《ラス・オブ・ネオス/Wrath of Neos》 †
通常魔法
(1):自分のモンスターゾーンの「E・HERO ネオス」1体を対象として発動できる。
その「E・HERO ネオス」を持ち主のデッキに戻し、フィールドのカードを全て破壊する。
DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−で登場した通常魔法。
効果処理時に《E・HERO ネオス》をデッキに戻す事で、フィールドのカードを全て破壊する効果を持つ。
《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》を特殊召喚すればこのカードのサーチと《E・HERO ネオス》のリクルートが行え、そのまま発動できる。
あちら自身の効果や《EN−エンゲージ・ネオスペース》を使えば特殊召喚は容易であり、実質1枚で使用可能。
《E・HERO プリズマー》で《E・HERO ネオス》のカード名を得ることでも発動を補助できる。
あちらがE・HERO下級モンスターのためサーチ・リクルートも容易であり、カード名を得る際に墓地へ送った《E・HERO ネオス》を蘇生したり《ミラクル・コンタクト》に利用したりする動きにも繋げやすい。
《E・HERO アナザー・ネオス》に《スーペルヴィス》を装備すれば、蘇生と全体除去を一度に行える。
また、《ヒーロー・マスク》で《ナーガ》を《E・HERO ネオス》扱いにすると、全体除去しつつレベル3以下のモンスターを特殊召喚できる。
ネオスペーシアンが全てレベル3なので、《O−オーバーソウル》があればすぐにコンタクト融合でき、《お注射天使リリー》や《魂を削る死霊》で直接攻撃も可能。
とはいえいずれもカード3枚を要するコンボであるため、安定性は低い。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて、主人公の遊城十代が使用する《E・HERO ネオス》の必殺技。
直訳すると「ネオスの憤怒」。
「ラス(wrath)」は単なる「怒り」では収まらない「これ以上無いほどの激怒・憤怒」を表す非常に強い意味の単語である。
- この必殺技は《E・HERO ネオス》が渾身のチョップを放つものである。
《E・HERO ネオス》はかの「ウルトラマン」をモチーフとしたカードであり、ウルトラマンの必殺技として有名なのが腕を十字に組んで放つ「スペシウム光線」であるが、これにはチョップと深い関わりがある。
スペシウム光線は当初、脚本では単に光線を出すことしか書かれておらず、どのような動作で光線を撃てば見映えが良くなるか撮影現場で模索が行われた。
その流れの中で注目されたのが、ウルトラマンのスーツアクターを勤めた古谷敏氏が行った、当時多大な人気を博したプロレスラー・力道山の必殺技である空手チョップのモノマネであった。
その空手チョップをベースに、姿勢を安定させて光線のエフェクトを合成しやすいよう、腕を縦にもう片方の腕を横にして添えるなどのアレンジがなされたのがスペシウム光線のポーズである。
ウルトラマンをモチーフとしたキャラクターがチョップを必殺技とするのは、この経緯を元ネタにしたものであろう。
- Dチーム・ゼアルの「カイトvsフュージョン・マスク」戦において、フュージョン・マスクの最初の手札に存在しているのが確認できる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:《E・HERO ネオス》をデッキに戻すタイミングと、カードを破壊するタイミングは同時ですか?
A:効果処理時に《E・HERO ネオス》をデッキに戻し、その後にカードを破壊する効果が適用されます。(08/03/18)
Q:このカードの発動にチェーンして、選択した《E・HERO ネオス》を除去されたり裏側表示にされた場合、破壊効果は使用できますか?
A:この場合効果処理時の段階で《E・HERO ネオス》をデッキに戻せませんので、破壊効果は適用されません。(08/03/18)
Q:このカードの発動にチェーンして、相手が《エネミーコントローラー》を発動し、効果処理時に選択した《E・HERO ネオス》のコントロールが相手のフィールドに移った場合にこのカードの効果は適用されますか?
A:はい、その場合でもコントロールが移った《E・HERO ネオス》をデッキに戻して、破壊効果は適用されます。(08/03/31)
Q:《ヒーロー・マスク》の効果でカード名が《E・HERO ネオス》になっている融合モンスターやシンクロモンスターがこのカードの効果でメインデッキではなくエクストラデッキに戻った場合、破壊する効果は適用されますか?
A:されません。(10/08/06)
Q:フィールドに《絶対魔法禁止区域》があり、通常モンスターと《E・HERO ネオス》になっている効果モンスターがいる時に発動した場合、通常モンスターはフィールドに残りますか?
A:《絶対魔法禁止区域》存在する時に発動した場合、通常モンスターはフィールドに残ります。(10/06/18)
Q:装備魔法扱いの《E・HERO ネオス》を選択して、このカードを発動することができますか?
A:いいえ、発動できません。(13/07/15)
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