《椿姫ティタニアル/Tytannial, Princess of Camellias》 †
効果モンスター
星8/風属性/植物族/攻2800/守2600
(1):フィールドのカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
自分フィールドの表側表示の植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した風属性・植物族の最上級モンスター。
植物族モンスターをリリースすることで、対象をとるカードの発動を無効にし破壊する誘発即時効果を持つ。
召喚制限やデメリット効果は一切なく、ステータスも高いため、【植物族】で切り札として活躍できる最上級モンスター。
《ローンファイア・ブロッサム》によるリクルート、《ギガプラント》や《ロードポイズン》などによる蘇生が可能である。
植物族なので、除去されても各種特殊召喚カードですぐにフィールドに復帰できるのもこのカードの大きな利点と言えるだろう。
さらに自分の植物族1体をリリースすることで、フィールドのカードを対象とするあらゆる効果を無効にすることができる。
対象さえとるならば、そのカードの種類、複数のカードを対象とする場合を問わず、バウンスや表示形式の変更も捉えられる。
非常に多くのカードの効果に対して有効であり、リリースには綿毛トークンなどの植物族トークンを利用できる点も優秀である。
また、この効果はこのカード自身もコストにできるので、いざとなったら自身をリリースすることも重要になってくるだろう。
特に墓地からの特殊召喚を得意とする【植物族】にとって、《次元幽閉》・《因果切断》等の除外に関するカードは危険であり、自身をリリースしても無効にする必要があるだろう。
- モデルは、シェイクスピアの歌劇『真夏の夜の夢』に登場する妖精の女王「ティタニア(タイタニア、ティターニア)」だろう。
ティタニアは妖精王オベロンの妻、妖精の女王として登場している。
ちなみに、この「ティタニア(Titania)」は、ローマの詩人オウィディウスが月の女神「ディアーナ(Diana)」への呼称としてティタン(Titan)の女性形を使ったことが語源とされている。
- 「椿(つばき/camellia)」はツバキ科の常緑高木数種の総称である。
照葉樹林の代表的な樹木で光沢のある葉を持ち、冬から春にかけて赤色大輪の五弁花を開く。
- 「椿姫」となっているのは、アレクサンドル・デュマ・フィス(通称「小デュマ」)の恋愛小説『椿姫』が由来だろうか。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALではEXステージのアキが使用する。
アニメでは使用されていないが、第10弾からは専用ボイスが用意されている。
また、《夜薔薇の騎士》と《薔薇の刻印》をスキャンすると出現する隠しデッキ「落椿」にこのカードが入っており、アイコンにも使用されている。
(ちなみに「落椿」とは、がくの部分から花が丸ごと落ちる椿の特徴的な散り方を指す言葉で、春の季語でもある)
関連カード †
―類似効果
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?
A:チェーンブロックを作る誘発即時効果です。(08/07/19)
Q:同一チェーン上で効果を複数回発動できますか?
A:はい、複数回発動できます。(08/08/27)
Q:《氷結界の龍 ブリューナク》や《剣闘獣ガイザレス》のような複数のカードを対象にとる効果をこのカードの効果で無効にできますか?
A:はい、できます。(08/07/19)
Q:このカード自身をリリースして効果を発動できますか?
A:はい、できます。(08/08/04)
Q:ダメージステップで効果を発動することは可能ですか?
A:はい、発動でき、ダメージ計算時にも発動可能です。
また、このカード自身が戦闘を行うダメージ計算時でも自身をリリースすることができます。(09/01/10)
Q:ダメージステップで戦闘破壊が確定したモンスターをリリースして効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(13/11/01)
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