DUEL TERMINAL †
2008年3月から稼動しているアーケード機。
1プレイ100円で遊べ、100円で1枚のカードが払い出しされる。
このカードはこれまでのOCGと同じ様に公式戦のデュエルで使用出来る。
但し、通常のOCGはこのアーケード機でスキャンする事は出来ない。
アーケード機で遊べる内容について †
- 「スピードデュエル」はOCGルールを簡略化したものである。
- 対戦相手とアドバイザー(アシスタント)は以下から選択される。
1戦目は、第4弾まで対戦相手がランダムに選択されていたが、第5弾からは対戦相手を選択でき、そのキャラと同じ作品に登場したキャラの中からランダムにアドバイザーが付くようになっている。
- 勝利ポイントが28000点以上の場合、画面に「ALERT」という表示が出現し、2回戦に強制突入する。
強力なコンボを次々と繰り広げてくる難易度の高いデュエルになるため、プレイヤーの腕前が試されるだろう。
BGMも変わり、アニメファンならモチベーションが上がること請け合いである。
DM陣は「熱き決闘者たち」、GX陣は「十代のテーマ」で統一されているが、5D's陣はそれぞれ次のような専用BGMがある(曲名はサウンドトラックより)。
対戦相手 | BGM |
vs遊星 | 遊星テーマ、遊星バトル(未収録のアレンジver) |
vsジャック | ジャックバトル |
vsアキ | ドラゴン |
vs牛尾 | 特訓 |
vs龍亞 | 龍亞と龍可-バトル2- |
vsクロウ | クロウのデュエル |
vs龍可 | 迫り来る脅威 |
vsイェーガー | オリジナルBGM |
vs鬼柳 | オリジナルBGM |
vsボマー | オリジナルBGM |
vsディヴァイン | オリジナルBGM |
vsシェリー | オリジナルBGM |
- 2回戦に突入しても、2枚目のカードが出ることは無い。
- 2回戦のプレイヤーは1回戦で対戦したキャラと同じ作品の中からランダムに選ばれる。
- 第3弾以降はスピードデュエル内でのモード設定ができる様になり、「はじめて」(チュートリアル)、「かんたん」(低難易度モード)、「むずかしい」(通常モード)の3種類がある。
「かんたん」は一戦目の獲得スコアが28000点以上の場合でも、二戦目に突入しない。
- 第7弾より「デスティニースキャン」システムが導入された。
このシステムを使いたくない場合は、デッキ選択画面で「ON」「OFF」を選ぶことができる。
- 互いのターンのドローフェイズでカードをドローする際にアクションボタンを叩き、デスティニーポイントを溜めていく。
一度にゲージの溜まる量はライフの差、経過ターン数、そして叩いた度合いに応じて増加していく。
ゲージが満タンになるとドローする前に任意のカードをスキャン出来、通常のドローの代わりにそのカードをドロー出来る。
その際、スキップを選択することで、デスティニースキャンを次の自分のドローフェイズに持ち越すことができる。
例外として融合モンスターまたはシンクロモンスターをスキャンした場合はエクストラデッキにそのカードが追加され、直後に通常のドローが行われる。
但し、最初にスキャンしていたカードを再度スキャンすることは出来ない。
また、ドローフェイズ時に自分のデッキが0枚の場合は「デスティニースキャン」は発生せず、そのままデュエルは終了する。
特にスキャンせず「おまかせ」にすることも可能だが、DUEL TERMINALで使用可能なカードの中からランダムで1枚自動選択される為、役に立つカードをドロー出来る確率は低い。
デスティニースキャンを使用したプレイヤーは、以後そのデュエル中で溜めることもできなくなる。
なお、最初のステージで使用せずにEXステージに進むと、ゲージのポイントがそのまま引き継がれる。
- いわゆるディスティニードローを再現したシステムである。
自分だけではなくCPUも使用してくるので注意。
なお、各CPUキャラクターや使用するデッキによって「デスティニースキャン」でドローするカードは決まっている。
- ターミナル機械に新設されたAボタンでリールを5回押して攻撃の強さを決め、相手の押した攻撃ボタンと強さを比較。
5回比較した結果、より強い攻撃をしていたモンスターの勝利となる。
引き分けだった場合はスペシャルマッチに突入。数秒の制限時間内にAボタンを連打し、連打数の多い方の勝利となる。
対戦を2本先取したプレイヤーの勝利となる。
- この仕様は第11弾から変更となった。
内容は上から流れてくるアクションリールをAボタンを押して攻撃の強さを決め、相手の押したボタンと強さを比較。
比較した結果、より弱かった方のライフを1つ減らす。(引き分けの場合はライフに変化は無い。)
こうして何度か強さを比較し、先に相手のライフを5つ減らせば勝利となる。
- 2−0で勝利した場合は、画面に「ALERT」という表示が出現し、2回戦に強制突入する。
正確に強力な攻撃を繰り出してくるため、プレイヤーの腕前が試されるだろう。
BGMは前述したスピードデュエルを参照。
- 実況はアニメ5D'sのMC(CV:ベルナール・アッカ)が行っている。
- 「カードだけゲット」は、デュエルをせずにカードだけ入手できる。
- 第6弾から第9弾まで、カーリー渚がカード占いをする演出があった。
- カード切れの際には、対戦相手として登場しないアニメGXの三沢が登場する。
また、カードが切れるその瞬間に立ち会うと、おなじみの「あれ、三沢君いたの?」という翔のセリフが聞ける。
- 店舗側の設定でイベントモードというモードに変更できる。
これは今のところ、5C’sの「カーリーなのさ」と対戦するモードになっている。
カードの仕様について †
- 遊戯王というロゴの下にある「オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ」の字の色が、青から紫に変更されている。
透明スリーブを使っていても、凝視しないと分からない程度の違いでは有るが、大会では裏面が不透明な物を使用すべき。
アクセラレーションガイドに「ロゴ以外は同じ」と記載されているので、この仕様は公式のものである。
- カードに絵柄の面から強い光を当て裏側から見ると、カード中心部に通常の光源下では不可視のQRコードが確認出来る。
このQRコードでカードを認識している。
- NormalからUltra、そして第3弾からSecret、N-Rareまでのレアリティが存在するが、全てのカードがParallel仕様でもある。
既存のパラレルレアとは違うパラレルシートを使っているが、VJによるとこの仕様もパラレルレアとして扱うとの事。
既存のパラレルレアは格子状に、「DUEL TERMINAL」のパラレルレアは全体に光る斑点が散りばめられた模様である。
- この斑点は消しゴムでこすると簡単に消えるが、消した場合公式大会での使用ができなくなる可能性がある。
- 第9弾からパラレルシートが新しく変更され、光る欠片状の模様が散りばめられた物になった。
この新しいパラレルシートの模様は、以前の斑点よりもさらに消えやすく、指でこすっているだけで消えてしまう事すらある。
前述の通り、公式大会で使用できなくなる可能性もある為、可能な限りスリーブを着用した方が良い。
その他 †
- 基本的に新規モンスターは、属性別にカテゴリーを統一しており、敵対関係にある勢力が存在する等、独自のストーリー性もあるようだ。
敵対関係にある勢力の一つにワームが挙げられるが、第6弾でついに滅ぼされてしまった。
第7弾と第8弾では、魔轟神とそのしもべにあたる「魔轟神獣」がその勢力の一つになっている。
第9弾以降は、毎回別の地域が舞台となっている。
- 第9弾より「DUEL TERMINAL NEXT」という、デュエリストカードキーを使用しネット環境に繋いで遊ぶことも出来るようになっている。
また、スピードデュエルで勝利すると、対戦相手とアドバイザーが使用するカードの中からルーレットで入手するサポートカードが選択される。
入手したサポートカードは、デッキを選ぶ際に既存のカードと入れ替えることが出来るようになる。
これにより、使いにくかった「漆黒の翼」などは格段に使いやすくなった。
- 《ブラック・ガーデン》など、ゲームの仕様上収録出来なかったり見送られているカードは、キャラクターの台詞で関連付ける事がある。
詳しくは当該ページを参照の事。
- コナミでは最新弾以外にも、過去のカードの注文を受け付けている。
複数の機械を設置している店舗では、最新弾と平行して以前の弾を取り扱っている場合がある。
- 店舗側次第だが、2台で対戦できる設定になっている場合もある。
スピードデュエルの場合、隣り合わせの際には、こちらから相手の手札を確認しない様にしよう。
因みに、スピードデュエルではお互いのデュエリストポイントが高く設定されている。
- アクション・スピードデュエル毎に、スキャンされたモンスターの人気ランキングが公表されている。
- 第3弾以降はメニュー画面が変わり、モード選択画面ではナレーターを龍亞、龍可が務めていた。
更に、新規システムとして、エクストラステージに勝利した場合にはランキングに登録できる。
ニックネーム、スキャンしたカード、得点、倒した対戦相手、称号が登録され、台毎のトップ10が公表される。
第7弾で再びメニュー画面が変わり、ナレーターは不動遊星が務めている。
なお、トップ画面及びスピードデュエルのエクストラステージ移行画面は第三部以降のネオ童美野シティにおけるライデュングデュエル用のコースを意識している。
- 第4弾ではアクションデュエルの得点ランキングが一時なくなっていた(第5弾から復活)。
- 自分がランクインして名前を入力する時及びランキングのスコアが流れる時は、アニメ5D'sのBGM「不動遊星」が流れる。
- 店舗によってはバージョンアップへの対応が間に合わず、ゲームデータが過去のもののまま、収録カードが先のものに置き換わっている場合がある。
当然、先で入手したカードは過去のバージョンではスキャン出来ない。
新旧シリーズ入れ替わりの際には注意したい。
- 闇遊戯のみ東映版の緒方恵美でもDMの風間俊介でもない声優が担当している。
スタッフロールや公式な発表は無く、コナミからも特に公表はされていない。
- 設置店舗に配布されているDUEL TERMINALのシステム解説・収録カードリストが記載されたDuel Terminal Exaltation Magazine(デュエルターミナル エグゼルテーションマガジン)。
Vol.1〜5までシステム解説・収録カードリストが記載された冊子で、第6弾から表にタイトルと裏に収録カードリストの1枚の用紙になった。
こちらもカードの入れ替わりと同様に、新しいものになるので機会を逃すと入手困難になるので注意したい。
- 6連スリーブ:スピードデュエル用のスキャンに便利なスリーブで、大会の参加賞として配布される。
- 特製ストックケース:カードをたくさん収納できるストックケースで、大会の上位入賞者に配布される。場所によっては参加賞としてもらえる場合も。
- 余談だが、DUEL TERMINALは東京都庁にも置いてある。
もっとも、建物の一画にある玩具店に設置されているものだが。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおいて、治安維持局メインルームに置いてあるカード解析装置の外見が、DUEL TERMINALの匡体に酷似している。
シェリーは魔法カード《Z−ONE》をスキャンし、カードの解析を行った。
ゲームセンターにも、DUEL TERMINALの匡体らしきものが置かれているのが確認できる。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE 4 と 5 では、DUEL TERMINALを模した機械が登場している。
タイトルリスト †
DUEL TERMINAL対応限定カード †
※NormalやUltraのレアリティが存在するが、全てのカードがParallel仕様でもある。
※レアリティ無表記のカードはNormal
※カードのレアリティについては各リンク参照
関連リンク †