【炎族】 †
炎族モンスターを主力とするデッキ。
モンスターを炎族に統一することで得られるメリットは以下のようになる。
- 《炎帝近衛兵》で2枚ドローできる。
- 《火口に潜む者》で手札から特殊召喚できる。
- 《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》が自己強化できる。
- 《フレムベル・アーチャー》の強化効果(ただしフレムベル限定)のためのリリースコストにできる。
- 《プロミネンス・ドラゴン》で攻撃から守ることができる。
- 墓地に肥やすことで《フレムベル・デビル》(悪魔族)のバーンダメージの底上げができる。
- 《ファイヤー・ソウル》・《ヴォルカニック・インフェルノ》・《ヴォルカニック・エミッション》で相手にダメージを与えることができる。
- 《ブレイズ・キャノン》や《ブレイズ・キャノン−トライデント》で相手にダメージを与え、相手モンスターを破壊できる。
- 《ファイヤー・ウォール》で直接攻撃を無効にできる。
- 《ファイヤー・エジェクション》・《ブリリアント・フュージョン》でデッキから墓地へ送ることができる。
- 《ジェムナイト・マディラ》・《起爆獣ヴァルカノン》・《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の融合素材となる。
- 《エンシェント・ゴッド・フレムベル》をシンクロ召喚できる。
- 《ヘルフレイムゴースト》をエクシーズ召喚できる。
- 下級モンスターが《篝火》のサーチに対応する。
- 《ヴォルカニック・エンペラー》の特殊召喚コスト及び、その除外枚数に比例したバーンダメージの参照先となる。
派生デッキとしては「ヴォルカニック」を主体にした【ヴォルカニック】がある。
《炎帝近衛兵/Royal Firestorm Guards》
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1700/守1200
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する炎族モンスター4体を選択して発動する。
選択したモンスターをデッキに戻し、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
《篝火》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル4以下の炎族モンスター1体を手札に加える。
炎族は属するモンスターの殆どが炎属性でもあるため、種族よりも属性サポートに寄せた【炎属性】と混同されがちだった。
種族専用のサポートカードもかなり少なめであり、デッキを炎族で統一する利点は長い間乏しかった。
現在は、炎族モンスターである事を活かしたエースモンスターである《ヴォルカニック・エンペラー》や、サーチカードの《篝火》の存在などから、【炎族】としての個性はだんだんと強まってきている。
しかし、依然種族としての強みは他種族と比較して多くはなく、《一族の結束》や《群雄割拠》などの種族統一デッキである利点を活かせる汎用カードの力を借りる事も視野に入る。
炎族に関する効果を持つカードは、半数近くがヴォルカニックやその関連カードであるため、必然的にそれらが構築に入ってきがちである。
ヴォルカニックモンスターやブレイズ・キャノンカードを主力として扱う場合は【ヴォルカニック】のページも併せて参照したい。
―下級モンスター
―上級モンスター
―最上級モンスター
―特殊召喚モンスター
―その他のモンスター
《一族の結束》を採用する場合、《The blazing MARS》等の除外手段を用意しておきたい。
現状炎族に関連した効果を持つものはなく、シンクロ素材・エクシーズ素材・融合素材に指定されるものがある程度。
種族統一サポートカードを使うのでなければ必須とはならないため、汎用性のあるものを採用したい。
―シンクロモンスター
―エクシーズモンスター
―融合モンスター
炎属性の比率が高い種族であるため、炎属性サポートも併せて採用しても良いだろう。
―炎族サポート
―炎属性サポート
―その他のカード
《一族の結束》や《群雄割拠》を使い、種族統一による打点強化と行動抑制の【メタビート】を目指す。
《業火の結界像》・《群雄割拠》を使って相手の動きを制限しながら、こちらは特殊召喚サポートを駆使して大型モンスターを並べビートダウンを行う。
《炎神機−紫龍》を筆頭に貫通アタッカーと《一族の結束》の強化は相性が良い。
《地獄の暴走召喚》等で展開した《プロミネンス・ドラゴン》によるロックと毎ターンのバーン効果を狙うデッキタイプ。
この場合も《業火の結界像》を並べる等で相手の動きを抑制し、自身は《一族の結束》で強化させた【ビートバーン】の側面を持たせるのも良い。
《悪夢の拷問部屋》や《ヴォルカニック・クイーン》なども使って勝ち筋をより明確なものとし、速度を早めていきたいところ。
《一族の結束》は使わず機械族を採用し、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の融合召喚を狙うのも良い。
このように決め手に欠ける【炎族】としてはメタ側に回った方が勝ち目はある。
《ジェムナイト・ガネット》および《火炎木人18》が《レスキューラビット》・《おもちゃ箱》の2種に対応している点を活かした型。
《ヘルフレイムゴースト》に繋ぎやすく、これによって墓地に炎族が確保しやすい。
これに《炎帝近衛兵》を絡める事によって、《レスキューラビット》・《おもちゃ箱》のリクルート先を確保する事ができる。
しかしこの時点で破壊されても墓地には3枚の炎族しか送れず、場合によっては《ヘルフレイムゴースト》の効果で強引にこちらの墓地を除外しかねない。
《炎帝近衛兵》の4枚という条件はそれなりに重く、最後に展開する必要があるためそれまでに腐らせやすい。
そこで《RUM−アストラル・フォース》で《陽炎獣 バジリコック》に繋げ、4枚目の炎族を用意するのも手だろう。
《ヘルフレイムゴースト》を容易に展開できるという点は他のデッキにないメリットであるため、ギミックを十分に活用できるようにしたい。
難点としてはそれぞれが召喚権を使用するため、手札に複数を抱えると持て余しやすい点が挙げられる。
これに関しては、《カゲトカゲ》を併用してカバーするという手がある。
《ジェムナイト・ガネット》・《火炎木人18》・《おもちゃ箱》の3種は《カメンレオン》にも対応しており、《キングレムリン》を共有できるためである。
「ヴォルカニック」主体の【ビートバーン】系統のデッキ。
詳しくは該当ページを参照。
炎族と機械族を併用した【正規融合】と【ビートバーン】の両面を持つデッキ。
融合召喚による消費を軽減するため、主に《ヴォルカニック・バレット》や《炎帝近衛兵》が採用される。
詳しくは当該ページを参照。
代表的なカード †
関連リンク †