撃のツインボウ》のような役割を担えるだろう。
- カード名は、睡眠のときに見る「夢」と、セミの一種の「ミンミンゼミ」+「睡眠」を掛けたものか。
また、翅がなく前脚が肥大化したデザインから、モチーフとなっているのはセミの幼虫である事がわかる。
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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