《磁力(じりょく)の指輪(ゆびわ)/Ring of Magnetism》 †

装備魔法
自分フィールド上に存在するモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力・守備力は５００ポイントダウンする。
相手はこのカードの装備モンスターしか攻撃する事ができない。

　BOOSTER7で登場した装備魔法。
　自分フィールドのモンスター専用であり、装備モンスターを弱体化する効果、相手の攻撃対象を制限する効果を持つ。

　《レアゴールド・アーマー》の相互互換。
　あちらは装備モンスターのステータスを下げないのに対し、こちらはフィールドのモンスターを飛び越えて直接攻撃するダイレクトアタッカーの攻撃も防げる。
　よって、戦闘破壊耐性持ちに装備させるならば、こちらの方が恩恵が大きいと言える。
　もっとも、ダイレクトアタッカーとの遭遇率は高くないので、【エレキ】あたりを意識しない限りは《レアゴールド・アーマー》を優先した方が良い。

　《明鏡止水の心》や《安全地帯》とは相性が良い。
　攻撃力が下がることにより装備範囲を広げられ、攻撃の誘導と戦闘破壊耐性が上手く噛み合っている。
　その他、《あまのじゃくの呪い》とのコンボが可能である。
　《Ｄ−ＨＥＲＯ ディストピアガイ》に装備させ、攻撃力を元に戻しつつ除去に使う手も考えられる。

  • 再録機会自体は多いが、再録タイミングが悪くフォーマットが更新されていないため、下記のマスターデュエルでのテキストを参考にしたい。
  • 「乃亜編」の回想シーンにおいて、海馬がモクバに株の仕組みを計100枚のカードで説明する際に使用している。
  • コナミのゲーム作品において―
    マスターデュエルでは2024年5月3日の更新でテキストの整備が行なわれ、以下の記述になった。
    自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
(1)：装備モンスターの攻撃力・守備力は５００ダウンする。
(2)：相手プレイヤーの攻撃は全て装備モンスターへの攻撃になる。
    (2)の効果の記述について、「このモンスターしか攻撃できない」効果よりも優先順位が高い為、「相手プレイヤーの攻撃は全てこのモンスターへの攻撃になる」とテキストを整備したものと思われる。
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関連カード †

―自分フィールドのモンスター専用の装備魔法

―効果関連

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収録パック等 †

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FAQ †

Ｑ：地縛神にこのカードを装備させた時、相手は攻撃宣言できますか？
Ａ：自分フィールドに地縛神１体のみの場合は攻撃宣言はできません。
　　また、他にモンスターがいる場合は、そのモンスターへの攻撃宣言が可能です。
　　その後、攻撃対象はこのカードの効果で装備されている地縛神に変更されます。(11/01/29)

Ｑ：コントロール奪取した相手モンスターに装備しました。
　　そのモンスターのコントロールが相手に戻った場合このカードはどうなりますか？
Ａ：対象不適切となり、破壊されます。(12/07/20)

Ｑ：相手モンスターが自分モンスターを攻撃対象として攻撃宣言を行った時に《旗鼓堂々》を発動し、墓地のこのカードを自分の別のモンスターに装備した場合、攻撃はどうなりますか？
Ａ：相手モンスターは、このカードを装備したモンスターへ攻撃を行う事になります。(16/05/05)

Ｑ：自分のモンスターゾーンに、《切り込み隊長》と、《磁力の指輪》を装備したもう１体の《切り込み隊長》が表側表示で存在しています。
　　その状況で、相手のターンのバトルフェイズを迎えた場合、相手のモンスターはどのように攻撃を行う事ができますか？
Ａ：質問の状況の場合、２体の《切り込み隊長》の『(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない』効果が適用されていますが、《磁力の指輪》の効果も適用されていますので、この場合、相手モンスターの攻撃対象は《磁力の指輪》を装備した《切り込み隊長》になります。(17/03/24)

Ｑ：《王宮の勅命》の効果が適用されている時に、フィールド上に《ヴェノム・スワンプ》と《磁力の指輪》等を装備した攻撃力５００ポイント以下のモンスターが存在し、そのモンスターにヴェノムカウンターが乗っています。
　　《王宮の勅命》がフィールドを離れる事によって《磁力の指輪》と《ヴェノム・スワンプ》の攻撃力がダウンする効果が適用される場合、《磁力の指輪》と《ヴェノム・スワンプ》のどちらの効果によって攻撃力が０になる扱いになりますか？
　　モンスターは《ヴェノム・スワンプ》の効果によって破壊されますか？
Ａ：《ヴェノム・スワンプ》が適用されている場合でも、ヴェノムカウンターが置かれた事で攻撃力が０になったのでなければ、《ヴェノム・スワンプ》の効果でモンスターが破壊される事はありません。
　　質問の状況の場合、《磁力の指輪》の効果が再び適用される事で、攻撃力が０になった場合、《ヴェノム・スワンプ》の効果によって破壊される事はありません。(17/03/24)
　　上記の回答は2014年3月21日より適用されます。

Ｑ：相手フィールド上に、《磁力の指輪》を装備したモンスターが存在する場合、《魔法のランプ》・《人造人間７号》等の、相手プレイヤーに直接攻撃できる効果を持つモンスターは、直接攻撃する事ができますか？
Ａ：《磁力の指輪》の効果によって、攻撃対象を選択できない場合、《磁力の指輪》を装備したモンスターに攻撃しなければなりません。
　　《魔法のランプ》・《人造人間７号》等の、直接攻撃する事ができるモンスターは、攻撃対象を選択する際に、相手モンスターか相手プレイヤーを選択し、攻撃ができるという効果である為、攻撃対象を選択できない場合は、直接攻撃する事はできません。(17/03/24)

Ｑ：自分のモンスターゾーンに《Ｅ−ＨＥＲＯ マリシャス・デビル》と《磁力の指輪》を装備した《Ｅ−ＨＥＲＯ ライトニング・ゴーレム》が存在し、『攻撃可能な場合はこのカードを攻撃しなければならない』効果と『相手はこのカードの装備モンスターしか攻撃する事ができない』効果が適用されている場合、相手フィールドのモンスターはどのモンスターに攻撃しなければなりませんか？
Ａ：《磁力の指輪》を装備した《Ｅ−ＨＥＲＯ ライトニング・ゴーレム》に攻撃することになります。(22/11/04)

Ｑ：以下の相手フィールドの状況の場合に、自分はどの相手モンスターに攻撃可能ですか？
　　・相手フィールドにモンスターが２体以上存在し、その内２体が《磁力の指輪》を装備している。
Ａ：ご質問の場合、モンスターで攻撃を行うかは自分が決めますが、攻撃する場合はどちらの《磁力の指輪》を装備しているモンスターを攻撃対象にするのかは相手が決めます。(24/11/25)

Ｑ：以下のそれぞれの相手フィールドの状況の場合に、自分はどの相手モンスターに攻撃可能ですか？
　　・相手フィールドに、《磁力の指輪》を装備したモンスター１体と、《Ｅ・ＨＥＲＯ ブルーメ》１体が存在している。
　　・相手フィールドに、《磁力の指輪》を装備したモンスター１体と、《レアゴールド・アーマー》を装備したモンスター１体が存在している。
　　・相手フィールドに、《磁力の指輪》を装備した《聖天樹の幼精》１体のみが存在している。
　　・相手フィールドに、《磁力の指輪》を装備した《聖天樹の幼精》１体と、それ以外のモンスター１体以上が存在している。
Ａ：いずれの場合も、自分がモンスターで攻撃するのであれば、《磁力の指輪》を装備したモンスターにしか攻撃できません。(24/11/25)

Ｑ：自分は《竜穴の魔術師》１体を対象に《拡散する波動》を発動しました。
　　(これにより《竜穴の魔術師》は、「可能な限り相手モンスター全てに１回ずつ攻撃しなければならない」状態となっています)
　　また相手フィールドには、《磁力の指輪》を装備している守備表示の《青眼の白龍》１体と、それ以外のモンスター１体以上が存在しています。
　　このターン、その《竜穴の魔術師》はどの相手モンスターに攻撃可能で、何回攻撃しなければなりませんか？
Ａ：ご質問の場合、《磁力の指輪》が装備されている守備表示の《青眼の白龍》に１度のみ攻撃を行います。
　　また、他のモンスターに攻撃をすることはできません。(24/11/29)

Tag: 《磁力の指輪》 魔法 装備魔法

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