《DNA改造手術(かいぞうしゅじゅつ)/DNA Surgery》

永続罠
種族を1つ宣言して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。

 Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した永続罠
 種族を1つ宣言して発動し、フィールド表側表示モンスター宣言した種族に統一する効果を持つ。

 特定の種族効果を得るカードとの併用が考えられるが、特定の種族を参照するカードとこのカードモンスターが揃わなければ事故になり、最初からその種族で揃えたデッキを組んだ方が良い。
 相手モンスター種族を変え、《虫除けバリアー》《群雄割拠》等とのコンボ攻撃を制限する方がメインと言える。

 《サイバー・ドラゴン》があれば《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》融合素材としてペンデュラムモンスター以外の相手モンスターを全て墓地へ送ることができる。
 また逆に、自分機械族モンスター相手《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》融合素材にされるのを防ぐ目的でも使える。

 対象は限定されるが、妨害カードとしても効果を発揮する。
 《H−C エクスカリバー》《エヴォルカイザー・ラギア》《アーカナイト・マジシャン》《カラクリ大将軍 無零怒》といったエクシーズモンスターシンクロモンスターの他、表側表示の特定種族モンスターを要求するモンスター召喚できなくなる。
 また、《一族の結束》《リミッター解除》《ディメンション・マジック》《毒蛇の供物》といった特定種族サポートカードが機能不全に陥る。
 ただしフィールドであっても表側表示モンスターにしか影響しないので、《ゴッドバードアタック》などを封殺するには至らない。

 その他の活用法は【種族操作】を参照。

  • 後になって幻神獣族創造神族といった新たな種族が登場している。
    このように新しい種族が登場した場合は、そのカードが収録されている商品の発売日以降、もしくはキャンペーン等で登場するカードの発送がされてから、その種族宣言が有効となる。(12/04/06)
  • 「ヘルカイザー亮vs猪爪」戦では、猪爪が似たカード名永続魔法《DNA抹殺呪術》を使用。
    イラストでは同じ3人の人物が同じ構図で描かれ、手術着と医療用具の代わりに呪術者の格好と呪文書を身に着けているパロディカードとなっている。
  • アニメ5D'sではジャックと対戦したゴーストの1体が発動していたが、《トラップ・イーター》コストにされていた。
    【A・O・J】とは特に相性がいい訳ではなく、このカードコンボできるカードも劇中では確認されていない。
    他のゴーストの1体の手札にも《DNA移植手術》と共に確認できるため、単純な取り違えという訳ではなさそうである。
    • ゴーストはもともとセキュリティが開発していたロイドをイリアステルが盗み、遊星のプログラムを移植、違法改造して完成させたものであるため、自身の存在を暗示したチョイスである可能性がある。
  • デュエルリンクスではプラシドに専用ボイスが用意されている。

関連カード

種族を変更する効果を持つカード

カード名カードの種類変更後の種族変更対象
フィールドモンスター種族を変更する
《ヴァレット・コーダー》下級モンスタードラゴン族ヴァレルL召喚に使用する自身
《エヴォルダー・リオス》このカード効果墓地へ送ったモンスター
爬虫類族恐竜族
フィールドモンスター2体
《寄生虫パラサイド》昆虫族相手フィールド
《寄生虫パラノイド》昆虫族フィールドモンスター1体
《擬態する人喰い虫》効果破壊したモンスターと同じ種族自身
《サイバース・コンバーター》サイバース族自分フィールドモンスター1体
《死製棺サルコファガス》アンデット族自身を戦闘破壊した相手モンスター
自分アンデット族戦闘破壊した相手モンスター
《超重禽属コカトリウム》獣族獣戦士族鳥獣族自身
《重起士道−ゴルドナイト》機械族自身
《ドロゴン・ベビー》宣言した種族自分フィールドSモンスター1体
《ナチュラル・ボーン・サウルス》恐竜族自身
アンデット族自身の効果蘇生したモンスター
《ナチュル・パイナポー》植物族自分フィールド
《バスター・スナイパー》公開したSモンスターと同じ種族自分フィールドモンスター1体
《フォーマッド・スキッパー》公開したLモンスターと同じ種族L素材とする自身
《ブリリアント・ローズ》EXデッキから墓地へ送ったジェムナイトまたは幻奏1体と同じ種族自身
《プロパ・ガンダケ》獣族昆虫族植物族岩石族自身
自身と同じ種族お互いフィールド
《鋼鉄の幻想師》宣言した種族自身
《インフルーエンス・ドラゴン》下級チューナードラゴン族自分フィールドモンスター1体
《音響戦士ピアーノ》宣言した種族自分フィールド音響戦士モンスター1体
《次元同異体ヴァリス》宣言した種族自身
《ジェノミックス・ファイター》上級チューナー宣言した種族自身を含めたS素材1組
《イリュージョン・スナッチ》最上級モンスターアドバンス召喚したモンスターと同じ種族自身
《降竜の魔術師》最上級Pモンスタードラゴン族自身
ドラゴン族P効果対象としたフィールドモンスター1体
《破戒蛮竜−バスター・ドラゴン》Sモンスタードラゴン族相手フィールド
《外神ナイアルラ》Xモンスター墓地から自身の下に重ねたX素材と同じ種族自身
《六花聖カンザシ》植物族自身の効果蘇生したモンスター
《ヴァンパイア・サッカー》Lモンスターアンデット族自身の効果蘇生したモンスター
《リプロドクス》宣言した種族自身のリンク先モンスター
《機械仕掛けの夜−クロック・ワーク・ナイト−》永続魔法機械族お互いフィールド
《G・ボール・シュート》昆虫族自身の効果コントロールを得たモンスター
《TG−オールクリア》機械族TG
《竜魂の力》装備魔法ドラゴン族装備モンスター
《レプティレス・アンガー》爬虫類族装備モンスター
《灰滅の都 オブシディム》フィールド魔法炎族相手フィールド特殊召喚されたモンスター自分ターンの間
《エーリアン・ブレイン》通常罠爬虫類族攻撃した相手モンスター1体
《六花の薄氷》植物族自身の効果コントロール奪取したモンスター
《竜の血族》ドラゴン族自分フィールド
《アイヴィ・シャックル》永続罠植物族自分ターン時の相手フィールド
《DNA改造手術》宣言した種族お互いフィールド
《竜魂の幻泉》幻竜族このカード対象になっているモンスター
《鏡像のスワンプマン》宣言した種族自身
《果てなき灰滅》炎族相手フィールドモンスター
《ミメシスエレファント》宣言した種族フィールドモンスター1体
《量子猫》宣言した種族自身
《千六百七十七万工房》機械族フィールドモンスター1体
墓地モンスター種族を変更する
《ドラゴンロイド》最上級モンスタードラゴン族墓地に存在する自身
《不死武士の悼み》永続魔法戦士族自分墓地
《輪廻独断》永続罠宣言した種族お互い墓地
フィールド墓地モンスター種族を変更する
《アンデットワールド》フィールド魔法アンデット族お互いフィールド墓地


このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:このカードで幻神獣族創造神族宣言できますか?
A:できます。(12/02/27)

Q:裏側表示モンスター攻撃した時、そのモンスター表側表示になった瞬間から効果適用されるのですか?
A:はい、その通りです。
  よって《インセクト・プリンセス》等で攻撃した場合も効果適用されます。

Q:このカード機械族宣言して発動しました。
  その後2枚目の同名カード天使族宣言発動した場合、どうなりますか?
A:この場合は、後から発動されたものが影響を発揮します。

Q:このカード戦士族宣言して発動しました。
  エクシーズ素材となっているカードも、戦士族として扱いますか?
A:エクシーズ素材となっているカードは、モンスターカードとして扱いません。
  したがって、種族戦士族として扱う事もありません。(11/08/14)


Tag: 《DNA改造手術》 永続罠

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