《アルカナフォースIII−THE EMPRESS/Arcana Force III - The Empress》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1300/守1300
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:相手がモンスターの通常召喚に成功する度に
手札から「アルカナフォース」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
●裏:相手がモンスターの通常召喚に成功する度に自分は手札のカード1枚を墓地へ送る。
LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した光属性・天使族の下級モンスター。
コイントスを行い、表ならば「相手が通常召喚した時に手札のアルカナフォース1体を特殊召喚できる誘発効果」を、裏ならば「相手が通常召喚した時に自分の手札1枚を墓地へ送る誘発効果」を得る誘発効果を持つ。
表の効果は相手が通常召喚する毎に手札からアルカナフォースを特殊召喚できる効果。
《アルカナフォースXXI−THE WORLD》を中心に、最上級アルカナフォースの特殊召喚を狙いたい。
それ以外では《アルカナフォースXV−THE DEVIL》も、既に《光の結界》が存在するために手札で腐っているものを特殊召喚でき、効果が攻撃への牽制にもなるので相性は良い。
発動条件が相手依存だが、「通常召喚」なのでモンスターのセットにも対応するため、発動機会が訪れないことは少ないだろう。
ただ、やはり発動タイミングを相手に制御されてしまうのは痛く、相手ターンでの展開初動タイミングでの特殊召喚となることも含めて、以降の相手の展開で対処されてしまいやすい。
最上級モンスターの展開補助なら、《神の居城−ヴァルハラ》などの即効性の高い手段を使った方が良い場面も多いだろう。
一方で、裏の効果は相手が通常召喚する毎に自分の手札を手札破壊するデメリット効果。
「手札を捨てる」ではなく「墓地へ送る」なので、暗黒界と組み合わせることはできない。
下級アルカナフォースでは《アルカナフォースVII−THE CHARIOT》に並ぶ重いデメリットなので、こちらが選ばれてしまった場合にはリンク素材等にしてそのターン中にフィールドから離したい。
裏の効果のデメリットの大きさを逆利用し、《アルカナフォースV−THE HIEROPHANT》で送りつける候補としては優先しやすい。
仮に表の効果が出てもミラーマッチでもない限りは使用される機会はない。
ただ、《アルカナフォースV−THE HIEROPHANT》に召喚権を利用しているとそのターン中のハンデスは難しいので、あちらを何らかの手段で特殊召喚した場合の選択肢となるか。
ハンデス後は《アルカナフォースEX−THE CHAOS RULER》の特殊召喚に利用してしまえば相手に素材利用されることもなくなる。
召喚であれば《エンペラー・オーダー》を使えば効果を無効にして1枚ドローに変換できる。
《エンペラー・オーダー》は他のアルカナフォースのコイントス効果にも使えるので、併用しやすい。
- 「THE EMPRESS(女帝)」はタロットにおける大アルカナの3番目のカード。
正位置は「繁栄」「豊穣」「母権」「家庭の形成」を表し、逆位置は「挫折」「軽率」「虚栄心」「怠惰」を表す。
- 斎王が使用した永続罠《ザ・マテリアル・ロード》のイラストに描かれており、海に浮いている。
関連カード †
―《アルカナフォースIII−THE EMPRESS》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:表の効果・裏の効果の効果種別はなんですか?
A:両方とも誘発効果です。
Q:相手が通常召喚に成功し、表の効果または裏の効果の発動したときにチェーンして《逆転する運命》を発動した場合どうなりますか?
A:《逆転する運命》で得た効果は適用されません。
発動時に得ていた効果が裏であれば裏の効果で処理します。(10/07/29)
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