《ネムレリア・ルーヴ/Nemleria Louve》 †
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキから「ネムレリア」モンスターか獣族・レベル10モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻る。
(2):墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、自分の除外状態の裏側のカードの数×100ダウンする。
DUELIST NEXUSで登場した通常罠。
ネムレリアまたはレベル10獣族を手札・デッキから守備表示で特殊召喚する効果、自身を墓地コストに相手モンスター1体を除外された自分の裏側のカードの数×100弱体化する効果を持つ。
(1)はネムレリアまたはレベル10獣族の特殊召喚。
守備表示指定且つエンドフェイズにバウンスされる制約があるため活用法はやや限られるが、フリーチェーンでリクルートできるのは有用性が高い。
ネムレリアを対象を取る効果から守れる《ネムレリアの夢守り−クエット》や、特殊召喚時に相手モンスターを裏側守備表示にできる《夢現の寝姫−ネムレリア・レアリゼ》等は相手ターンに出す価値も高い。
ネムレリアモンスターは概ね手札から特殊召喚する効果を備えているので、バウンスに関しても然程のデメリットにはなりにくい。
(2)は相手モンスターの単体弱体化。
除外状態の裏側表示の数に比例するのでデュエルの進行状況に左右されはするが、【ネムレリア】は積極的に裏側除外を行うデッキなので枚数は稼ぎやすい。
《強欲で貪欲な壺》等は除外枚数を大きく稼ぎつつ、このカード(またはこちらをデッキからセットできる《ネムレリアの夢喰い−レヴェイユ》)を引き込める確率も上げてくれるので相性は良い。
《ネムレリアの寝姫楼》と同様に、(1)を目当てに【光のピラミッド】でも採用を検討できる。
【獣族】でも《百戦王 ベヒーモス》をリクルートすれば壁を用意しながら獣族モンスターのサルベージが可能で、そのまま手札に戻った《百戦王 ベヒーモス》もアドバンス召喚から正規の運用が可能。
むしろ、タイムラグこそあるものの獣族をサルベージしながら《百戦王 ベヒーモス》をサーチできる、という見方もできるだろう。
なお、《魔妖仙獣 大刃禍是》と《魔妖仙獣 独眼群主》はペンデュラム召喚以外で特殊召喚できないので、【妖仙獣】での採用は難しいだろう。
その他個別のカードでは《地縛神 Cusillu》ともシナジーがあり、フィールド魔法が必要だが、攻撃対象にならないので相手の攻撃を1ターン防ぐ壁となる。
- 「ルーヴ」はおそらくフランス語で「夢」を意味する「reve(正しい表記は1つ目のeの上にアキュート・アクセント)」だろう。
- 英語名の「Louve」はフランス語で「雌のオオカミ」を意味する。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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