《月読命/Tsukuyomi》 †
スピリット・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1400
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・リバースした場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
闇魔界の脅威で登場した闇属性・魔法使い族の下級スピリットモンスター。
スピリットモンスター共通の召喚制限・誘発効果、表側表示モンスターを裏側表示にする誘発効果を持つ。
《ヴェルズ・オピオン》や《大天使クリスティア》のような双方に影響を及ぼすカードを、どちらが使用する場合でも一時的に無効にできるのは強力である。
《キメラテック・オーバー・ドラゴン》等の攻撃力・守備力をリセットし、戦闘破壊する事もできる。
スピリットモンスターであるため、相手ターンに除去されにくいのも強みである。
このカードは召喚が必要であり、また特殊召喚もできずステータスも低いため、他のカードの展開力を下げてしまう。
また、強制効果のため、優勢時に邪魔をしてしまう可能性がある。
強力なカードではあるが、コンボを阻害してしまう事もあるため、相手のカードを出す事自体を妨害したり、デッキと相性が良いモンスターを採用し、押し切ってしまった方が有効な場合も多い。
リバースモンスターやゼンマイ等のモンスター効果の再利用も、各種蘇生・サルベージカードを用いた方が効率が良い事も少なくない。
このカードに召喚権を割くことを苦としなかったり、闇属性・魔法使い族やスピリットモンスターである事を活かせたりするデッキには採用しやすい。
【魔導書】では、《ナチュル・ビースト》等への対抗手段として投入が検討できる。
また、召喚権をほとんど使わない【影霊衣】や、伏せカードが重要な【ラヴァル】にも採用できる。
- 「月讀命」は日本における月・月齢を司る神で、姉の天照大御神、弟の須佐之男命と並んで三貴神と称される。
名前の語義は「月の満ち欠けを数える(=月を読む)」、つまり暦を司る神でもある。
その他、農耕の神、占い・予言を司る神、死者を監視する夜の守護者といった性質を持つ。
- 天照大御神と対をなす高位の神でありながら、神話への登場が非常に少なく、性別すら定かではない。
『古事記』では誕生時に名が出るのみであり、「日本書紀」でも性別に関する言及はない。
一般には男神と考えられており、このカードのイラストでも髪の結い方が男性のそれである。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:そのターンに反転召喚した《聖なる魔術師》等のリバースモンスターを、このカードの効果で裏側表示にし、同ターン内にもう一度反転召喚させることはできますか?
A:いいえ、できません。
効果によるものを除けば、表示形式の変更は1ターンに1度のみです。
Q:攻撃を受けてリバースしたこのカードを、このカードの効果で裏側守備表示にした場合、どうなりますか?
A:ダメージ計算で《月読命》の破壊が確定している場合《月読命》自身を対象にすることはできません。
それ以外であればこのカードをそのまま裏側守備表示にします。
Q:まだ表示形式の変更を行っていない表側表示のモンスターを効果で裏側守備表示にしてから反転召喚できますか?
A:はい、可能です。
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