《出たら目/That Six》 †
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分または相手がサイコロを振った場合、
その内1つの目を以下の目として適用できる。
●1・3・5が出た場合:6として扱う。
●2・4・6が出た場合:1として扱う。
ザ・デュエリスト・アドベントで登場した永続罠。
サイコロの出目の1つを奇数なら6に、偶数なら1に変更できる効果を持つ。
基本的には《セカンド・チャンス》と同様に、気に入らなかった結果を変えるための保険として使うことになる。
コインに比べてサイコロは出目の数が多いためか、《セカンド・チャンス》と違い1ターンに1度の制約がない。
一応、相手のサイコロに対しても使えるが、サイコロの使用頻度は低いためあくまでおまけと思った方がいい。
1か6の目を出せる確率が4倍の2/3にまで上げられるため、これらが当たり目となるモンスターには強力なサポートとなる。
例えば、《No.7 ラッキー・ストライプ》は攻撃力4200になりつつ、追加効果の発動率も大幅に上がる。
また、《ダイス・ポット》は6000ダメージを叩きだせる確率が大きく上がり、自分がダメージを受ける確率も大きく下がる。
さらに、《闇の支配者−ゾーク》の場合は、出したくない6の目を避けられる点で相性が良い。
ただし、サイコロ関連のカードはコイントスのものに比べて使い捨て的で戦術の中心に据えづらいものが多く、このカードのために大量投入するとデッキパワーが落ちやすい。
汎用性に優れる《スナイプストーカー》のサポートも果たせないが、全ての目を1か6のハズレの目に変えられるため、逆に完全なメタカードにはなっている。
その他、一部のデーモンに対してもメタカードとしても使えるが、基本的にはコンボ要員として使うのがベストだろう。
- 《ダイス・ポット》のように同時に複数のサイコロが振られる場合、その内の1つのみに適用できる。(14/04/24)
この場合、サイコロを全て振り終わった後、どのサイコロの目を変えるのか選ぶ事になる。
また、《ニードル・ウォール》のようにサイコロの振り直しが続けて起こり得る場合、同じくその内の1つのみに適用できる。(14/05/31)
この場合、サイコロを1回振るごとに目を変えるかどうか選び、1回変更した後また振り直しが起こってもそれ以降変更することはできない。
なお、サイコロの個数や振り直しにかかわらず、他の同名カードの効果で変更された出目を再度変更することはできない。
- 「でたらめ(漢字表記は「出鱈目」など)」は思いつくままにいい加減なことを言ったりしたりするさまや、滅茶苦茶な状態を表す言葉。
大本の語源は、賭博などでサイコロの出目のままに行き当たりばったりに行動する様子であると言われる。
もっともこのカードの効果は出たサイコロの目に全く従わずに、むしろ目のほうを滅茶苦茶にしている。
- 英語名は、スラング "That sucks."との掛詞か。
色々な意味があるが、この場合だと「これは酷い」あたりが日本語で当てはまるだろう。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは御伽に専用ボイスが用意されている。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:複数回サイコロを振る効果に対してこのカードの効果を適用する場合、どのタイミングで適用できますか?
A:サイコロを全て振った後に適用します。(14/04/24)
Q:1枚目のこのカードの効果を適用して変更された出目に対して、さらに2枚目のこのカードの効果を適用できますか?
A:いいえ、適用できません。(14/04/24)
Q:《ダイス・ポット》の効果でサイコロを振ったところ、自分の目が1、相手の目が6でした。
この時、このカードの効果で自分のサイコロの目を1から6に変更した場合、サイコロは振り直しになりますか?
A:はい、《ダイス・ポット》の「お互いの出た目が同じだった場合はサイコロを振り直す」処理が適用され、振り直しになります。
なお、サイコロを振り直した際にどのような目が出ても、このカードの効果は再度適用できません。(15/09/23)
Q:自分フィールドにこのカードが2枚存在する時に、《No.7 ラッキー・ストライプ》の効果でサイコロを2回振って2と3が出ました。
この時、《出たら目》2枚それぞれを適用して、2の目が出た方と3の目が出た方の目をそれぞれ1と6にできますか?
A:はい、挙げていただいた方法でそれぞれの出た目を1と6にすることができます。(22/03/31)
Tag: 《出たら目》 罠 永続罠