《闇/Yami》 †
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する悪魔族・魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在する天使族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントダウンする。
STARTER BOXで登場したフィールド魔法。
悪魔族と魔法使い族を全体強化し、天使族を全体弱体化させる効果を持つ。
基本的に悪魔族は《伏魔殿−悪魔の迷宮−》や《暗黒界の門》、魔法使い族も《召魔装着》や《魅惑の宮殿》の方が上昇値が高い。
2種族の混合デッキでの採用も考えられるが、これらは闇属性モンスターの比率が高く、大抵は《ダークゾーン》で事足りる。
それら以外の悪魔族と魔法使い族を主軸とするデッキで使用するにしても微弱な強化値がネックとなる。
また、【魔法使い族】は戦術やカテゴリによって専用のフィールド魔法を使用するデッキが多い。
【魔力カウンター】では《魔法都市エンディミオン》、【魔導書】では《魔導書院ラメイソン》等が優先される。
その他のデッキでもステータス上昇より魔法カードメタとして活用できる《魔法族の里》の方が有用である。
《強者の苦痛》や《魔導書廊エトワール》等の永続魔法とで共存できるのもこのカードの優先度を低くしている。
唯一の特徴として天使族を弱体化できるのだが、やはり微弱な数値であり相手依存。
対【代行者】を想定するにしても《ダーク・オネスト》や《新鋭の女戦士》で事足りる。
- 原作・アニメにおいて―
「決闘者の王国編」に登場した闇のプレイヤーキラーは、闇でパワーアップするモンスターたちを従えていた。
厳密には「闇」のフィールドは存在せず、夜はどのモンスターもフィールドパワーを得ることはできない。
この時の「闇でパワーアップ」の正確な意味は「《闇晦ましの城》が作り出した暗闇」によって自分のモンスターを隠し一方的に攻撃することであり、フィールドパワーは関係ない。
(原作・アニメ・ゲーム作品でのフィールド魔法による上昇率は1.3倍であり、そのため彼のモンスターはステータスが中途半端な数値になっている。)
- アニメARC-V第3話においてアクションフィールドの選択画面にあった1枚。
- コナミのゲーム作品において―
DM7で最終ボスの闇マリクとの対戦では、闇フィールドが発動している状態でデュエルが開始される。
闇のゲームである点を意識しての設定なのだろうが、いささか強引である。
DM8では彼のみならずストーリー中でかなりの試合で闇フィールド開始となる。
デッキに悪魔族・魔法使い族が少ない相手に対しても適用されている事が多いため、自分が闇に対応するモンスターを採用して逆用したいところである。
特に天使族を多用する乃亜にとっては完全に逆効果となっており、設定の割に弱い。
その他、真DMでのラスボス格との対戦などでも、このフィールドでスタートする。
真DM2ではアンデット族も強化の対象となる。
- フォルスバウンドキングダムでは《ダークネス》という魔法として登場。
敵モンスター全員を暗闇状態にして、攻撃がミスしやすくなる。
- デュエルリンクスでは、このカードを発動した状態でデュエルを開始できる「闇の力」というスキルが存在する。
闇遊戯・パンドラ・ユベルといった魔法使い族や悪魔族の使い手の他、「闇」繋がりでかつ地縛神と相性がいいためかダークシグナー系統のキャラも習得する。
関連カード †
―フレイバー・テキスト関連
―第1期フィールド魔法関連
収録パック †
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