《暗黒魔族ギルファー・デーモン/Archfiend of Gilfer》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2200/守2500
(1):このカードが墓地へ送られた時、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードを攻撃力500ダウンの装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
週刊少年ジャンプ(2001年11号) 付属カードで登場した闇属性・悪魔族の上級モンスター。
自身が墓地へ送られた時に、装備モンスターを単体弱体化する装備カード扱いとなる任意発動の誘発効果を持つ。
発動条件は「墓地へ送られた時」と緩く、どの場所から墓地へ送られた時でも効果が発動する。
墓地へ送る手段としては、手札・フィールドよりも《終末の騎士》や《悪魔の嘆き》などでデッキから直接墓地へ送る方がディスアドバンテージは少なく、意図したタイミングで発動しやすい。
ただし、「時」の任意効果なのでコストで墓地へ送られた場合、《手札抹殺》などの墓地へ送られた後に他の処理が入る一連の効果を持つカードで墓地へ送られた場合、チェーン2以降で墓地へ送られた場合などはタイミングを逃すことになる。
装備カードとなると装備モンスターの攻撃力を500下げる。
装備カードとなった状態で墓地へ送られた時でも、再度モンスターに装備できるため、弱体化したモンスターを戦闘破壊すれば他のモンスターに再装備して弱体化効果を適用できる。
任意効果なので、相手フィールドにモンスターが存在しない場合に自分のモンスターを弱体化させない選択もできる。
ただし、装備モンスターをリリース・素材としてモンスターを召喚・特殊召喚されてしまうと、タイミングを逃すため再装備できない。
また、この使い方なら同様に再装備効果を持ち、攻撃力の下げ幅が大きい《災いの装備品》がライバルとなる。
こちらの利点はフィールド以外から墓地へ送っても装備できるためアクセスしやすい点、《悪魔の嘆き》などで相手ターンでも装備できる点になるか。
弱体化効果を無視して、墓地へ送られてもタイミングを逃さなければ装備カードとしてフィールドに戻ってくる点を活かすことも考えられる。
《天刑王 ブラック・ハイランダー》や《スクラップ・ドラゴン》は、このカードのタイミングを逃す事がないため、相性が良い。
バウンスすれば効果処理時に手札を捨てるカードの候補として使いまわすことも可能。
その他、《パワー・ツール・ドラゴン》の装備カードとする事で、身代わりで破壊された時に再装備し耐性を付け続ける事ができる。
弱体化は他の装備魔法を使う事で補えるため、それなりに有効な戦術である。
ただし、タイミングを逃す弱点は残っているため、上手くプレイングで補いたい。
「デーモン」に属するため、そのサポートカードにも対応する。
装備カードの状態でも《堕落》の発動条件を満たす事が可能であり、《デーモンの雄叫び》で蘇生すれば壁と効果の再利用を兼ねる事ができる。
ただし、このカードが装備カードとして破壊されても《万魔殿−悪魔の巣窟−》の効果が発動しない点には注意したい。
- 文庫版ではミスなのか1コマだけレベル7になっている。
- 「乃亜編」の回想シーンにて、海馬がモクバを突き飛ばした時に落ちていたカードの内の1枚であり、株の仕組みを計100枚のカードで説明する際に使用していた1枚。
関連カード †
―モンスターに装備して弱体化させるモンスター
―《暗黒魔族ギルファー・デーモン》の姿が見られるカード
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:装備カード扱い中に破壊された時でも効果を発動する事はできますか?
A:はい、できます。
相手ターン中でもダメージステップ中でも、タイミングを逃す場合を除いて使えます。
誘発効果ですので、他に誘発する効果がある場合はそれと同時にチェーンを組み処理します。
チェーンを組む順は、「強制で誘発する効果」の次です。
Q:装備カードとなった場合は魔法&罠カードゾーンに置かれますが、どのような扱いになりますか?
A:「装備魔法」扱いになります。
Q:《スキルドレイン》の適用中に《暗黒魔族ギルファー・デーモン》が墓地へ送られた時、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》を装備カード扱いとしてフィールド上のモンスターに装備する事はできますか。
A:墓地で効果が発動するため可能です。
「攻撃力500ポイントダウン」の効果も上記のとおり装備魔法扱いとなるので適用されます。
Q:《おろかな埋葬》で墓地へ送った場合、効果発動しますか?
A:発動します。
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