アンティーク・ギア/Ancient Gear †
SHADOW OF INFINITYでカテゴリ化された「アンティーク・ギア」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て機械族で統一されており、闇属性の《古代の機械混沌巨人》を除き地属性である。
- 「アンティーク(Antique)」とは、フランス語で骨董品を意味する。
語源はラテン語で「古い」を意味する「Antiquus(アンティクウス)」。
故障品やがらくたを意味する「ジャンク」や「スクラップ」と違い、基本的には希少価値のある美術品・工芸品・手工芸品を指す言葉として使われる。
英語名は「Ancient Gear」と、日本語名の文字とルビを折衷した形になっている。
- モチーフとなったのはオーパーツの一種で、 ギリシャのアンティキティラ島近海で発見された青銅製の歯車式機械だろう。
天体運行を計算するために作られた古代ギリシアの歯車式機械だといわれており、紀元前2世紀に作成されたにもかかわらず恐るべき精巧さで知られる。
オーパーツはその性質上、偽物が非常に多いことでも知られるが、この歯車式機械は本物と認定されている数少ないオーパーツの1つである。
- アニメZEXALにおいてもモチーフを同じくする通常罠《アンティキティラ・ギア》が登場している。
- アニメではサポートの指定は「古代の機械」だった。
後のARC-Vに登場した関連カードは片仮名の「アンティーク・ギア」表記指定のカードも登場している。
- 初登場時では、観客の生徒やカイザー亮から「暗黒の中世デッキ」との異名で呼ばれていた。
このデッキ名は、TAG FORCEシリーズなどのゲーム作品でも使用されている。
- アニメGX内では、他にも「翔vs神楽坂」戦で神楽坂が《古代の機械巨人》を使用しているため、どうやら一般普及しているカテゴリのようである。
- アニメ5D'sにおいて、デュエルアカデミアの教頭であるルドルフ・ハイトマンが《古代の機械像》などを使用している。
- アニメARC-Vでは、融合次元のアカデミアのデュエリスト達がこのカテゴリのモンスターを使用している。
オベリスク・フォースやロジェの様にこのカテゴリのみを使用する者もいれば、デニスの様に他のカテゴリとの混合デッキや、ユーリの様に別のデッキと使い分ける者もいるなど使用方法は多岐に渡る。
- アニメARC-Vに登場した、OCG化されていない以下のオリジナルカードが存在する。
- 融合モンスター:《古代の機械双頭猟犬》・《古代の機械参頭猟犬》・《古代の機械究極猟犬》
- 通常魔法:《古代の機械点検》・《古代の機械混沌融合》・《古代の機械廃棄融合》・《古代の機械双造》
- 装備魔法:《古代の機械魔盾》・《古代の機械仮面》
- 通常罠:《古代の機械再生融合》・《未完の古代の機械》
- 永続罠:《古代の機械増幅器》・《古代の機械閃光弾》
関連リンク †
―「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター
※は「アンティーク・ギア」に関する効果を持つモンスター
―「アンティーク・ギア」と名のついた魔法・罠カード
※は「アンティーク・ギア」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「アンティーク・ギア」に関する効果を持つカード
―その他のリンク