《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン/Number 95: Galaxy-Eyes Dark Matter Dragon》 †
エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守 0
レベル9モンスター×3
このカードは自分フィールドの「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
(1):このカードがX召喚に成功した時、デッキからドラゴン族モンスター3体を墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
相手は自身のデッキからモンスター3体を除外する。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
PREMIUM PACK 17で登場した闇属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
エクシーズ召喚に成功した時相手のデッキのモンスター3体を除外する誘発効果、自身を2回攻撃できるようにする起動効果を持つ。
通常のエクシーズ召喚は難しいため、基本的にはレベル8モンスター2体で出せるギャラクシーアイズエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚を狙うことになる。
ランク7の《真紅眼の鋼炎竜》などに《RUM−アストラル・フォース》を使用して特殊召喚を狙う手もある。
なお、このカード自身はエクシーズ召喚の素材にできないため、《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を自身に重ねてエクシーズ召喚することはできない。
(1)の効果はデッキ破壊効果。
除外する枚数は3枚と少なく、相手が自由に選べるため、不要なモンスターを除外するデッキ圧縮にしかならない場合が多い。
モンスターカードの比率が低いデッキに対して複数回発動すればデッキ破壊によって相手をモンスター不足に追い込む戦術が取れるが、確実ではない。
一応、【E・HEROビート】のようなサーチやリクルートに長け、モンスターの数が少ないデッキには特に刺さる。
【エクゾディア】にとっては天敵とでも言うべき効果であり、一枚でも封印されしカードが除外されただけで勝ち目がなくなることも起こり得る。
【不知火】のような除外により効果が発動するモンスターを投入したデッキが相手では逆にアドバンテージを稼がれてしまうことも起こり得るため、そのようなデッキに対しては発動ターンに止めをさせる状況でない限りは発動を避けた方がいい場面もある。
基本的にはドラゴン族3種類を墓地へ送る墓地肥やしとして見た方が良い。
【ドラゴン族】では墓地へ送りたいカードが多数存在し、《伝説の白石》でアドバンテージを稼いだり、《エクリプス・ワイバーン》でサーチの準備を行うなど活用法は多い。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》は特に相性が良く、このカードを除外して特殊召喚でき、ギャラクシーアイズエクシーズモンスターを蘇生することで2体目のこのカードを呼び出せる。
一方、【ギャラクシー】では、ドラゴン族は《銀河眼の光子竜》と《銀河眼の雲篭》程度しか採用しない場合も多く、この効果を使用する場面はあまりない。
一応、《限界竜シュヴァルツシルト》等の闇属性・ドラゴン族を採用した場合には《混沌帝龍 −終焉の使者−》の召喚条件を即座に作ることができる。
《混沌帝龍 −終焉の使者−》は《ドラゴン・目覚めの旋律》で《銀河眼の光子竜》と共にサーチできるため、デッキとの相性自体も悪くない。
また、【巨神竜】との混合構築ならば墓地肥やしの能力を最大限活かせる。
(2)の効果は対モンスター限定の2回攻撃効果。
攻撃力4000の2回攻撃であるため、除去されない限り大ダメージを見込みやすい。
《墓地墓地の恨み》や《ゼロ・フォース》等と併用して攻撃力0のモンスター2体を狙えば合計8000ダメージで1ターンキルが可能となる。
《オーバーレイ・ブースター》や《ストイック・チャレンジ》等で強化すれば、相手モンスターの攻撃力が高くとも強引に1ターンキル圏内まで持っていける。
また《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を経由していれば、相手の表側表示のカードを破壊した後にモンスター2体を戦闘破壊できるので3枚ものアドバンテージを得られる。
ただしモンスターにしか2回攻撃できない都合上、表側表示モンスターが2体以下の場合にはモンスターを除去すると戦闘ダメージが減ってしまう場合もある。
モンスター効果の発動時に取り除いたエクシーズ素材のギャラクシーアイズエクシーズモンスターを《銀河零式》などで蘇生すれば、2枚目のこのカードをエクシーズ召喚できる。
攻撃力4000の2回攻撃可能なモンスターが2体揃うので、相手フィールドの状況次第では1ターンキルも難しくないだろう。
この際に《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を経由すれば、1ターンで5〜6枚ものカードを破壊することもでき、大幅なアドバンテージの獲得となる。
総じて、エクストラデッキを大きく圧迫する点と初動を潰されると動けなくなる脆さはあるものの、2つの効果と高い攻撃力による高い爆発力を持つ大型モンスターであると言える。
ギャラクシーアイズのサポートが多い【ギャラクシー】はもちろん、ランク8を狙えるデッキではこのカードを採用する価値は十分にある。
自身の召喚条件と《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》の存在により、《ギャラクシー・ウェーブ》との相性は良い。
ギャラクシーアイズエクシーズモンスター⇒《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》⇒このカードと繋げれば1500ダメージを相手に与えられる。
墓地からギャラクシーアイズエクシーズモンスターを蘇生してもう一度同じことをやれば更に追加ダメージが入るので、このカードの2回攻撃によって仕留められる範囲が広がることになる。
- 「ダークマター(暗黒物質)」とは、宇宙に理論上は存在するとされながら実際には観測されていない物質のことである。
この正体を未知の素粒子であるとする説もあり、フォトンやタキオンといった素粒子を名前に持つこれまでのギャラクシーアイズの流れを継いでいる。
- イラストでは、胸部に自身のナンバーである「95」が描かれている。
- エクシーズ召喚時の口上は「銀河に漲る力… その全身全霊が尽きるとき 王者の魂が世界を呪う! 現れろNo.95!! ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン!!!」。
- 元々は「e・ラー」が八雲に渡した8枚の白紙のNo.の1枚である。
八雲からカイトの手に白紙の状態で渡り、上記のデュエル中に開眼して使用されている。
- 通常のNo.には耐性のあるカイトだが、このカードを使用した際には何者かの意志によって操られた状態になった。
後に、このカードに取りついていた存在が「e・ラー」であることが明らかになっている。
- アストラルがこのカードから得た記憶は、「アストラルが人間世界に来た本当の理由」だった。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:(1)の効果処理時に相手のデッキのモンスターが3体未満だった場合、そのモンスターを除外する処理は行われますか?
A:いいえ、行われず1体も除外されません。(14/12/20)
Q:(2)の効果処理時にこのカードが裏側表示になり、その後同じターンにこのカードが表側攻撃表示になった場合でも、モンスターに2回攻撃できますか?
A:はい、できます。(14/12/20)
Q:相手フィールドに存在するモンスターが1体以下の場合でも(2)の効果を発動できますか?
A:はい、できます。(14/12/24)
Q:相手フィールドにモンスターが存在しない時に(2)の効果を発動した場合は、このカードは相手に直接攻撃できますか?
A:はい、できます。(14/12/24)
Q:(2)の効果を発動して直接攻撃を行った際に、相手は《ゴーストリック・ランタン》の効果を発動しこのカードの直接攻撃を無効にしました。
この場合、このカードは《ゴーストリック・ランタン》に2回目の攻撃を行えますか?
A:既に相手プレイヤーに直接攻撃を行っているため、《ゴーストリック・ランタン》に攻撃することはできません。(14/12/24)
Q:《カオスハンター》が自分フィールドに存在する場合、このカードの効果で相手のデッキのカードを除外できますか?
《カオスハンター》が相手フィールドに存在する場合はどうでしょうか?
A:《カオスハンター》が自分フィールドに存在する場合は、除外する効果を自分が発動する扱いとなるため、(1)の効果を発動できます。
相手フィールドに存在する場合は発動できません。(15/01/31)
Q:(2)の効果は、同一のターンに複数回発動する事はできますか?
A:一度でも効果が適用されている場合、それ以降発動する事はできません。
なお《スキルドレイン》や《禁じられた聖杯》により効果が無効になった場合、(2)の効果が適用されない限り複数回発動できます。(15/08/14)
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