《アステカの石像/Stone Statue of the Aztecs》 †
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻 300/守2000
(1):このカードが攻撃された場合、その戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは倍になる。
天空の聖域で登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
自身が攻撃を受けた際に相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージを倍にする永続効果を持つ。
守備力が高く壁役をこなせるが、守備表示モンスターに低攻撃力モンスターで攻撃してくる相手はいないので、コンボで真価を発揮する。
攻撃された時に《モンスターBOX》のコイントスに成功すれば、4000もの反射ダメージを与えられる。
一度表側守備表示になった後も、《牙城のガーディアン》・《収縮》・《D2シールド》等でコンバットトリックを決めれば、さらなるダメージを狙える。
特に《モンスターBOX》と《D2シールド》とのコンボが成功すれば、8000ダメージを与えられ、1ターンキルが成立する。
守備力の高い壁モンスターや《メタル・リフレクト・スライム》とフィールドに並べ、《結束 UNITY》を発動することでも一撃必殺も狙える。
事前に気付かれると除去を狙ってくるため、デッキがばれない様にしておきたい。
マッチでは2戦目以降殆どの場合攻撃を控えてくるため、違う戦術が必要となる。
例えば《召喚制限−猛突するモンスター》と《おジャマトリオ》との組み合わせで、12000ものダメージを叩き込める。
変わった使い方としては攻撃表示で攻撃された時に《ディメンション・ウォール》を発動した場合も、効果を発揮できる。
攻撃表示のこのカードに相手の低守備力のモンスターが攻撃してきた時に《反転世界》を使い、反射ダメージを狙う手もある。
- 「アステカ/Azteca」とは、現在のメキシコ中央部に1325年から1521年まで存在していたメソアメリカ文明のことである。
スペインの探検家コルテスに滅ぼされるまで、独自の文明が栄えていたとされ、現在でも石像や建造物がいくつか出土されている。
英語名が「Aztecs」と複数形になっているのは、石像のみならず、文明全体をイメージしたためか。
- 原作では、手札にある時点でのカード名は《壁男○○ガーマン》(○○の部分は隠れていたため不明)だったが、召喚した際には《アステカの石像》に変更されていた。
原作・アニメでは通常モンスターで、アニメのフレイバー・テキストには「アステカの神を象った石像 大いなる力を秘めている。」と書かれている。
イラストはこちらへむかって両手を突き出しているようなもので、OCGでのイラストは漫画での構図を元に描かれているが、アニメで登場した際にはイラスト通りの構図で召喚されている。
- コナミのゲーム作品において―
DMシリーズでは効果を持たず、オリジナルのテキストが存在する。
「昔この石像の上で何万もの生贄が捧げられたという」と書かれている。
関連カード †
―反射ダメージを倍にする効果を持つカード
―戦闘ダメージを倍にする効果を持つカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《アステカの石像》 効果モンスター モンスター 星4 地属性 岩石族 攻300 守2000