遊戯王カードWiki - 《ＤＤＤ反骨王レオニダス》

《ＤＤＤ(ディーディーディー)反骨王(はんこつおう)レオニダス/D/D/D Rebel King Leonidas》 †

ペンデュラム・効果モンスター
星７/闇属性/悪魔族/攻2600/守1200
【Ｐスケール：青３/赤３】
(1)：自分が効果ダメージを受けた時にこの効果を発動できる。
このカードを破壊し、さらにこのターン、
ＬＰにダメージを与える効果は、ＬＰを回復する効果になる。
【モンスター効果】
(1)：自分が効果ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、
受けたダメージの数値分だけ自分のＬＰを回復する。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が受ける効果ダメージは０になる。

　ザ・ヴァリュアブル・ブック17　付属カードで登場した闇属性・悪魔族の最上級ペンデュラムモンスター。
　効果ダメージを受けた時に自壊してそのターンのバーンを回復に変換するペンデュラム効果、効果ダメージを受けた時に自身を特殊召喚してその数値分のライフを回復する誘発効果、自分に対する効果ダメージを０にする永続効果を持つ。

　ペンデュラムスケールは３と低めな数値であるため、ＤＤのみを狙うならば《ＤＤ魔導賢者ニュートン》、それ以外も使うのであれば《ＤＤプラウド・オーガ》をもう片方に置けば幅広くペンデュラム召喚が狙える。
　自身をペンデュラム召喚する場合、レベル７なのでペンデュラムスケール10の《ＤＤ魔導賢者ニュートン》か、《ＤＤ魔導賢者ケプラー》を利用したい。
　《ＤＤ魔導賢者ケプラー》の場合、ペンデュラムスケール減少効果が発動しても１度だけであればペンデュラム召喚に支障はない。

　自身を特殊召喚しつつ効果ダメージを打ち消す(1)のモンスター効果により、高い攻撃力を持つ最上級モンスターでありながら容易に特殊召喚が可能。
　更に、フィールドに存在する限り効果ダメージを０にする(2)のモンスター効果により、フィールドにこのカードがあれば一切のバーンは無視できる。
　一方でペンデュラム効果はダメージを０にするだけでなく回復へと変換できるが、このカードが破壊されてしまう。
　こちらは他にダメージ回避手段がない場合に緊急避難的に使うか、次のペンデュラム召喚が可能な状況で使いたい。

　ペンデュラム効果と２つのモンスター効果のいずれもがバーンメタという徹底的な対バーンカード。
　契約書のダメージを踏み倒すことが重要な【ＤＤ】では、ライフを守る上では有用なカードとなる。
　ただし、融合召喚しやすい上にダメージを０にするのではなく回復に置き換える《ＤＤＤ神託王ダルク》の登場で、役に立つ場面が少なくなっているのが実情である。
　一応、手札誘発である関係上、【フルバーン】の先攻１ターンキルに対するメタカードとしては有効か。

　その他、こちらの優位点としては《ＤＤＤ深淵王ビルガメス》でペンデュラムゾーンに置き、ペンデュラム効果を容易に使用可能にできる。
　また、《地獄門の契約書》によるサーチで手札に確保し、その効果ダメージを利用して特殊召喚するという動きも可能。

　【ＤＤ】の他、《Ｅｍトリック・クラウン》などのダメージを受けるデメリットつきのカードを使用するデッキに組み込むのもよいだろう。
　同様の方法で特殊召喚できる《ダメージ・メイジ》などと比較して、自身のステータスが高くアタッカーとなるのが大きな強み。
　レベル４の《ガード・ペンギン》の方がシナジーはあるが、アタッカーとして使うならこのカードであろう。

名前の由来は古代スパルタの王、レオニダス１世か。
第３次ペルシャ戦争におけるテルモピュライの戦いにおいて、アケメネス朝ペルシャの１万とも数十万とも言われる大軍に対し、スパルタの親衛隊300人を含むギリシャ連合の7000の兵で押しとどめたことで知られる。
最終的に内通者が抜け道を教えたことでスパルタ軍は挟み撃ちとなり、刀折れ矢尽きたレオニダス１世は壮絶な最期を遂げた。
だが、彼の奮戦にペルシャ軍が釘付けとなったことでギリシャは海戦の準備を整えられ、サラミスの海戦でペルシャを打ち破ることとなる。

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