公認大会規定 †
大会基本規定 †
- プレイヤーは、当事者同士でのルールの相違、またはトラブル等の発生時において、速やかにジャッジを呼び、その裁定を確認する必要があります。
また、異議申し立てについてはその時点でのみ行う事ができます。
- プレイヤーは、ジャッジの最終判断による決定に従わなければなりません。
- ジャッジは、プレイヤーに対して常に中立を保ち、公平に接しなければなりません。
- ジャッジは、ゲーム進行中のルール面に於いての最終判断、また、その参加当事者同士のトラブルに於いて裁定を下す権限を持ちます。
- 上記項目については、ジャッジの判断に於いて、当日のイベント来場者にも適用されます。
(ランキングデュエル 大会基本規定より引用)(2020.04.01 適用)
大会規定 †
1、大会に必要なアイテム †
A.必要なもの †
参加者は、以下のアイテムを必ず各自で用意しなければならない。
- コナミカードゲームID
大会戦績を管理するIDカード。
大会受付時、または大会主催者から提示を求められた時、「KONAMI CARDGAME NETWORK」、「遊戯王ニューロン」内にあるバーコード表示メニューからバーコードを提示する。
または、正しい状態のIDカード(専用のカードにバーコードシールが貼られ、個人情報の登録が完了した状態を指す)を提出する。
また、コナミカードゲームID登録の際に必須事項の記入がされてない場合は参加できない。
誤りや偽りがあることが発覚した場合、各種イベントへの参加資格を失う場合がある。
B.場合によって必要なもの †
- ライフポイントの合計を記入するための筆記用具
ライフポイントの推移を記入するためのメモ用紙と、ボールペン鉛筆などの筆記用具。
- 大会形式以外のイベントの場合、お互い同意の上で、ライフポイントの推移をメモ用紙に記録しなくても構わない。
- ランキングデュエルなどの大会形式のイベントでは、必ずライフポイントの推移をメモ用紙に記録する必要がある。
- 対戦中は、メモ用紙にはライフポイントの推移以外の記録を禁止する。
C.効果処理に必要なもの †
参加者は、自分のカードの効果処理に必要なアイテムを各自で用意しなければならず、デュエル開始時にはテーブル上に出しておく必要がある。
また、運営から使用するアイテムを指定される場合がある。
また、下記アイテムは、「遊戯王ニューロン」の機能を使用して処理することも認める。
D.参加大会によって必要なもの †
- 記入済み「デッキ記入シート」
大会主催者が提出を義務付けた場合、参加者は大会で使用するデッキ内容を指定された方法で報告する。
2、大会ルール †
A.大会ルール †
- 大会主催者が提出を義務付けた場合は、参加者は大会で使用するデッキ内容を指定された方法で報告しなければならない。
C.制限時間 †
- 大会では、1マッチ(最大3デュエル)の制限時間を40分とする
制限時間40分が終了してから、30分を過ぎた時点でマッチの勝敗がついていない場合、両者敗北とする
- 対戦時間の確認に「遊戯王ニューロン」の機能を使用することを認める。
ただし、対戦の開始・終了の時間については、大会主催者またはジャッジが計測する時間に従わなければならない。
- デュエルの進行を引き延ばす行為には、「罰則」が適用される
- 故意の有無にかかわらず、過度の長考や無駄の多いプレイングなどによって、対戦時間を著しく浪費している場合、ジャッジの判断によって「注意」から始まる罰則が与えられる場合がある。
- 対戦相手が対戦時間を引き延ばしていると感じた場合はジャッジに確認を行う。
- 制限時間40分を過ぎた時点で、マッチの勝利条件(2勝)を満たさない場合、大会形式に応じて以下の手順に従って勝敗判定を行う。
- トーナメント方式
- [ 判定1 ] 1デュエル目の途中だった場合の勝敗判定
「両者敗北」とする
- [ 判定2 ] 2デュエル目の開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
「両者敗北」とする
- スイスドロー方式
- [ 判定1 ] 1デュエル目の途中だった場合の勝敗判定
「両者敗北」とする
- [ 判定2 ] 2デュエル目の開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
「両者敗北」とする
- [ 判定3 ] 2デュエル目以降のデュエルの途中で制限時間が終了した場合のデュエルの勝敗判定
- そのターンの終了まで継続する。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合、「エキストラターン」に突入する。
- 「エキストラターン」 → 相手ターンから数えて3ターンを実施する。
- 勝敗が決した場合は、通常通りデュエルを終了する。
- 勝敗が決しなかった場合は、エキストラターン終了時に判定を行い、ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とする。
- エキストラターン終了時にお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのデュエルは「引き分け」とする。
- エキストラターンを経たマッチの勝敗判定例(2デュエル目の場合)
- 2勝0敗 ⇒ 2勝プレイヤーが勝利
- 1勝1引き分け ⇒ 1勝プレイヤーが勝利
- 1勝1敗 ⇒ 引き分け
- 2引き分け ⇒ 引き分け
- エキストラターンを経たマッチの勝敗判定例(3デュエル目の場合)
- 2勝1敗 ⇒ 2勝プレイヤーが勝利
- 1勝2引き分け ⇒ 1勝プレイヤーが勝利
- 1勝1敗1引き分け ⇒ 引き分け
- 3引き分け ⇒ 引き分け
- [ 判定4 ] 3デュエル目以降のデュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
4、禁止事項と大会中のマナー †
- 大会中のマナーについて
- プレイヤーは大会基本規定を遵守する。
過度なマナー違反に対してはジャッジの判断により罰則が適用される。
- 大会会場のルールおよび、ジャッジに従う。
- 対戦中の飲食は行わない。
- 対戦中にトイレ等の理由で離席する場合は、対戦相手とジャッジの承諾を得る。
- 無断で対戦中に対戦相手のカードを触らない。
- 常にスムーズなデュエル進行を心がけ、フェアなデュエルを心がける。
- デュエルの準備、デュエル間のインターバル、対戦終了後のデッキ初期化などは円滑に行い、大会の運営を妨げない。
- 対戦相手や第三者に不快感を与えるプレイングは行わない。
(過度に音を立てる、大声をあげる、必要以上に疑う等の威圧的な行為)
- 対戦相手に誤解を与えるプレイングは行わない。
(魔法・罠カードを重ねて置く、手札をフィールドのカードと混ざる場所に置く、等の行為)
- ジャッジや対戦相手、第三者に暴力的発言や、礼儀を欠いた発言は行わない。
(インターネットを利用した誹謗中傷なども含まれる)
- デュエル終了後は、必ずデッキをチェックしカードの過不足を確認する。
- デュエル中は対戦相手との確認の上、処理を行う。
- ライフポイントの計算は、必ずお互いの分をメモ用紙に記録する。
- 1つの試合終了後、デッキを初期状態に戻し、対戦結果報告を行う。
(ランキングデュエル 大会規定より引用)(2024.4.20 適用)
日本語版以外の使用規定 †
1、公式カードの追加 †
「国内で開催されるイベント」では、以下のみを公式カードとします。
※カード(カードスリーブ・プロテクター)にマーキングやシールを貼る等の加工を施したカードは使用できない。
※商品発売前に雑誌等に掲載されたカードの情報は無効とする。
なお、日本語以外の言語で記載されている以下のカードも、デュエルに使用できる。
※使用する場合、対戦相手に正しいカードテキストを説明できるように準備を行う事が望ましい。
事前に日本語版のテキストが確認できるもの(日本語版カードや、日本語版の効果を記載した用紙等)を準備する、必要に応じてジャッジの判断を仰ぐ等、円滑な試合進行に努める。
また、必要に応じてジャッジの判断を仰ぎ、カードテキストの情報を確認してもよい。
ランキングデュエルでは、対応するカード名のカードは『同一名称のカード』として扱います。
『同一名称のカード』は、デッキに3枚までしか入れられません(サイドデッキを含む)。
(カード名が日本語以外のものは、そのカードの日本語版と「同一名称のカード」として扱います。)
3、カード検索 †
カードを検索する場合、遊戯王OCG カードデータベース(https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/)でカード情報を打ち込み、検索します。
(ランキングデュエル 日本語版以外の使用規定より引用)(2022.06.11 適用)
補足事項 †
- その他の大会形式との主な相違点は以下の通りである。
- 12/03/01の改訂以降、海外版のカードを使用する場合に日本語テキストの携行が義務づけられた。
- 13/09/21の改訂より、ノーリミットデュエル以外のショップデュエルではデッキ構築に使用できるカードは 「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」 (日本語版)に限るということになった。
- ルール詳細については、「公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン1.0」を公式ルールとして採用する。
- 一般に「ジャッジキル」という言葉が使われる事があるが、禁止事項と大会中のマナーの項目にある通り、プレイヤーがジャッジに「ジャッジキルさせる」事はできない。
大会によっては「ジャッジキルを求める」行為に対し、非紳士的振る舞いとして罰則を与える事もあるため気をつけたい。
関連リンク †
FAQ †
Q:公認大会で1勝1敗1引き分けになった場合、どんな対応をとりますか?
A:トーナメント方式の場合は、4ターンのエキストラデュエルを行います。
スイスドロー方式の場合は、そのマッチは引き分けとなります。(11/07/13)
Q:公認大会で1勝1敗1引き分けで、4ターンのエキストラデュエル中に引き分けとなった場合、どんな対応をとりますか?
A:エキストラデュエルの結果、引き分けとなった場合、再度エキストラデュエルを行います。(08/09/23)
Q:無限ループでライフポイントの回復を行う場合、どの時点から遅延行為と認定されますか?
相手がジャッジに異議を申し立てたらですか?
A:状況によりますので、その都度その都度ジャッジの指示に従ってください。(10/03/12)
Q:相手プレイヤーが1ターンの設定時間をオーバーした場合その時点で強制的にターンを終了させることが出来ますか?
また設定時間のオーバーを相手プレイヤーに伝える行為は罰則規定の「せかす行為」に該当しますか?
A:ジャッジの判断を仰いでください。(11/09/01)
Q:デュエル中、ライフポイント以外にメモをとることはできますか?
A:ライフポイント以外の目的でメモ用紙を使用することはできません。ライフポイントのメモを行うためのメモ用紙とは別のメモ用紙を用意したとしても同様です。
また、記録機能のある計算機に記録することも禁止されています。(12/09/23)
「ダメージを受けた原因」、「ターンのカウント」、「ターンやフェイズをまたぐ強制効果の存在」などもメモを取り記録する事はできません。(13/06/14)
※これらは遊戯王TCGの公認大会規定ではメモ取りが許容されている項目。
Q:初期傷により裏面の印刷ずれや寸断されたカードはマークドと判断されてしまう可能性があるのですが、これらを公認大会などにおいて使用できますか?
A:それらの問題においては遊戯王OCG事務局ではお答えできません。
カードはワールドワイドでのKONAMIの品質基準に沿っておりますが、万が一不良品等ございましたら、KONAMIお客様相談室にお問い合わせください。
なお、この品質基準は完全に不良品が存在しないという事を保証するものではありませんので、ご了承ください。(12/12/10)
Q:公式のデュエルにおいて、遊戯王ニューロンを用いたライフポイント計算や、コイントス・サイコロの機能を使用できますか?
A:ランキングデュエルにおいては可能です。
ただし、ライフポイント計算は手書きでの計算と併用して行っていただくようお願いします。
また、大会などにおいては別に規定が存在する場合があるため、そちらの確認もお願いします。(20/06/29)
海外版を使用する場合について †
Q:海外版カードを使用する際に、手書きでのメモを「日本語版の効果を記載した用紙」として使用する事はできますか?
A:カードテキストを正確に記載したものなら、手書きのメモでも構いません。(12/03/08)
Q:「日本語版の効果を記載した用紙」は非公式サイトに掲載されたテキストや通販サイトの画像を印刷したものを使用できますか?
A:原則としてKONAMI公式HP以外のHPから引用・印刷したものは使用できません。(12/02/27)
Q:《クリッター》など大きなエラッタが行われたカードもありますが、用意するテキストは最新のものである必要はありますか?
A:テキストに変更点のあるカードは基本的に最新のものをご用意下さい。(12/02/27)
Q:海外版の通常モンスターを使用する際も「日本語版の効果を記載した用紙」は必要ですか?
A:海外言語表記のカードなら通常モンスターを使用する場合でも必要になります。(12/02/27)
Q:日本語版のテキストが確認できるものとして「ザ・ヴァリュアブル・ブック」・「MASTER GUIDE」・「Vジャンプ」を使用できますか?
A:公認大会において海外言語のカードを使用する場合、日本語表記のテキストが確認できる物として、「公式カードカタログ ザ・ヴァリュアブル・ブック」をご使用頂く事はできますが、「遊戯王OCG デュエルモンスターズ MASTER GUIDE」や「Vジャンプ」等の雑誌誌面を、日本語表記テキストの確認できる物として、ご使用頂く事はできません。(12/03/12)
Q:日本語版のテキストが確認できるものは、デュエルに使用するカードとは別に用意する必要がありますか?
墓地やエクストラデッキの同名カードを見せる事で代わりにする事ができますか?
A:海外言語のカードを使用する際に日本語版のOCGカードを用意する場合は、大会当日使用するデッキのカードとは別に日本語版カードを用意する必要があります。
デッキに組み込まれた日本語版カードを説明用に使用する事はできません。(12/11/16)
Q:海外言語のテキストを相手プレイヤー、もしくはジャッジに確認することは可能ですか?
また、ジャッジは確認させる義務はありますか?
A:ジャッジの判断を仰いでください。(12/11/26)
Q:日本語版のテキストが確認できない場合は、禁止カードを入れている場合と同じ扱いになるのでしょうか?
罰則はどのように適用されますか?
A:年齢や状況などにも左右されるため、罰則はジャッジに判断を委ねています。
なお、禁止カードと同じものとして扱うことに関しては、遊戯王OCG事務局ではお答えできません。(12/11/26)
規定にないプレイヤー間のトラブル等について †
Q:デュエル中(大会中)に相手にカードやトークン、カウンターなどのデュエルに必要な道具を破棄されました。
以降のマッチはどうすればいいのでしょうか?
A:ジャッジの判断を仰いでください。(11/09/01)
Q:相手プレイヤーが聴力に障害を持っているので宣言を行う際に宣言するカード名などをメモに記入してそれを相手に伝える事はできますか?
A:ジャッジの判断に従ってください。(13/07/01)
Q:相手が多重スリーブをしており、相手のデッキをカットする事が困難な場合、審判や第三者にカットを頼んだり、スリーブをカット可能なようになるまで外して貰ったりする事は可能ですか?
その場合、審判や第三者がデッキを崩してしまった場合はどうなりますか?
また、それらの要求を相手は断る事ができますか?
A:公認大会中にトラブルが発生する、またはトラブルに発展する可能性がある状況が発生した場合、審判またはその店の関係者を呼んで判断を依頼し、その方の判断に従って下さい。(13/01/25)
Q:相手が女性のキャラクタースリーブや暴力的な絵が描かれたスリーブ、または18歳未満との対戦時に18禁のスリーブを使用するなど、公共風俗に反するスリーブを使用している場合、「不快感を与えるプレイング」としてそのスリーブを外して貰う事は可能ですか?
それにより日本版・海外版の区別が付いてしまう場合はどうしますか?
A:審判またはその店の関係者を呼んで判断を依頼し、その方の判断に従って下さい。(13/01/25)