GENESYS †
第13期中頃の2026年3月10日に制定され、現在まで使用されているルール。
TCGにおいては、OCGの約半年前の2025年9月23日に制定された、海外先行のルールである。
スピードデュエルと同様に、こちらも通常のデュエルを簡略化したルールである。
リミットレギュレーションが存在せず、代わりにデッキ構築にポイント制を導入しているのが特徴である。
第11期始めに制定されたマスタールール(11期)、及び第10期始めに制定されたスピードデュエルと合わせて、現在3つのルールが並行して使用されている。
公式サイト解説 †
「GENESYS」フォーマットとは? †
「GENESYS」の基本的な遊び方はマスタールールに準拠しますが、下記4点が異なります。
- リミットレギュレーションが存在しない
「GENESYS」には「禁止」「制限」「準制限」のカードが存在しません。
※海外で未発売のカードや「公式のデュエルでは使用できません。」と記載のあるカードは使用できません。
- デッキは規定ポイント以内で構築
「GENESYS」では特定のカードにポイントが割り振られ、メインデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキ全てのポイントの合計をイベントごとに設定されたポイント上限以内で収める必要があります。
- ペンデュラムモンスター及びリンクモンスターは使用禁止
「GENESYS」ではペンデュラム及びリンクモンスターをデッキ構築に使用できません。
また、儀式、融合、シンクロ、エクシーズモンスター且つペンデュラムモンスターである場合もデッキ構築に使用できません。
- エクストラモンスターゾーン及びペンデュラムゾーンは存在しない
「GENESYS」ではエクストラモンスターゾーン及びペンデュラムゾーンが存在しません。
(公式サイトより引用)
「GENESYS」ではマスタールールのデュエルフィールドを、下記のように使用します。
(公式サイトより引用)
「GENESYS」フォーマットのデッキ構築方法 †
一部のカードにはポイントが設定されており、イベントごとに設定されたポイント上限以内でデッキを構築する必要があります。
ポイントが設定されているカードの一覧や、作成したデッキのポイントは遊戯王ニューロンにて確認できます。
(公式サイトより引用)
説明 †
上記引用のとおりであるが、改めて記載する。
- TCGではジェネシスルールについて以下のプレイヤーに向けたものと紹介されている。
・あまり複雑でないゲームを探しているデュエリスト。
・ゲーム初心者のデュエリスト。
・いつもお気に入りのデッキを持っていて、そのお気に入りのデッキをもう少し競争力のあるものにしたいと思っているデュエリスト。
・新しい経験やペースの変化を求めている人。
・デッキ構築のチャレンジが大好きなデュエリスト。
・デュエルがもっと好きな皆さん!
ポイント制 †
- 上限100ポイントを基本とし、カードごとのポイントもそれを前提に設定されている。
- 上限にほぼ等しい「100ポイント」「90ポイント以上」を設定されているものが複数枚存在している。
- そこまで深刻ではなくとも「51ポイント以上」だと、同名カード・同水準のポイント持ちを積むことはできない。
- 「50ポイント」「40ポイント」「33ポイント」といったカードも、同名カード・ポイント持ちを積む枚数に上限があり、これだけで約100ポイント上限にすぐ達してしまう。
- おおむね1〜3ポイント刻みで何かのカードが存在するように設定されている。
デッキ構築中に10未満の少数しか残っていなくとも、別のカードを併用できることはある。
- ポイント上限の異なるイベントを行うことも示唆されているため、イベントへ参加する毎にルールを確認することが望ましい。
- TCG商業圏から輸入された(そちら主導の可能性がある)ルールであるためか、おおむね海外の禁止・制限カードに準拠しており、元々が日本のリミットレギュレーションよりも厳しめの傾向にある。
本来の禁止カードも1枚限り使用できる可能性があるとはいえ、基本的には通常のリミットレギュレーションよりも厳しい制約が課されていると捉えて相違ない。
- GENESYSの日本導入が発表された2026年3月時点において、101以上のポイントが設定されたカードは1枚も存在しない。
これは上述のようなカードの種類・発売状況上使用禁止にされたカードを除き、1枚もデッキに入れられないカード(通常ルールで言う禁止カード)が存在しないことを意味している。
- 以降のカード毎のポイントに言及した記述も、同様に2026年3月の導入時点のものである。
- OCGのページで言及されていないが、TCG側ではポイントについて以下のコメントが記されている。
・4〜6週間ごとを目安に、公式イベントの入賞デッキリストを参考に調整する。
・調整期間についてもユーザーの声を聞いて反映したい。(より長くしたりパック発売ごとにするなど)
- また、既に強力なテーマに追加されるカードは発売すぐでもポイントが付く可能性があることや完全新規登場テーマはポイントをつけるべきか検討中であることも示唆されている。
ただし、OCG側ページではポイントの変動について記載が無く、あくまでTCGの発売日時に合わせたポイント設定が行われると思われる。
公式イベント †
- 制定直後からはコナミカードゲームステーションサテライトショップで開催されている他、2026年5月からはインストラクター運営イベントでも公式イベントが開催されている。
備考 †
- 「GENESYS」は造語である。
「起源」「創世記」などの意味を持つ英単語「ジェネシス」の綴りは「Genesis」であり、これに「制度」や「仕組」等を意味する「システム/system」を合わせたものだろう。
同名の企業が存在するので、検索の際は「GENESYS 遊戯王」などで検索するとよい。
- KONAMIのゲーム作品において―
DM2〜DM8の間の非OCGルール作品には、「デッキキャパシティ」というルールがあった。
カード毎に0〜255(DM8は999)のコストが設定されており、デッキのコストの合計はプレイヤー自身のデッキキャパシティを超えてはならない。
プレイヤーのデッキキャパシティはデュエルで勝つたびに徐々に増えていく仕組みであった。
しかしカードの種類が現在より遥かに少ない上、ほとんどのカードの投入コストが杓子定規で定められていたため、コストとカードパワーの関係が正しく機能していない事も多く、デッキ内容の固定化を招いていた。
- 「規制されたカードは規定に沿った範囲の中から組み合わせを選ぶ」という点では『デュエルリンクス』のリミットレギュレーション(LIMIT制)にも近いとも言える。
デュエルリンクスには制限カード・準制限カードがなく、強力なカードはLIMIT1〜3に指定される。
デッキにはLIMIT1のカードを1枚だけしか入れられず、同様にLIMIT2は2枚、LIMIT3は3枚までしか投入できない。
関連リンク †
FAQ †
Q:《爆導索》を左から2番目や右から2番目の自分の魔法&罠ゾーンにセットした場合、同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン・相手のメインモンスターゾーン・相手の魔法&罠ゾーンにカードが存在してれば、使用できないエクストラモンスターゾーンにカードが存在していなくても発動できますか?
A:発動できます。(26/04/29)
Q:エクストラモンスターゾーンは使用できませんが、エクストラモンスターゾーンにモンスターが存在しないことを条件とする効果は発動できますか?
A:発動できます。(26/04/30)