《FNo.0 未来皇ホープ/Number F0: Utopic Future》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0
「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2
ルール上、このカードのランクは1として扱う。
(1):このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
その相手モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る。
(3):フィールドのこのカードが効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
ネクスト・チャレンジャーズで登場した光属性・戦士族のエクシーズモンスター。
ランク1として扱う効果外テキスト、戦闘破壊耐性及びお互いへの戦闘ダメージを0にする永続効果、戦闘を行った相手モンスターを一時的にコントロール奪取する誘発効果、エクシーズ素材を効果破壊の身代わりにできる永続効果を持つ。
エクシーズ素材にはNo.以外の同ランクエクシーズモンスター2体が指定されている。
なるべくなら効果を使い終えたエクシーズモンスターをエクシーズ素材に使用して効率よく出したい。
素材になるエクシーズモンスターにはエクシーズ素材は必要ないので、蘇生や帰還で素材を揃えて消費を抑えるのも手。
特定のランクのエクシーズモンスターを中心に使うデッキならば自然と採用しやすく、展開ルートも多彩。
以下はその一例である。
- 《バハムート・シャーク》の効果でランク3の水属性を出し、《FA−ブラック・レイ・ランサー》を重ね、ランク4を2体揃える。
- ガジェットや《カゲトカゲ》、《サモンチェーン》を併用し、《ギアギガント X》や《キングレムリン》を複数展開。
- 《真炎の爆発》、《ヒステリック・パーティー》等で同レベルモンスターや《炎星皇−チョウライオ》を複数蘇生。
- ランク3の魔人エクシーズモンスターを《鍵魔人ハミハミハミング》で蘇生。
(なお、《鍵魔人ハミハミハミング》は《バハムート・シャーク》の効果でも出せるが蘇生制限に引っかかる。)
- 《ガガガガマジシャン》でNo.以外のランク4を蘇生。
- 《マスター・ピース》、《エクシーズ・ダブル・バック》等で同ランクエクシーズモンスターを複数蘇生。
- 《十二獣ライカ》で《十二獣ラム》を蘇生させ、他のカードで破壊することで十二獣エクシーズモンスターを蘇生。
- ランク1〜3のゴーストリックに《ゴーストリックの駄天使》を重ねて《ゴーストリック・ショット》をサーチ、蘇生したゴーストリックに2体目の《ゴーストリックの駄天使》を重ねる。
その他、発動条件がこのカードの召喚条件と類似する《連鎖召喚》で特殊召喚するのも手。
エクストラデッキにこのカードが複数存在すれば、正規のエクシーズ召喚と《連鎖召喚》で2体を並べる事も可能。
《連鎖召喚》で出した方はデメリットがあるが、他の未来皇ホープを重ねてしまえばそれも帳消しにできる。
コントロール奪取はバトルフェイズ終了時までであるため継続的なアドバンテージとはなり辛いものの、《マスク・チェンジ・セカンド》などの速攻魔法や《強制終了》で墓地へ送ってしまえば除去にもなる。
《エネミーコントローラー》の2つ目の効果のコストにしてやれば、更にモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで奪うことができる。
コンボの度合いが強くなるため手札事故の可能性は高まるが、《門前払い》との相性は抜群である。
自身は全く戦闘ダメージを与えないためバウンスされず、奪った相手モンスターで戦闘ダメージを与えていけば恒常的な除去も兼ねられる。
このカードを出すまでのちょっとした時間稼ぎにも使えるので、このカードを主軸として活用するならば一考の余地はある。
《アサルト・アーマー》等の2回攻撃を付与できるカードとも相性がいい。
このカードの効果には1ターン内の発動回数に制限がないので、複数の相手モンスターのコントロールを得ることができる。
ただし、バトルフェイズ終了時までしか奪えないので、可能な限りそのターン中で仕留めたいところである。
(3)の効果以外はエクシーズ素材を必要としない効果であるため、蘇生や帰還した後でも問題なく使用できる。
戦闘以外の耐性はないために過信はできないが、相手ターン中に蘇生すれば壁にもなる。
このカードを2回以上エクシーズ召喚するのは容易ではないので、出したターン中に仕留める時以外は、可能な限り使い回せるよう心がけたい。
戦闘には滅法強い上にエクシーズ素材を身代わりに効果破壊も防げるので壁にもなり得るが、昨今では破壊以外の除去も多い為過信はできない。
モンスター効果の無効化にも非常に弱く、特に《ブレイクスルー・スキル》はフィールドだけではなく、墓地発動の効果でもあっさり突破されてしまう。
《禁じられた聖衣》や《スキル・プリズナー》と併用すると非常に堅牢なモンスターとなるので、主軸にするならばそれらのカードの採用も検討したい。
また、高いステータスと永続的な破壊耐性とモンスター効果の無効化効果を持つ《FNo.0 未来龍皇ホープ》をこのカードの上に重ねる事でも克服できる。
- 自分の《FNo.0 未来皇ホープ》と相手の《FNo.0 未来皇ホープ》が戦闘する場合、自分⇒相手の順番で効果の発動の有無を決める。
2人とも発動する場合、上記の順番でチェーンが組まれた後に逆順処理となり、結果的にお互いの《FNo.0 未来皇ホープ》のコントロールが入れ替わる。(16/10/06)
入れ替わった《FNo.0 未来皇ホープ》同士で再度戦闘を行った場合は同じ処理が行われるので、最終的にそれぞれが元々の持ち主の元へ帰ってくることになる。
- イラストでは、胸部に自身のナンバーである「0」があしらわれている。
ただし、アニメでのエクシーズ召喚の際に表示された数字は、他の1桁のNo.と同じように「00」となっていた。
- 表記される数字が左右対称の1桁であるため、全No.で唯一左右対称のデザインをしている。
- エクシーズ召喚時の口上は「今こそ現れろ、FNo.0! 天馬、今ここに解き放たれ、縦横無尽に未来へ走る。これが俺の、天地開闢! 俺の未来! かっとビングだ、俺! 未来皇ホープ!」。
- 九十九遊馬の髪型に似た頭部をしており、作中でも小鳥が「遊馬に似てる」とつぶやいている。
また、《ダブル・アップ・チャンス》を発動した際には、遊馬とこのモンスターが一体となっていた。
遊馬と一体化した際には胸部のプロテクターにある「0」の部分を「皇の鍵」型の装飾が覆っており、より遊馬自身に近い姿となっていた。
アストラルからも「君自身のナンバーズ」と言われており、No.の中でも特異な存在であるらしい。
- アニメでのイラストは棒立ちの姿で描かれていたが、OCGでは右膝を曲げ両手に剣を持っている構図となっている。
また、カード名の文字の色は青だった。
- アニメ公式サイトの「必勝!モンスターアカデミー」によると、《No.39 希望皇ホープ》の未来の姿であるとの事。
また、サイトおよびVジャンプの遊馬によれば、効果は「デュエルをすればみんな友達」という遊馬の考えを体現したものとの事。
- アニメ遊戯王シリーズ通算777回記念となったアニメARC-V第73話の特別OPでは使い手の遊馬と共に登場している。
ただし、同日に更新された公式ホームページの「超熱血!デュエル塾 講義24」では《No.39 希望皇ホープ》が遊馬の切り札として紹介されている。
関連カード †
―リメイク・派生モンスター
―類似効果
―《FNo.0 未来皇ホープ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:エクシーズ素材とするエクシーズモンスターが持っているエクシーズ素材は、このカードのエクシーズ素材となりますか?
A:いいえ、このカードのエクシーズ素材とはならず墓地へ送られます。(14/07/18)
Q:《CX 冀望皇バリアン》の効果でこのカードのカード名と効果を得た場合、《CX 冀望皇バリアン》はランク1として扱いますか?
A:いいえ、このカードのランク1として扱うテキストはモンスターの効果としては扱わないため、《CX 冀望皇バリアン》で効果を得た場合でも、ランク1として扱う事はできません。(14/07/19)
(2)の効果について †
Q:このカードの効果でコントロールを得たモンスターがそのバトルフェイズ中に裏側表示になった場合でも、バトルフェイズ終了時にコントロールは戻りますか?
A:はい、戻ります。(14/08/06)
Q:コントロールを得るのは「バトルフェイズ終了時まで」とありますが、エンドステップ中に処理を終わらせるのですか?
A:エンドステップ中の任意のタイミングにコントロールが戻ります。(15/03/27)
Q:このカードを《相克の魔術師》の効果でレベル1のエクシーズ素材として扱えますか。
A:はい、扱えます。(15/05/03)
Q:《スキルドレイン》が適用されている場合にこのカードが攻撃表示モンスターと戦闘を行い戦闘で破壊されました。
このカードの(2)の効果は発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/12/24)
Q:このカードが、《A・O・J カタストル》や《エルシャドール・ネフィリム》のような「ダメージ計算を行わず効果によって破壊するモンスター」と戦闘を行った時、エクシーズ素材の有無によって処理はどうなりますか?
A:エクシーズ素材を1つ以上保持している場合、効果によって破壊される場合にエクシーズ素材を1つ取り除くことができるため、そのまま上記のモンスターらと戦闘を続け、ダメージステップ終了時に相手モンスターのコントロール奪取を行うことができます。(16/01/07)
また、エクシーズ素材が無い場合、効果によってそのまま破壊されることになるため、その後戦闘を行わず、相手モンスターのコントロール奪取を行う事はできません。(16/01/07)
Q:このカードが、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》や《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》のような「ダメージ計算後に効果によって破壊するモンスター」と戦闘を行った時、エクシーズ素材の有無によって処理はどうなりますか?
A:エクシーズ素材を1つ以上保持している場合、効果によって破壊される場合にエクシーズ素材を1つ取り除くことができるため、ダメージステップ終了時に相手モンスターのコントロール奪取を行うことができます。(16/01/07)
また、エクシーズ素材が無い場合、効果によって破壊されることになるため、その後ダメージステップ終了時になっても相手モンスターのコントロール奪取を行う事はできません。(16/01/16)
Q:《禁じられた聖杯》で効果が無効になったこのカードが《イビリチュア・メロウガイスト》との戦闘で破壊され、ダメージ計算後に《イビリチュア・メロウガイスト》の効果によりエクストラデッキに戻った場合、このカードの効果は発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(17/06/09)
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