《大融合/Greater Polymerization》 †
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚する場合、融合素材モンスターは3体以上でなければならない。
この効果で特殊召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードは効果では破壊されない。
●このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した通常魔法。
手札・フィールドのモンスター3体以上を融合素材として融合モンスターを融合召喚し、その融合モンスターに「貫通の永続効果」「効果破壊されない永続効果」を付与する効果を持つ。
手札・フィールドからの融合素材3体以上が必要となるため、このカードを含めて4枚のカードを消費してしまう。
一般的にそうした融合モンスターは墓地融合を使用することでディスアドバンテージを軽減することが多く、手札・フィールドの融合素材を使うとなると構築段階で動きが変わってくる。
対応先が狭い代わりに、この方法で融合召喚した融合モンスターには貫通と効果破壊耐性を得られる。
これらの融合モンスターは多くが高い攻撃力や攻撃的な効果を持っているが、耐性が無いためにあっさり除去されてしまう傾向にあり、欠点を補いつつフィニッシャーへ後押しする恩恵は大きい。
特に《V・HERO トリニティー》などの高攻撃力で連続攻撃できるモンスターの融合召喚に使うことができれば、一気に勝負を決められるだろう。
欠点としては、最低でも融合素材が3体必要なために手札事故を起こしやすく、小回りが利かないことにある。
通常の《融合》であれば融合素材モンスターが2体の融合モンスターに切り替えることも可能だが、こちらはそれができない。
また、似た役割のカードして同じく3体以上の素材指定を持つ《多層融合》が存在し、あちらは状況次第では消費を抑えて融合召喚できる。
こちらをメインにする場合は、融合素材の指定が緩く耐性と貫通付与を活かせる融合モンスターを狙い、尚且つサーチ手段を多めに採用する等、デッキ構築段階でそれらを見越した構築を行うのが望ましい。
貫通を活かすまでにタイムラグができてしまうが、《チェーン・マテリアル》と併せるのもよい。
ネックである融合召喚の難易度を下げつつ、あちらの自壊効果はこの効果の付与する耐性で防ぐことができる。
- 英語名の「Greater/グレーター」は、「大きな」を意味するGreatの比較級で、「より大きな」を意味する。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスではセレナのレベルアップ報酬に設定されており、使用時には台詞が存在する。
彼女の使用デッキである【ムーンライト】は3体以上での融合召喚を容易に行えるため相性は良い。
関連カード †
−レベル12
−レベル11
−レベル10
−レベル9
−レベル8
−レベル7
−レベル6
−レベル5
−レベル4
収録パック等 †
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