召喚(しょうかん)/Normal Summon

公式ルールブック解説

 手札からメインモンスターゾーン表側攻撃表示で出す、最も一般的な召喚方法です。
 通常モンスターや、特に召喚方法に条件のない効果モンスターはこの方法で召喚します。

 (公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン1.0 より引用)

説明

 名称としては数ある召喚方法をまとめて呼んだものだが、ルール上の「召喚」は「表側攻撃表示での通常召喚」のみを指す
 そのため、どちらの意味で使われているのかきちんと把握しないと、話が食い違うので注意したい。

 現在のカードテキストでは必ず「表側攻撃表示での通常召喚」を指して使われているが、昔のテキスト・漫画・アニメ、その他当wikiを含めた非公式な解説ではモンスターの召喚全般を指して使われる事も多い。
 なお、英語名では「Normal Summon(通常召喚)」なので召喚全般と混同することはない代わりに、「裏側守備表示での通常召喚」との区別がつかなくなっている。

  • よく間違われるが、「召還」は呼び戻すという意味であり、呼び出す「召喚」とは真逆の意味である。
    公式でもこの間違いは散見され、初期の「ザ・ヴァリュアブル・ブック」や「デュエルターミナルアクセラレーションガイド」、アニメの字幕などで「召還」と書かれている事がある。
  • 公式サイトの「遊戯王OCG カリスマ研究生がゆく!」の筆記試験では、「召喚」を「召還」と表記していた事について、減点とはされなかったが注意されていた。
  • 劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で藍神が行う「次元領域デュエル」では「次元召喚」と呼ばれている。
    詳しくはデュエルを参照。

具体的な召喚の流れ

  1. 召喚に必要なリリース墓地へ送るカードがあればする。
  2. 召喚するモンスター相手に見せる。
    召喚を無効にする効果発動タイミング。
    《神の宣告》《昇天の角笛》等の発動タイミングがここ)
  3. 「2.」で召喚を無効にされなかった場合、召喚が成功。
    召喚するモンスター表側攻撃表示フィールドに出す。
  4. 永続効果効果の適用
    フィールド魔法《コマンド・ナイト》等による攻守増減、《人造人間−サイコ・ショッカー》《DNA改造手術》等の効果の適用はここ)
  5. 召喚時に発動する誘発効果《レッド・ガジェット》等)及びこのタイミングで発動可能なクイックエフェクト《奈落の落とし穴》等)のタイミング。
    先のリリース《クリッター》を使った場合などの強制効果発動もここ。

関連カード

 ※「通常召喚」に関するカード通常召喚を参照。
 ※※召喚権を増やすカードに関しては発動して効果処理で召喚を行うカード召喚を行える回数を増やすカードを参照。

召喚に成功した時に効果発動するモンスター

リリースなしで召喚できるモンスター

カード名レベル条件
《時械神ガブリオン》10自分フィールドモンスターが存在しない
《時械神カミオン》
《時械神サディオン》
《時械神ザフィオン》
《時械神ハイロン》
《時械神ミチオン》
《時械神メタイオン》
《時械神ラツィオン》
《時械神ラフィオン》
《時械神サンダイオン》相手フィールドにのみモンスターが存在
《アークジェット・ライトクラフター》自分フィールドモンスターが存在しない
《邪神官チラム・サバク》手札が5枚以上
《星間竜パーセク》自分フィールドレベルモンスターが存在
《ヘクサ・トルーデ》フィールドゾーン《シュトロームベルクの金の城》が存在
《悪魔獣デビルゾア》相手フィールドモンスターが存在
《覚醒の暗黒騎士ガイア》相手フィールドモンスター自分フィールドモンスターより多い
《霧の王》-
《疾風の暗黒騎士ガイア》手札がこのカードのみ
《魔道騎士ガイア》自分フィールドモンスターが存在しない、
または相手フィールド攻撃力2300以上のモンスターが存在
《迷宮の重魔戦車》-
《アーマード・サイキッカー》自分フィールドサイキック族が存在
《EMハンマーマンモ》自分フィールドEMが2枚以上存在
《ガガガヘッド》相手フィールドにのみモンスターが存在
《機巧牙−御神尊真神》除外された自分カードが6枚以上
《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》自分フィールドモンスターが存在しない
《グラヴィティ・ベヒモス》フィールドカードが存在せず、先攻ターン目ではない
《ダイナレスラー・エスクリマメンチ》自分フィールドダイナレスラーモンスターが存在
《デーモンの光来》自分フィールド《光の黄金櫃》が存在
《電脳堺嫦−兎々》自分フィールドモンスターが存在しない、
またはサイキック族幻竜族のみ
《天上天下百鬼羅刹》自分フィールドモンスターが存在しない、またはゴブリンモンスターのみ
《ハンマーラッシュ・バウンサー》相手フィールドにのみカードが存在
《BF−漆黒のエルフェン》自分フィールドBFが存在
《古代の機械竜》自分フィールドモンスターが存在しない、または機械族地属性のみ
《イーグル・シャーク》相手フィールドモンスターが2体以上存在
《WW−ブリザード・ベル》自分フィールドモンスターが存在しない、またはWWのみ
《ウォークライ・オーピス》自分フィールドモンスターが存在しない、または戦士族のみ
《ウォークライ・マムード》
《EMドラミング・コング》お互いフィールドモンスターが存在しない
《機海竜プレシオン》自分フィールド海竜族が存在
《剛鬼ライジングスコーピオ》自分フィールドモンスターが存在しない、または剛鬼のみ
《サイバー・シャーク》自分フィールド水属性が存在
《ジェネクス・ヒート》自分フィールド《ジェネクス・コントローラー》が存在
《地翔星ハヤテ》自分フィールドモンスターが存在しない、
または自分フィールド光属性が存在
《デプス・シャーク》自分フィールドモンスターが存在しない
《天昇星テンマ》自分フィールドモンスターが存在しない、
または自分フィールド地属性が存在
《パワー・インベーダー》相手フィールドモンスターが2体以上存在
《パンサー・シャーク》相手フィールドモンスターが2体以上存在
《ビッグ・ピース・ゴーレム》相手フィールドにのみモンスターが存在
《魔導騎士ギルティア−ソウル・スピア》自分フィールドモンスターが存在しない

カード名レベル攻撃力守備力条件デメリット
《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》1030003000-元々の攻撃力が0になる
《マシンナーズ・メタルクランチ》28000自分フィールド表側表示が存在しない元々の攻撃力が1800になる
《銀河騎士》28002600自分フィールドフォトンまたはギャラクシーモンスターが存在エンドフェイズ時まで攻撃力が1000ダウン
《クリフォート・アクセス》28001000-レベルが4になり、元々の攻撃力が1800となる
《クリフォート・エイリアス》
《クリフォート・シェル》
《クリフォート・ディスク》
《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》30002000-元々の攻撃力守備力が半分になり、エンドフェイズ自壊
《熱血獣王ベアーマン》26002700-元々の攻撃力が1300になる
《疾走の暗黒騎士ガイア》23002100-元々の攻撃力が1900になる
《地獄大百足》26001300相手フィールドにのみモンスターが存在元々の攻撃力が1300になる
《クリフォート・アーカイブ》24001000-レベルが4になり、元々の攻撃力が1800となる
《クリフォート・ゲノム》
《ジェノミックス・ファイター》22001100-レベルが3になり、元々の攻撃力が半分になる
《邪神機−獄炎》24001400-フィールドに他のアンデット族がいないエンドフェイズ自壊し、自分はこのカード攻撃力分のダメージを受ける
《ドドドウォリアー》2300800-元々の攻撃力が1800となる
《陽炎獣 サーベラス》2000200-元々の攻撃力が1000となる
《光神機−桜火》24001400-エンドフェイズ自壊
《ラヴァル・ランスロッド》2100200-エンドフェイズ自壊
《聖刻龍−アセトドラゴン》19001200-元々の攻撃力が1000となる
《ミストデーモン》24000-エンドフェイズ自壊し、自分は1000ダメージを受ける

―以下はリンク先を参照

誓約効果以外で自分の召喚を制限するカード

相手(またはお互い)の召喚に対するメタ効果を持つカード

関連リンク

FAQ

Q:《雷帝家臣ミスラ》の(2)の効果《冥帝従騎エイドス》の(1)の効果が同一ターン適用されています。
  自分はこのターンに何回の召喚ができますか?
A:「通常の通常召喚を1回」「追加されたアドバンス召喚を1回」の合計2回です。(16/06/02)

Q:《脳開発研究所》が存在している時、《カード・アドバンス》発動しました。
  自分はこのターンに何回の召喚ができますか?
A:「通常の、通常召喚を1回」「追加されたサイキック族の召喚または追加されたアドバンス召喚どちらかを1回」の合計2回です。(16/06/02)

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