《量子猫/Quantum Cat》 †
永続罠
(1):種族と属性を1つずつ宣言してこのカードを発動できる。
このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
EXTRA PACK 2015で登場した永続罠。
宣言した種族と属性を持つ罠モンスターとなる効果を持つ。
高めの守備力を持つが、単に壁目的であれば同じ罠モンスターの《メタル・リフレクト・スライム》の方が守備力が高い。
また、ステータスは異なるが全く同じ効果を持つ《鏡像のスワンプマン》も存在し、あちらはアタッカーにもなる。
エクシーズ素材やシンクロ素材としてのみ見るならば、《奈落の落とし穴》にかからない攻撃力のこちらの方が使いやすいか。
また、このカードならではの活用方法として、《タンホイザーゲート》や《ゼロゼロック》に対応する点がある。
こういったサポートの有無やアタッカーとするか生き残る確率を上げるかなどで、《鏡像のスワンプマン》と使い分けていくといいだろう。
- 「量子猫(Quantum Cat)」とは、量子力学の思考実験「シュレディンガーの猫」を指す。
放射性元素が放射線を放出すると青酸ガスが発生する装置を作り、それを猫と共に外から内部の観測ができない箱の中に入れると考える。
放射線が放出される可能性を50%とすると、量子力学的な解釈では、箱を開けて中を確認するまで猫は50%の確率で死んでおり50%の確率で生きているという、2つが重なった状態にあることになる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXの「十代vsツバインシュタイン」戦で、このカードとモチーフを同じくする永続魔法《シュレディンガーの悪戯猫》をツバインシュタインが使用している。
- 舞台をラッシュデュエルに移したアニメSEVENS・ゴーラッシュ!!にはこのカードとモチーフを同じくするキャラクター・猫山シュレディンガーが登場している。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《御前試合》の効果が適用されており、自分フィールドに風属性モンスターが存在しています。
風属性以外の属性を宣言してこのカードを発動できますか?
A:風属性以外の属性を宣言して発動する事はできません。(15/10/02)
Q:自身の効果によって、発動後にモンスターカード扱いとなっている《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》がモンスターゾーンに表側表示で存在する状況にて《スキルドレイン》が適用された場合、《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》の種族や属性はどうなりますか?
A:《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》は、そのカードの発動の際に宣言した種族・属性を持つ通常モンスターとして特殊召喚されます。
したがって、モンスターカード扱いとなった《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》に《スキルドレイン》が適用されたとしても、カードの発動の際に宣言された種族・属性は適用されたままとなります。(17/03/24)
Q:《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》を発動する際に、宣言する種族・属性として、幻神獣族や神属性を宣言する事はできますか?
A:できます。(17/03/24)
Q:自身の『(1):種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって発動後にモンスターカード扱いとなっている《量子猫》が戦闘や効果で破壊された場合に、《憑依解放》の『(3):このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動できる。そのモンスター1体の元々の属性と異なる属性を持つ守備力1500の魔法使い族モンスター1体を、デッキから表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する』効果を発動する事はできますか?
A:自身の効果で発動後にモンスターカード扱いとなっている《量子猫》が戦闘や効果で破壊された際に《憑依解放》の効果を発動する事はできません。
《量子猫》は元々の属性を持ちません。(17/03/24)
Q:《深淵の結界像》の『このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いに闇属性以外のモンスターを特殊召喚できない』効果適用中に、《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》を発動できますか?
A:質問の状況の場合でも、《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》を発動する事はできます。
《深淵の結界像》の効果によって、闇属性以外のモンスターは特殊召喚できない状態となりますので、《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》を発動する際に宣言する属性は闇属性でなければなりません。(17/03/24)
Q:自身の『(1):種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって、発動後モンスターカードとして扱われている《量子猫》が自分のモンスターゾーンに存在しています。
この状況で、相手が《闇の護封剣》を発動し、『(1):このカードの発動時の効果処理として、相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、そのモンスターを全て裏側守備表示にする』処理が適用されました。
この時、自分は墓地の《EM五虹の魔術師》の『(1):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた場合に発動できる。墓地のこのカードを自分のPゾーンに置く』モンスター効果を発動する事はできますか?
A:質問の状況の場合、モンスターカード扱いとなっている《量子猫》は《闇の護封剣》の『そのモンスターを全て裏側守備表示にする』処理が適用された事によって、魔法&罠ゾーンにセットされる事になりますので、自分は墓地の《EM五虹の魔術師》の『墓地のこのカードを自分のPゾーンに置く』モンスター効果を発動する事ができます。(17/07/07)
Q:『(1):種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によってサイバース族モンスターとして特殊召喚された《量子猫》と《ガベージコレクター》が自分のモンスターゾーンに表側表示で存在しています。
この状況で、《ガベージコレクター》の『(1):このカード以外の自分フィールドのサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻し、手札に戻ったモンスターと同じレベルでカード名が異なるサイバース族モンスター1体をデッキから特殊召喚する』モンスター効果を発動する事はできますか?
A:《量子猫》は自身の効果が適用された場合、フィールドではモンスターカードとしても扱われますが、手札に戻った際には罠カードとしてしか扱われず、『手札に戻ったモンスターと同じレベルでカード名が異なるサイバース族モンスター1体をデッキから特殊召喚する』処理を適用する事ができません。
したがって、サイバース族として扱われている《量子猫》を対象として、《ガベージコレクター》のモンスター効果を発動する事はできません。(17/12/15)
Q:自身の『(1):種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって、風属性・獣族として扱われている《量子猫》が相手の《強制脱出装置》の効果によって、自分の手札に戻りました。
この時、自分は《霞の谷の神風》の『自分フィールド上に表側表示で存在する風属性モンスターが手札に戻った場合、自分のデッキからレベル4以下の風属性モンスター1体を特殊召喚する事ができる』効果を発動する事はできますか?
A:質問の状況の場合、風属性モンスターとして扱われている状態の《量子猫》が手札に戻っていますので、《霞の谷の神風》の効果を発動する事ができます。(19/10/14)
Q:自身の効果によりモンスターとして特殊召喚された《アポピスの化神》(爬虫類族)や、爬虫類族を宣言して発動し特殊召喚された《量子猫》が墓地へ送られた場合、《毒蛇の怨念》の『(2):自分フィールドの表側表示の爬虫類族モンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル4以下の爬虫類族モンスター1体を特殊召喚する』の効果を発動できますか?
A:《アポピスの化神》や《量子猫》が戦闘で破壊された場合には、《毒蛇の怨念》の(2)の効果を発動できます。(モンスターゾーンで爬虫類族であるモンスターが戦闘で破壊されたのであれば、『戦闘で破壊された場合』をきっかけとして発動できます。)
《アポピスの化神》や《量子猫》が戦闘で破壊される以外の方法で墓地へ送られた場合には、《毒蛇の怨念》の(2)の効果を発動できません。(『墓地へ送られた場合』をきっかけとして発動するためには、モンスターゾーンでも墓地でも爬虫類族である必要があります。上記の《アポピスの化神》や《量子猫》はモンスターゾーンでは爬虫類族モンスターとして扱われていますが、墓地ではモンスターとして扱われず、種族も持ちません。)(22/12/30)
Q:自身の『(1):種族と属性を1つずつ宣言してこのカードを発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって通常モンスター扱いとなっている《量子猫》を対象として、《彼岸の悪鬼 ファーファレル》の『(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをエンドフェイズまで除外する』効果を発動できますか?
A:発動できます。
その場合、除外された《量子猫》はエンドフェイズにモンスターゾーンに戻りますが、フィールドに戻った《量子猫》はモンスターとしては扱われませんので、ただちに墓地へ送られます。(23/10/08)
Q:自分の魔法&罠ゾーンにセットされている《量子猫》を対象として相手が《サンダー・ブレイク》を発動しました。
その発動にチェーンして、その《量子猫》を発動した場合、どうなりますか?
A:先に《量子猫》の『(1):種族と属性を1つずつ宣言してこのカードを発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』処理を行います。
その後、《サンダー・ブレイク》の効果の処理によってモンスターゾーンの《量子猫》が破壊されることになります。(特殊召喚後も罠カードとして扱いますので、特殊召喚されたことによって対象から外れることはありません。)(24/05/06)
Tag: 《量子猫》 罠 永続罠 罠モンスター(通常) 星4 攻0 守2200