()とし(あな)/Trap Hole》

通常罠
(1):相手が攻撃力1000以上のモンスターを召喚・反転召喚した時、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃力1000以上のモンスターを破壊する。

 Vol.1で登場した通常罠
 召喚・反転召喚に成功した攻撃力1000以上の相手モンスター破壊する効果を持つ。

 除去罠カードの最古参にして落とし穴の開祖。
 OCG黎明期には除去の花型として活躍したが、今では特殊召喚に対応しない点が非常に痛い。
 今日のOCGではアタッカー召喚ではなく特殊召喚される事がほとんどであり、更にアタッカーを出すための素材要員も特殊召喚で並べるデッキがほとんどのためである。
 落とし穴を活用する【蟲惑魔】でも他の特殊召喚対応の落とし穴が優先され、アタッカー除去するなら《奈落の落とし穴》攻撃力1500未満を対処したいなら《断絶の落とし穴》で十分である。
 現在でもある程度の仕事ができる性能ではあるものの、後発のカードより優先する理由はないだろう。

  • 20th ANNIVERSARY SETに再録されたVol.1に収録されているこのカードは、「『召還』の誤字は訂正されているが、反転召喚に対応していない」という、上記のどちらでもない仕様となっている。
  • 原作・アニメにおいて―
    「決闘者の王国編」の「城之内vsキース」戦において登場。
    但し、原作での《落とし穴》はVol.1(1999年2月4日発売)後の週刊少年ジャンプ1999年15号(1999年3月9日発売)に登場しており、名前が同じの別物。
    効果OCGとは異なり攻撃反応型である。
    原作漫画内のテキストは以下の通り。
    相手の攻撃モンスター1体破壊する
    その攻撃力の1/4が相手プレイヤーのライフから削られる
    城之内はこれで、勝利がみえたと慢心したキースの《メタル・デビルゾア》破壊し、その出鼻を挫いた。
    元ネタであろう『Magic: the Gathering』のカード「落とし穴」と同じく「飛行モンスター」には通用せず、後の「城之内vs梶木」戦でそれが露呈する。
    原作でのカードイラストでは、落とし穴の中にトゲがあるのが見られる。
    アニメ版では《串刺しの落とし穴》カード名が変更され、後年になって原作の効果に近い形でOCG化された。
  • アニメDMの「デュエルクエスト編」において、城之内がOCG版を使用。
    追ってくる群衆を落とし穴に落とす事で、コロシアムからの逃走を手助けした。
    《串刺しの落とし穴》で無かったのは、絵的に残酷な為かもしれない。

関連カード

―《落とし穴》に落ちている黄色いモンスターがイラストに描かれたカード

―《落とし穴》が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:《落とし穴》の発動チェーンして《収縮》対象モンスター攻撃力を1000未満にしました。
  対象モンスター破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。

Q:何故これは《奈落の落とし穴》と違い、対象をとる効果なのですか?
A:発動時に効果発動する1体を対象に選択するためです(枚数が1体と決められている)。
  《奈落の落とし穴》は、同時に特殊召喚された攻撃力1500以上のモンスターを全て破壊します(枚数が決められていない)。


Tag: 《落とし穴》 通常罠 落とし穴

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