腐る †
あるカードが戦況に影響され、役に立たなくなることを表す言葉。
こうして腐ったカードは「紙」もしくは「死に札」と呼ばれることもある。
大抵は相手のカードやデッキと相性が合わない時、手札事故を起こした時等に使われる。
- 召喚・自身もしくは他のカード効果での特殊召喚、手札からの効果発動がいずれもできない状態で手札に来た上級モンスター・最上級モンスター
- ライフが不足した状態で手札に来た一定のライフコストを必要とするカード
- 墓地にモンスターがいない状態で手札に来た蘇生カード
- 墓地が肥えていない状態で手札に来た《貪欲な壺》等の墓地のカードを使用するカード
- 除外アドバンテージを稼げていない状態で手札に来た《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》等のアタッカー
- サポートカードが引けてない状態で手札に来た効果モンスター
- 特殊勝利プランが破綻した後に手札に来た特殊勝利のためのコンボパーツ
- 通常のコンボすら困難な状態で手札に来た上振れ札
- 《ライオウ》がいる状態で手札に来た《増援》等のサーチカード
- コンボに必要な片方のカードが墓地・除外状態にあり、再利用できない状態で手札に来たもう片方のコンボカード
- 複数枚手札に来た1ターンに1度しか使えない同名手札誘発
- 【ロックバーン】等の攻撃宣言を行わないデッキと対戦した時に手札に来た攻撃反応型罠カード
- 相手フィールドに《王宮の勅命》・《ホルスの黒炎竜 LV8》が存在する時の魔法カード
- 相手フィールドに《虚無魔人》が存在する時の特殊召喚モンスター
- 相手フィールドに《ナチュル・ビースト》・《魔封じの芳香》が存在する時の上級ペンデュラムモンスター
発動条件が厳しかったり、コストの大きなカードは腐りやすい。
デッキ構築の時点でシナジーの低いカードや大掛かりなコンボカードを採用すると発生しやすいため、構築の際には慎重にカードを厳選したい。
- 「コンボパーツとしては重要だが、素引きすると困るカード」も腐りやすいカードの筆頭格であり、そのようなカードはプレイヤーからは「異物」「不純物」とも呼ばれる。
具体例としては、以下のカードが挙げられる。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCEシリーズではタッグデュエルのルールやゲーム内のAIの特性上、パートナーの使用デッキと相性が噛み合わず、肝心な時に手札が腐ってしまい、無抵抗のまま敗北、ということが起こりやすい。
その為、その対策として「自分のデッキ内容をパートナーに合わせる」、「逆にパートナーのデッキを編集し自分と相性が良いデッキ内容にする」等を行い、手札が腐らない様に心がけなければならない。
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