《マシンナーズ・メタルクランチ/Machina Metalcruncher》

効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻2800/守   0
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は1800になる。
(3):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから機械族・地属性モンスター3体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を自分の手札に加え、残りのモンスターはデッキに戻す。

 Vジャンプ(2020年4月号) 付属カードで登場した地属性機械族最上級モンスター
 自分フィールド表側表示カードが存在しない場合に妥協召喚できる分類されない効果妥協召喚した場合に元々の攻撃力が1800になる分類されない効果召喚・特殊召喚に成功した場合に地属性機械族モンスターを合計3枚の中からランダムサーチする誘発効果を持つ。

 (1)は自分フィールド表側表示カードが存在しない場合に妥協召喚できる効果
 妥協召喚した場合は(2)の効果により元々の攻撃力が低下するが、下級アタッカークラスの攻撃力は持つ。
 「自分フィールド表側表示カードが存在しない場合」という条件は妥協召喚の条件としては珍しい。
 裏側表示モンスターが存在しても行える反面、永続魔法永続罠フィールド魔法など表側表示魔法・罠カードが存在する場合にも妥協召喚できない。

 (3)は地属性機械族モンスターサーチ効果
 《パワー・ツール・ドラゴン》同様同名カードを複数選べるため同名カード3枚選ぶことで確定サーチを行える。
 デッキ地属性機械族が3枚必要だが、このカード同名カードでもよいため終盤まで腐りにくいと言える。
 自身も属するマシンナーズモンスターも殆どサーチできるが妥協召喚できる条件も限られ、自己特殊召喚能力も持たないため、その用途としては《マシンナーズ・ギアフレーム》に一歩劣る。
 《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》なら手札から特殊召喚できるため、サーチすることでランク9を狙える。

 【マシンナーズ】モンスターの戦線維持に長けるデッキであり、相性の良い魔法・罠カードには永続カードも多いので初手以外では妥協召喚の条件を満たしにくい。
 採用する場合は《機甲部隊の再編制》サーチできる事を活かし、なるべく初手に握って使用を狙いたい。
 それが適わなかった場合は《マシンナーズ・フォートレス》特殊召喚の為のコストとして墓地へ送り蘇生から(3)の発動を狙うのが効率的だろう。
 《トランスターン》と合わせて採用し、特殊召喚が容易なレベルマシンナーズからこのカードへ繋いだり、妥協召喚したこのカードから《マシンナーズ・カーネル》へ繋ぐことも考えられる。

 【クリフォート】においては起点となる《クリフォート・ツール》サーチすることができ、《スキルドレイン》適用下では打点2800のアタッカーとしても運用できるため相性が良い。

 【超重武者】では《超重武者バイ−Q》サーチして《超重神童ワカ−U4》へと繋げることにより、このカード1枚から展開していくことが可能。
 本来の【超重武者】の展開に比べて《原始生命態ニビル》を対策できず、他諸々の手札誘発に対しても弱い起点となるが、初動となるカードが増えるおかげで手札事故のリスクは軽減できる。

 また、妥協召喚できるレベル9なので【レベル9】でも採用が考えられるが、類似条件でリリースなしで召喚できるレベル9・機械族《アークジェット・ライトクラフター》も存在する。
 1ターン目はどちらも召喚できるが、条件は微妙に異なり、裏側守備表示での召喚特殊召喚を行うデッキ以外ならあちらの方が召喚しやすいだろう。
 ただあちらの蘇生効果は初動で使いにくいのに対して、こちらのサーチ効果は初動でも安定して発動できるため初動としてはこちらの方が優れる。
 またあちらはエクストラデッキからの特殊召喚制限も持つため、その制限が苦にならない【機械族】以外ならこちらの方が扱いやすいだろう。

  • カード名の「メタル(metal)」は「金属」、「クランチ(crunch)」は「砕く・粉砕する」という意味の英語である。
    ただ、そのカード名の割に機械族破壊する効果を持っていない。

関連カード

―(3)の効果関連

収録パック等


Tag: 《マシンナーズ・メタルクランチ》 効果モンスター モンスター 星9 地属性 機械族 攻2800 守0 マシンナーズ

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