主流デッキ †
選考会などの上位の公式大会において、使用率が高いデッキを指す言葉。
平たく言えば「今一番大会プレイヤーの間で人気があるデッキ」のこと。
類義語にスタンダードデッキ、トーナメントクラス、対義語に地雷デッキがある。
当然のことながら、環境と時期によってその種類と傾向は移り変わっていく（→デッキ・カードプールの変遷）。
使用者各人のプレイングに左右される部分もあるが、環境の他のデッキと比べて安定性と爆発力が高いものが主流デッキになりやすい。
使用率の高さから必然的にメタデッキも登場しやすく、今度は主流デッキ側がメタにかからないパターンを研究していく事になる。
この繰り返しの末に、大抵の主流デッキは後発の有力デッキに地力で劣ったり、もしくは環境の変化についていけなくなる等して、第一線を退く。
しかし、それにも屈しないポテンシャルを持つデッキも時折登場し、こうなるとそのデッキばかりに注目が集まり、環境のマンネリ、ないし一極化が起こる。
こうした事態を防ぐため、制限改訂により公式的なパワーダウンが行われている。
一例を挙げれば【エクゾディア】のエクゾディアパーツ・《クリッター》・《黒き森のウィッチ》、【カオス】の各種カオス、【サイエンカタパ】における《魔導サイエンティスト》等が該当する。
昨今の主流デッキとして扱われるデッキは特定のキーカードに依存する場合が多く、それが禁止・制限カードに指定され、大きくパワーダウンするケースが増えている。
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