《魔神火炎砲/Obliterate!!!》 †
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから「封印されし」モンスター1体か「エクゾディア」カード1枚を墓地へ送り、
対象のモンスターを手札に戻す。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の、「封印されし」モンスター1体か「エクゾディア」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
MILLENNIUM BOX GOLD EDITIONで登場した永続罠。
手札・デッキの封印されしモンスターまたはエクゾディアカードを墓地へ送る事で、フィールドのモンスターをバウンスする効果、魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、墓地から封印されしモンスターまたはエクゾディアカードをサルベージする効果を持つ。
(1)の効果は、モンスター限定のバウンス効果。
封印されしモンスターまたはエクゾディアカードをデッキに入れる必要があるものの、毎ターン《強制脱出装置》が使える。
相手の攻撃や展開の妨害はもちろんだが、自分のモンスターに使ってのコンボにも組み込める。
(2)の効果は、封印されしモンスターまたはエクゾディアカードをサルベージする効果。
破壊された際の保険になるだけでなく、《マジック・プランター》等で能動的に利用可能である。
総じて、墓地経由でエクゾディアパーツを集めるタイプの【エクゾディア】で輝くカードと言える。
バウンス効果の汎用性が高いため、【魔法使い族】の一環として組み込む事もできるが、その場合は封印されしモンスターやエクゾディアカードを持て余さないように工夫したい。
- 原作・アニメにおいて―
「魔神火炎砲」とは、「記憶編」に登場した神官シモンが操るエクゾディアの攻撃名である。
現代のカードゲーム(M&W)においてエクゾディアパーツが揃った場合の攻撃名は「《怒りの業火 エクゾード・フレイム》」と、若干異なる。
- 英語名にのみエクスクラメーションマークが用いられているカードのひとつ。
この名前は英語版DM第1話での遊戯の「怒りの業火 エクゾード・フレイム」宣言に相当する部分でのセリフ「Exodia, obliterate!」から取られている。
この「Obliterate」という単語には跡形を残さないほど完全に抹殺するというようなニュアンスがある。
- 海外公式ブログのこのカードと《召喚神エクゾディア》の紹介記事での画像の代替テキストでは「このカードの強さにはエクスクラメーションマーク2つでは足りない」とこの英語名をネタにしている。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは双六に専用ボイスが存在する。
関連カード †
―カード名関連
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《魔神火炎砲》の(1)の効果の発動にチェーンして《鳳翼の爆風》が発動し、対象のモンスターがフィールドを離れている場合、効果処理はどうなりますか?
A:質問の状況の場合、対象のモンスターがフィールドを離れていますので、『手札・デッキから封印されしモンスター1体またはエクゾディアカード1枚を墓地へ送り』の処理は適用されますが、『対象のカードを持ち主の手札に戻す』処理は結果的に適用されません。(16/01/06)
Tag: 《魔神火炎砲》 罠 永続罠 エグゾード