《機関重連アンガー・ナックル/Double Headed Anger Knuckle》 †
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:右/下】
機械族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、
自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
LINK VRAINS PACK 2で登場した地属性・機械族のリンクモンスター。
自身をリンク素材にできない効果外テキスト、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送ることでレベル10の機械族1体を蘇生させる誘発即時効果、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って自己再生する起動効果を持つ。
リンク素材は機械族2体であり、機械族メインのデッキであれば簡単にリンク召喚できる。
ただし、(1)の効果から、【列車】などのレベル10・機械族を使用するデッキに採用することになるだろう。
自身はリンク素材にできない制約を持つため、連続リンク召喚には使いにくい。
(1)の効果は、手札・フィールドのモンスターをコストにレベル10・機械族を効果を無効にして蘇生する効果。
蘇生したモンスターは守備表示限定のため攻撃には参加できないが、レベル10だけあって壁として十分な守備力を持つモンスターも多い。
自身もコストにできるため、サクリファイス・エスケープが可能であり、《スキルドレイン》適用中でも自身をコストにしてフィールドから離れれば効果の無効化を免れることができる。
(2)の効果は、手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送ることで自己再生する効果。
右向きのリンクマーカーを持つため、メインモンスターゾーンでもリンク先を確保できる。
(1)の効果と異なり魔法・罠カードもコストにできるため、セットされた《臨時ダイヤ》・《緊急ダイヤ》を能動的に墓地へ送ることにも使用できる。
また《スキルドレイン》などお互いに影響のあるカードを能動的に墓地へ送ることでロック解除を狙うこともできる。
- カード名の「重連」とは機関車を2両以上連結して列車を運行することである。
《機関連結》のページも参照。
「ナックル」はこのモンスターの腕についている「ナックル連結器」が由来だろう。
- ナックル連結器とは握手するかのように連結する自動連結器である。
旧来の連結器で作業中の死亡事故が多発したため、日本では1925年(大正14年)にこの連結器へと一斉交換が行われた。
現在の日本では貨物列車を中心に使用されている。
- このモンスターの正面にあるのは密着式連結器である。
前述のナックル連結器と比較して乗り心地が改善されており、今日の旅客用車両で主流になっている連結器である。
双方の凸部分をもう一方の凹部分に差し込み、内部の回り子が回転することでロックされる。
関連カード †
収録パック等 †
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