《ライフハック》

速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで相手のLPの数値と同じになり、
このターン相手が受ける全てのダメージは半分になる。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで自分のLPの数値と同じになり、
このターン相手が受ける全てのダメージは半分になる。

 PROMOTION PACK 2024で登場した速攻魔法
 対象モンスター攻撃力相手ライフの数値と同じにし相手が受けるダメージを半減する効果、自身を墓地コスト対象モンスター攻撃力自分ライフの数値と同じにし相手が受けるダメージを半減する効果を持つ。

 (1)(2)共に、対象モンスター攻撃力ターン終了時まで片方のプレイヤーライフポイントの数値と同じにする。
 (1)が相手、(2)が自分ライフポイントを参照する。
 いずれも発動後は相手が受けるダメージが全て半減する制約が課されるため、発動ターンに勝利する為には多大なダメージが必要となる。

 基本的には、参照するライフポイントが少ない場合は相手モンスターを、多い場合は自分モンスター対象とするのが良いだろう。
 場合によっては、下級モンスターでも簡単に8000近くもの超攻撃力を与える事ができるため、単純な戦闘補助としては屈指の性能にもなり得る。
 特に自分ライフポイント相手ライフポイントに比べて操作しやすいため、(2)で与えられる攻撃力の引き上げは狙いやすい。
 自分ライフポイント相手ライフポイントの倍以上であれば直接攻撃で勝利でき、そうでなくても他にモンスターがいれば制約下でも十分勝ちは望める。

 (1)の後で、2回攻撃や現在の攻撃力を2倍にする《リミッター解除》《No.60 刻不知のデュガレス》等を適用して直接攻撃を行えば1ターンキルが成立する。
 《LL−アセンブリー・ナイチンゲール》は単独で直接攻撃連続攻撃が可能なため相性が良い。
 《脆刃の剣》《アマゾネスの剣士》等のコンボで実質2倍の戦闘ダメージを押し付けることもできる。

 相手が受けるダメージが全て半減する効果は重複しないため、(1)と(2)を同じターンに使っても4分の1ではなく半分になるだけで済ませられる。
 自分ライフポイント相手以上であれば、モンスター2体を(1)と(2)で強化直接攻撃することで1ターンキルが成立する。

 上記のように全ダメージ半減を踏まえても極めて高い攻撃力を容易に得られるのは魅力で、1ターンキルも視野に入れやすいカードではあるが、サーチが効かない速攻魔法というのが難点。
 このため汎用カードとして利用しつつ、狙える時に1ターンキルを狙うというのが現実的になるが、カテゴリデッキ直接攻撃できるモンスターが採用されることは少ない。
 【エレキ】のような直接攻撃テーマのカテゴリや、【閃刀姫】【HERO】M・HERO利用型)・【妖仙獣】【宝玉獣】など比較的展開力が高くダイレクトアタッカーも擁するものが相性が良いだろう。

  • 「ライフハック(Lifehack)」とは、元々は仕事の生産性を上げる取り組みのことだが、近年では日常生活を便利にする小技、いわゆる生活の知恵を指して使われることが多い。
    ただし、このカードの場合は「ライフポイント」を「ハックする」の意味で使われている。
    イラスト《サイバース・ホワイトハット》が選ばれているのもこのためだろう。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《ライフハック》 魔法 速攻魔法

広告