召喚/Normal Summon †
手札からそのままフィールド上に表側攻撃表示で出す、もっとも一般的な召喚方法です。
通常モンスターや、特に召喚方法に制限のない効果モンスターはこの方法で召喚します。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
概要 †
- 説明上混乱をきたしがちな言葉の一つ。
この項で紹介している「召喚」なのか、モンスターの召喚全般を指した「召喚」なのか、文意をつかまないと話がおかしくなるので注意。
現在のカードテキストに記されている「召喚」は前者の意味だが、口頭による説明やwiki内などでの解説その他で後者の意味で使われている場合も多い(例:「融合モンスターを召喚する」)。
英語名ではもう少しわかりやすくなっているが、それでも混乱をきたす部分もある。
- 「召還」は誤用である。
「生け贄」に対する「生贄」のように誤表記ではなく、言葉の意味そのものが違う。
召還とは「呼び戻す」ことであり、「呼び出す」召喚とは全く反対の行為となってしまう。
- 他のカードゲームでもこの間違いは多く、OCGにおいても初期の「ザ・ヴァリュアブル・ブック」で誤植が見られる。
また、「デュエルターミナルアクセラレーションガイド」にも「シンクロ召還」と書かれている。
こちらも「シンクロ召喚」が正しいので勘違いしないように。
- 公式サイトの「遊戯王OCG カリスマ研究生がゆく!」の筆記試験では、「召喚」を「召還」と表記していた事について、減点とはされなかったが注意されていた。
- 劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で藍神が行う「次元領域デュエル」では「次元召喚」と呼ばれている。
詳しくはデュエルを参照。
具体的な召喚の流れ †
- 召喚に必要なリリース(墓地へ送る)カードがあればする。
- 召喚するモンスターを相手に見せる。
召喚を無効にする効果の発動タイミング。
(《神の宣告》・《昇天の角笛》等の発動タイミングがここ)
- 「2.」で召喚を無効にされなかった場合、召喚が成功。
召喚するモンスターを表側攻撃表示でフィールドに出す。
- 永続効果の効果の適用
(フィールド魔法や《コマンド・ナイト》等による攻守増減、《人造人間−サイコ・ショッカー》、《DNA改造手術》等の効果の適用はここ)
- 召喚時に発動する誘発効果(《レッド・ガジェット》等)及びこのタイミングで発動可能なクイックエフェクト(《奈落の落とし穴》等)のタイミング。
先のリリースで《クリッター》を使った場合などの強制効果の発動もここ。
関連カード †
※「通常召喚」に関するカードは通常召喚を参照。
※※召喚権を増やすカードに関しては発動して効果処理で召喚を行うカードや召喚を行える回数を増やすカードを参照。
関連リンク †
FAQ †
Q:《雷帝家臣ミスラ》の(2)の効果と《冥帝従騎エイドス》の(1)の効果が同一ターンに適用されています。
自分はこのターンに何回の召喚ができますか?
A:「通常の通常召喚を1回」「追加されたアドバンス召喚を1回」の合計2回です。(16/06/02)
Q:《脳開発研究所》が存在している時、《カード・アドバンス》を発動しました。
自分はこのターンに何回の召喚ができますか?
A:「通常の、通常召喚を1回」「追加されたサイキック族の召喚または追加されたアドバンス召喚どちらかを1回」の合計2回です。(16/06/02)