《儀水鏡の反魂術/Aquamirror Cycle》 †
通常罠
自分フィールド上の水属性モンスター1体を選択してデッキに戻し、
自分の墓地に存在する水属性モンスター2体を選択して手札に加える。
GALACTIC OVERLORDで登場した通常罠。
自分フィールドの水属性モンスター1体をデッキに戻し、墓地の水属性2体をサルベージする効果を持つ。
墓地の水属性モンスターを回収するカードには既に、魔法カードですぐに使えコストの必要ない《サルベージ》が存在している。
こちらは攻撃力が制限されていないためアタッカーや上級モンスター、リチュアの儀式モンスターも回収できる点や、儀水鏡に属するため【リチュア】でほぼ必須カードとなる《儀水鏡の集光》でのサーチ・サルベージに対応する点、比較的確実にサクリファイス・エスケープができる点に意義を見出したい。
《サルベージ》に対応していないモンスターの中では《アトランティスの戦士》や《超古深海王シーラカンス》等が有力か。
また、フィールドからデッキに戻す必要のある《ナーガ》の効果を発動させる手段としても有効。
罠カードなのでサクリファイス・エスケープも可能である。
リリースや墓地へ送るのではなくデッキに戻すので、《氷結界の龍 トリシューラ》などの複数のゾーンに干渉してくる除去に対してもほぼ確実に回避できる。
リチュアには《リチュアの儀水鏡》や《儀水鏡の瞑想術》も存在するため、デッキのバランスを考えて投入したい。
《フィッシュボーグ−アーチャー》を投入する場合、シンクロ素材の調達とコストの捻出と自己再生の条件を整えることができ非常に相性が良い。
《氷結界の龍 トリシューラ》などシンクロ召喚時に強力な効果を発動できるものを戻すことで、それらを複数ターンにわたり扱うことも容易い。
あちら共々リクルートが容易なため、割と安定してこの動きが狙える。
詳細は【リチュア】を参照。
- 「反魂術」とは、現代風に言えば蘇生術の事である。
『小倉百人一首』にも歌を残している鎌倉時代の歌僧、西行が行ったという伝説が有名。
長らく山野を旅した西行は孤独に苛まれ、広野に散らばった人骨から反魂術で友人を作り出そうと試みる。
だが、27日間の儀式の末蘇った「それ」は人間と呼ぶにはあまりにおぞましく、殺すわけにもいかない彼はそれを高野山中に置き去りにしてしまったという。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分フィールドの水属性モンスター1体と自分の墓地の水属性モンスター2体を対象に取りますか?
A:はい、それらのモンスターを対象に取ります。(12/02/20)
Q:デッキに戻す処理と手札に加える処理は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いです。(12/02/18)
Q:このカードの効果で水属性の融合モンスター・シンクロモンスター・エクシーズモンスターを選択して発動できますか?
A:はい、選択して発動でき、そのモンスターがエクストラデッキに戻った場合でも、手札に加える効果は適用されます。(12/02/23)
Q:このカードの効果で裏側表示の自分の水属性モンスターを選択して発動できますか?
A:いいえ、できません。(12/02/24)
Q:効果処理時に対象に選択したフィールドのモンスターが裏側表示になった場合、デッキに戻す効果と手札に戻す効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(12/06/14)
Q:効果処理時に対象に選択したフィールドのモンスターが水属性以外の属性になった場合、デッキに戻す効果と手札に戻す効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(12/06/14)
Q:効果処理時に対象に選択した墓地の水属性モンスターの内1体が墓地に存在しなくなった場合、残りの対象に選択したモンスターは手札に加わりますか?
A:はい、加わります。(12/05/09)
Q:自身の効果で墓地から特殊召喚した《フィッシュボーグ−ランチャー》を、このカードの効果でデッキに戻すことはできますか?
A:デッキに戻す効果が適用されますが、《フィッシュボーグ−ランチャー》自身の効果によってデッキには戻らず除外され、墓地の水属性モンスター2体を手札に戻す処理を行います。(12/05/25)
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