【ノーデン１キル】 †
《旧神ノーデン》などの効果によりモンスターを展開し、先攻１ターンキルを狙うデッキ。
コンボ性が高いデッキはマッチ戦に弱いため、大会では結果を残しづらいのだが、このデッキは非常に高い１ターンキル成功率を誇り、一部の大会で結果を残したこともある。
15/10/01の改訂で《旧神ノーデン》が禁止カードに指定された為、構築は不可能となっている。
《ヴァイロン・キューブ/Vylon Cube》
チューナー（効果モンスター）
星３/光属性/機械族/攻 800/守 800
このカードが光属性モンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
デッキから装備魔法カード１枚を手札に加える事ができる。
《旧神ノーデン/Elder Entity Norden》
融合・効果モンスター（禁止カード）
星４/水属性/天使族/攻2000/守2200
ＳモンスターまたはＸモンスター＋ＳモンスターまたはＸモンスター
(1)：このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル４以下のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン/Ancient Fairy Dragon》
シンクロ・効果モンスター（禁止カード）（エラッタ前）
星７/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
１ターンに１度、手札からレベル４以下のモンスター１体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、
自分は１０００ライフポイント回復する。
その後、デッキからフィールド魔法カード１枚を手札に加える事ができる。
《簡易融合/Instant Fusion》
通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：１０００ＬＰを払って発動できる。
レベル５以下の融合モンスター１体を
融合召喚扱いとしてＥＸデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
エンドフェイズに破壊される。
戦術 †
《旧神ノーデン》の効果で《ヴァイロン・キューブ》を特殊召喚し、この２体で光属性シンクロモンスターをシンクロ召喚、《ヴァイロン・キューブ》の効果で《再融合》をサーチするという動きからコンボが始動する。
これ以降の動き方はデッキの型によって異なるが、《フュージョン・ゲート》や《再融合》で《旧神ノーデン》を何度も特殊召喚して大量展開を行い、最終的にフィニッシャーに繋げるという動きが基本となる。
コンボの始動には墓地に《ヴァイロン・キューブ》がある状態で《旧神ノーデン》を特殊召喚する必要がある。
《ヴァイロン・キューブ》を墓地へ送ることができる《ラヴァルバル・チェイン》や、《フュージョン・ゲート》をサーチできる《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》によってこの条件を満たした展開を行うことが基本となるため、ランク４のエクシーズモンスターとレベル７のシンクロモンスターを展開しやすいカードを大量に投入したデッキを構築することとなる。
また、《再融合》など、ほとんどのコンボパーツは動きの中でサーチすることが可能なため、それらのカードを手札に引く確率を下げるためにデッキの枚数を多くするのが基本となる。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》によってフィールド魔法が、《ヴァイロン・キューブ》によって装備魔法がそれぞれサーチできるため、これらを利用して各フィニッシャーに繋げる。
《ブラック・ガーデン》によって相手フィールドにローズ・トークンを特殊召喚した後、《フュージョン・ゲート》によって《Ｎｏ.４２ スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》と《Ｎｏ.５８ 炎圧鬼バーナー・バイサー》で《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を融合召喚し、効果を使用した《重爆撃禽 ボム・フェネクス》とバトル・イーグル・トークンで２体目、３体目の《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を繰り返し融合召喚することでバーンダメージにより１ターンキルを行う型である。
《重爆撃禽 ボム・フェネクス》が制限カードとなってからは、効果を使用した《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を《ダーク・ダイブ・ボンバー》でリリースし、《再融合》で《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を蘇生して再度効果を使用することで、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》が３枚使用できた時に比べて必要なカードの数は増えたものの１ターンキルを行うことが可能である。
《光の結界》が発動している状態で、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》２体で《幻想の黒魔導師》をエクシーズ召喚し、通常モンスターを特殊召喚して《戦線復活の代償》により《アルカナフォースＸＸＩ−ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ》を蘇生する。
その表の効果によって相手のターンをスキップして、直接攻撃によって相手ライフを削りきる型である。
《氷結界の虎王 ドゥローレン》が存在する状態で《旧神ノーデン》を《継承の印》で蘇生し、レベル２チューナーを蘇生することで、《氷結界の虎王 ドゥローレン》の効果で《継承の印》をバウンスして無限ループが可能である。
《魔法都市エンディミオン》の適用中にこの無限ループを行うことで無限に魔力カウンターを置くことができるため、《マジックテンペスター》によって１ターンキルが可能である。
また、《伝説の都 アトランティス》が発動している場合は《旧神ノーデン》のレベルが３になるため、《旧神ノーデン》とレベル３チューナーで同様の無限ループが可能になり、シンクロ素材になった場合にバーンを行う効果を持つ《ＴＧ ジェット・ファルコン》をチューナーとして用いることにより、１ターンキルが成立する。
エクシーズモンスターを複数体並べやすく、《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイズマン》のサーチも可能なイグナイトペンデュラムモンスターを軸にした型。
他の型では手札に引くと処理に困っていた《ヴァイロン・キューブ》などのコンボ用モンスターも、ペンデュラム召喚によりシンクロ素材やエクシーズ素材として活用できるのが利点である。
コンボデッキであるため、相手からの妨害に対して極度に弱い。
先攻の場合では《エフェクト・ヴェーラー》などの手札誘発でしか妨害されないが、後攻の場合には、罠カードによるモンスターの除去だけでなく、《サイクロン》などの魔法・罠除去カードですらコンボが停止する恐れがある。
《召喚僧サモンプリースト》・《ソウル・チャージ》が制限カードとなり、デッキの安定性が低下した。
《重爆撃禽 ボム・フェネクス》・《簡易融合》が制限カードとなり、それまで主流であった《重爆撃禽 ボム・フェネクス》型が構築不可能になった。
他のフィニッシャーを用いることで先攻１ターンキル自体は未だに可能であるが、コンボに必要なカードの枚数が増加したため、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》が３枚投入できた時期と比べて成功率では劣る。
《マスマティシャン》が制限カードとなるが、カードプールの増加と構築の変化によりレベル３モンスターの特殊召喚手段が増加したため、そこまでの痛手とはならなかった。
15/04/25 †
クラッシュ・オブ・リベリオンが発売された。
《Ｅｍハットトリッカー》・《チキンレース》・《召魔装着》が登場し、デッキの安定性が大幅に向上した。
15/07/18 †
ディメンション・オブ・カオスが発売された。
イグナイトペンデュラムモンスターが増加し、《苦渋の決断》が登場したことにより、【イグナイト】型の１ターンキル成功率が大幅に上昇した。
15/09/19 †
EXTRA PACK 2015が発売された。
《外神アザトート》により、手札の内容によっては相手の手札誘発を発動させずに先攻１ターンキルを行うことが可能になった。
《旧神ノーデン》が禁止カードになったことにより、このデッキの構築が完全不可能になった。
代表的なカード †
サンプルレシピ †
関連リンク †