《カップ・オブ・エース/Cup of Ace》 †
通常魔法
(1):コイントスを1回行う。
表だった場合、自分はデッキから2枚ドローする。
裏だった場合、相手はデッキから2枚ドローする。
LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した通常魔法。
コイントスを1回行い、表なら自分が、裏なら相手が2枚ドローする効果を持つ。
このカードを単発で使用した場合、平均的にアドバンテージは−1になる。
(表と裏でそれぞれのアドバンテージが表なら+1、裏なら−3で、この期待値を計算すると−1になる)
《セカンド・チャンス》1枚と併用した場合は、平均的にアドバンテージは0になるので、《セカンド・チャンス》と組み合わせるのが基本となる。
(表(1/2)、裏表(1/4)、裏裏(1/4)がそれぞれ+1、+1、−3で、この期待値を計算すると0になる)
表が出れば禁止カードの《強欲な壺》と同じ効果であり、運に自信があるのなら単独で使うのも手だろう。
《王立魔法図書館》と《魔法都市エンディミオン》を併用するタイプの1ターンキルデッキでは、コイントスに成功すればドロー、失敗しても魔力カウンターが乗る。
相手がドローを活用する前にデュエルが終了するため、デメリットもほとんどない。
デッキ破壊を狙うタイプのデッキでもデメリットが薄くなり、1ターンキルのデッキ破壊ならどちらが出てもメリットとなるが、相手のデッキが1枚以下の場合は発動できないので注意が必要である。
その他、《便乗》や《王の舞台》のトリガーにしたり、いっそデメリットを利用して《大暴落》を狙う事も可能。
変わったところでは、デュエルの勝敗を重視しないネタデッキ同士の対戦に使用されることがある。
確実にお互いどちらかがドローするので試合時間の短縮に繋がり、追加ルールなどを取り決めなくてよい点、ランダムなコイントスなので不公平感が生じにくい点が扱いやすい。
- 「カップ(聖杯)」はタロットにおける小アルカナのカードの一種。
主に何かしらの事象(特に人間関係)に対しての喜びを表す。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXの「十代vs斎王」(1戦目)で斎王が使用。
表が出た時の効果を得て、デッキからカードを2枚ドローした。
- アニメでのイラストは背景の雲と水面の輪を中心に、細部が異なっている。
- また、後に同作品に実装された斎王の専用台詞も設けられている。
表(正位置)の効果は勿論のこと、意外なことに裏(逆位置)の効果が適用された場合にも「私からの贈り物だよ…カードを2枚ドローするがよい」という台詞が用意されている。
関連カード †
―《カップ・オブ・エース》が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で発動した場合どうなりますか?
A:コイントスを行い、その結果によってドローします。(08/08/20)
Q:このカードの発動に対して《精霊の鏡》をチェーンすることはできますか?
A:いいえ、できません。(09/01/03)
Q:相手のデッキのカードの枚数が2枚未満の場合に発動できますか?
A:いいえ、お互いのデッキの枚数が2枚以上でないと発動できません。(11/02/24)
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