閃光弾(せんこうだん)/Flashbang》

通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって
自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
このターンのエンドフェイズになる。

 STRIKE OF NEOSで登場した通常罠
 相手直接攻撃を受けた時にエンドフェイズに移行する効果を持つ。

 ただ単に相手攻撃を防ぎたいなら、《和睦の使者》《威嚇する咆哮》などで十分である。
 《アストラルバリア》《ドゥーブルパッセ》コンボすることで相手ターンを丸々凌ぐ事が可能であるが、受けるダメージによっては割に合わないケースも多い。
 《タイム・イーター》とのコンボ相手ターンを吹き飛ばす事はできるが、それなら《覇者の一括》で十分である。

 こうした点から「メインフェイズ2を飛ばす」・「バトルフェイズ終了時効果を封じる」などの点で差別化を行わない限り、このカードを採用することは難しい。
 伏せカードを出すのは通常はメインフェイズ2であるため、このカードが予期されていない間は奇襲の布石としても使える。

 カードプールの増加に伴い、このカードを組み込むことのできるデッキは少しずつ増えてきた。
 相手ターンフィールドモンスターを残さないスピリット【妖仙獣】などではメインフェイズ2での行動を阻害できる。
 同じくモンスターを残さないプレイスタイルを持つ【PSYフレーム】とも相性がいいように思えるが、相手の行動をトリガーに展開を行う関係から噛み合わない。
 また、直接攻撃でさえあればモンスターが並んでいようが関係ない為、《ダーク・サンクチュアリ》を採用した【ウィジャ盤】【ゴーストリック】でも活躍が期待できる。
 ただし、上記の通り防御性能そのものでは《和睦の使者》等に大きく劣るため、「相手攻撃トリガーに使用する妨害カード」と捉えた方がいい。
 積み過ぎると相手に存在を予想されてしまい、またダメージが後に響いてくるため、採用は1〜2枚程度でいいだろう。

 時代が進み、同様にメインフェイズ2スキップさせる《一撃離脱》が登場した。
 とは言えあちらはバトルフェイズ終了時にしか使えない。
 こちらは2回以上直接攻撃を受ける場合、2回目以降の攻撃も強制中断することになるため、モンスターが複数存在するならこちらが優先される。

  • 閃光弾とは殺傷力のない爆弾であり、大音響と閃光で対象の動きを封じる。
    人質等を傷つけずに敵を制圧することができるため、軍や警察の特殊部隊等が装備している。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:発動タイミングはいつですか?
A:ダメージ計算後です。(14/03/29)

Q:このカードの発動に成功した時、《剣闘獣ラクエル》等のバトルフェイズ終了時効果発動しますか?
  (このカードの効果は、バトルフェイズ終了のタイミングを経ずに、直接エンドフェイズに移行する効果なのですか?)
A:その場合、《剣闘獣ラクエル》等のバトルフェイズ終了時発動する効果発動できなくなります。(12/08/31)


Tag: 《閃光弾》 通常罠

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