《No.26 次元孔路オクトバイパス/Number 26: Spaceway Octobypass》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/光属性/サイキック族/攻 800/守2400
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のバトルフェイズ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このバトルフェイズ中、モンスター1体でしか攻撃できず、そのモンスターの攻撃は直接攻撃になる。
(2):モンスターが直接攻撃で戦闘ダメージを与えたダメージステップ終了時に発動する。
その攻撃したモンスターのコントロールをターンプレイヤーから見て相手に移す。
COLLECTION PACK−革命の決闘者編−で登場した光属性・サイキック族のエクシーズモンスター。
バトルフェイズ中の攻撃を1体の直接攻撃のみにする誘発効果、直接攻撃で戦闘ダメージを与えたモンスターのコントロールを変更する誘発効果を持つ。
(1)は攻撃可能なモンスターを1体のみに制限し、直接攻撃にする効果。
直接攻撃可能とするモンスターを選択する効果ではないため、対象にとれないモンスターにも有効となる。
自分のターンに使う場合、攻撃力の高いモンスターや強化した《軍隊ピラニア》を併用して1ターンキルを狙う運用が可能。
ただし、攻撃終了のたびに(2)が発動しコントロールが移る関係上、攻撃を複数回行うカードとの相性は悪い。
相手のターンに使う場合、複数体の攻撃を防げるだけでなく、モンスターへの攻撃を封じるため、実質的に自分のモンスターすべてが戦闘破壊されなくなるに等しい。
しかし、相手のバトルフェイズ開始時に発動する必要がある以上、相手としても先にこのカードを除去したり、直接攻撃になることを見越して攻撃力を上げるといった対策を取られる可能性はある。
(2)は直接攻撃したモンスターのコントロールを移す効果。
(1)の効果以外にも他の手段で直接攻撃を行ったものも含めあらゆる直接攻撃がこの影響を受ける。
《アストラルバリア》と《アマゾネスの弩弓隊》などの攻撃強制効果を組み合わせればモンスターを根こそぎコントロール奪取できる。
また、限定的ではあるが地縛神やエレキのように直接攻撃を持つものの運用を制限できる。
相手フィールドにモンスターが存在しない場合に複数のモンスターで直接攻撃する場合、このモンスターが存在する限り、直接攻撃を行ったモンスターはコントロールが変わってしまい、ダメージが減ってしまう。
攻撃力の高いモンスターで直接攻撃しても勝利できなかった場合、相手フィールドに移動してしまう。
次のターンでのダメージは避けられないため、自壊するものや、メインフェイズ2で処理できるものを併用しておきたい。
直接攻撃した後に送りつけのコンボに利用する手もある。
特に《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》はその筆頭で、3000の攻撃力で直接攻撃しつつ相手に渡して特殊召喚を封じ、あわよくばバーンも狙える。
《反目の従者》を装備させた高攻撃力モンスターや《アメーバ》を送りつけダメージを与えるコンボも可能。
消費は大きくなるが、《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》のような特定のモンスターを相手に使わせる必要があるもののサポートとしても活用できる。
エクストラデッキから呼べ、条件等もないため、送りつけコンボとしては非常に扱いやすい部類と言える。
《アークロード・パラディオン》とは相性がよく、あちらの(1)、(2)の効果はともにこちらの効果と噛み合っている。
また、コントロールが変更された後は相手のメインモンスターゾーンに移動するため、相手は《アークロード・パラディオン》の(1)や(3)の効果は活かしづらくなる。
そのかわり、高リンクのリンクモンスターを出されやすくなるため、それを含めた対策が必要だろう。
- イラストでは、頭部の右側に自身のナンバーである「26」が描かれている。
- カード名の由来は「オクトパス」+「バイパス」だと思われる。
「孔路」は内視鏡などの分野において使われる言葉であり、書いて字のごとく穴の道という意味である。
(1)の効果で1体しか攻撃できないのは、孔路の狭さをイメージしているのだろう。
- 「バイパス」とは、迂回すること、あるいは迂回のための経路を指す言葉である。
モンスターという壁に対して、相手へ直接攻撃するための迂回路を作りだすということなのだろう。
- 姿はタコ(オクトパス)に似ており、脚に囲まれた部分が異次元への孔路になっていると思われる。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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