《コカローチ・ナイト/Cockroach Knight》 †
効果モンスター
星3/地属性/昆虫族/攻 800/守 900
このカードが墓地へ送られた時、このカードはデッキの一番上に戻る。
BOOSTER4で登場した地属性・昆虫族の下級モンスター。
墓地へ送られた時にデッキトップに戻る強制発動の誘発効果を持つ。
手札・フィールド・デッキのいずれから墓地へ送られた際もデッキトップに戻り、次のドローが必ずこのカードになってしまう。
デッキ切れこそ防げるが、フィールドでは単なる低ステータスのモンスターに過ぎず、これ単体では邪魔になることの方が明らかに多い。
使い時を誤ると自分に損害を与えるという意味では、単体では下手な利用価値の見いだせないモンスター以下かもしれない。
使うならば、デッキトップを参照するカードとのコンボで採用されることになるだろう。
- 「コカローチ(Cockroach)」はゴキブリという意味である。
何度墓地へ送られようとも復活するしつこさはまさにゴキブリそのもの。
盾には殺虫剤に禁止マークが書かれている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ版「バトルシティ編」の「城之内vsインセクター羽蛾」戦において羽蛾が使用。
デッキトップに戻る点を利用して繰り返し《インセクト女王》の攻撃コストに使われた。
この時羽蛾は「これで女王サマの生け贄には困らない!」などと言っていたが、確かに確実に生け贄を用意できはするものの、ドローロック状態で新たなカードを引けなくなってしまう。
アタッカーの展開もできず相手に逆転の機会を与える事になるため、戦術として有効とは言い難い。
まがりなりにも効果が意味を持っているだけ前述の《天使の施し》の例よりはマシではあるが。
- アニメGXの「十代vsブロン」戦においては、観客として登場している。
- アニメ5D's第44話において、黒い靄に襲われたサテライトのデュエリストが使用していた。
- コナミのゲーム作品において―
DMシリーズでは効果を持たないモンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「物陰 狭い隙間 どこにでも現れるゴキブリの戦士」と書かれている。
また昆虫族と戦士族モンスターの融合で出すこともできるが、ステータスが低くほとんど使われなかった。
昆虫族はこの組み合わせ以外では融合素材に使えるものがほぼ存在しないので、初期デッキのお荷物的存在になりがちだった。
- カプセルモンスターコロシアムにも登場。
ステータスはまずまずだが、攻撃範囲が狭いためやや使いにくい。
範囲内の味方のMPを回復する「森の恵み」という特技を覚える。
確かに森林に住む野生のゴキブリ種は植物食で森を肥やしてくれる存在だが、このカードはイラストを見る限り所謂「G」呼ばわりされる屋内に出現するタイプの様である。
関連カード †
―ゴキブリ系モンスター
―類似系効果
収録パック等 †
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