《機械軍曹/Robotic Knight》 †
通常モンスター
星4/炎属性/機械族/攻1600/守1800
機械王に仕える機械族の司令塔。
機械の兵隊を統率する攻撃的な用兵で有名。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した炎属性・機械族の下級モンスター。
珍しい炎属性・機械族の下級通常モンスターであり、同条件の3体の中では最も攻撃力が高い。
ただ他と同じく、炎属性を指定するランク4エクシーズモンスターだけは未だ存在しないため、これらを使う意義は現時点では薄い。
しかし、壁となる《バトルフットボーラー》や融合素材サポートを使える《ギガテック・ウルフ》と比べると《奈落の落とし穴》に落ちるため、その2種よりも扱いにくい。
それでも《バーニングブラッド》で強化した上で《リミッター解除》すれば攻撃力4200となり、《レスキューラビット》で2体同時にリクルートしていた場合は1ターンキルも狙える。
ただし、この戦術をとる場合は他の2体も《奈落の落とし穴》の範囲内になってしまう。
また《レスキューラビット》や《思い出のブランコ》、《リミッター解除》により自壊が決定した場合、攻撃終了後は《馬の骨の対価》以外に《炎王炎環》・《火霊術−「紅」》のコストにもできる。
その点を活かせば現在でもこれらを中心としてデッキを組む価値はあるだろう。
- 攻撃力より高い守備力を持ちながら「攻撃的」というのは幾分か違和感があるが、「用兵」とは兵士の使い方であるため、部下に指示して行う戦術が攻撃的ということなのであろう。
- 軍隊の階級において、「軍曹」は下から数えたほうが近い位置にある。
将校の最下級である少尉よりも3階級下である。
兵の教育係や分隊長を務める、部下は多くても20人程度である。
アメリカ陸軍での軍曹は分隊の副官を務める立場であり、地位が高いとは言い難い。
- 上記の通り軍曹は地位が高い階級ではないのだが、このモンスターは「機械族の司令塔」であるとの事。
- 最下級の一般兵卒にとっては、軍曹は主に新人教育に当たることの多い地位であり、また軍曹自身も一兵卒からの叩き上げで、そこそこの年齢であることも多い。
映画などでよく見る鬼軍曹・鬼教官といったイメージはここから来ている事が多い。
- 同じ《機械王》の配下であり、単体で行動する追跡者であろう《メカ・ハンター》より攻撃力が劣る。
こちらは機械の兵隊の分隊長を務める為の統率が主な役割であり、上記の説明も加味すると、ある種軍隊の階級内での地位を反映したステータスだからだろうか。
- 英語名は「機械の騎士」であり、軍曹という設定は反映されてはいない。
TCGにおいて何らかの表現規制が関連しているのか、初期カード故の扱いの雑さかは不明。
- デッキマスター能力は9回使用しており、1人に集中させればそれだけで4000のライフを削りきれたのだが、3人に均等にダメージを与えていた。
劇中での大田宗一郎の言動から、「対戦相手の3人(のデュエルの実力)は全員実質素人同然なのでデッキマスター能力を1人に集中させずとも勝てる。」という一種の慢心からこの判断に至っているようである。
結果論とは言え、この判断のせいで後に手痛いしっぺ返しを食らっている。
- ゲーム作品では攻撃を左手のガトリングガンのみで行い、右手の軍刀は使わない。
あくまで、軍刀は地位を示すためのものなのだろうか。
関連カード †
―モチーフ関連
―フレイバー・テキスト関連
―《機械軍曹》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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