《二重魔法/Double Spell》 †
通常魔法
手札から魔法カード1枚を捨て、相手の墓地の魔法カード1枚を選択して発動できる。
選択した魔法カードを自分フィールド上の正しいカードゾーンに置き、使用する。
黒魔導の覇者で登場した通常魔法。
相手の墓地の魔法カードを対象に、そのカードのコントロールを得て使用する効果を持つ。
対象が相手の墓地になった代わりにコストが軽くなった《魔法再生》とでも言うべきカードである。
手札コストが魔法カードに限定されているため、【魔力カウンター】のように魔法カードが手札に溜まりやすいデッキに投入したい。
【ダイヤモンドガイ】では、《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で使用すると手札コストが不要となり、手札に来てもダブついた魔法カードをコストにできる。
《マジックブラスト》・《ジェムナイト・フュージョン》などの自己サルベージ効果を持つ魔法カードが存在するデッキで使用する手もある。
しかし問題は対象となる魔法カードが相手に左右される点。
汎用性の高い魔法カードが都合良く墓地に存在するとは限らず、属性や種族、カテゴリのサポートカードの場合はミラーマッチでもなければ使用するメリットはない。
また魔法カードがほぼ投入されていない【フルモンスター】などのデッキ相手では使用すらできない事もある。
相性のいいデッキであってもサイドデッキから投入するのが基本となるだろう。
狙い目は汎用性の高い《サンダー・ボルト》・《ハーピィの羽根帚》・《死者蘇生》辺りだろうか。
《墓穴の指名者》・《抹殺の指名者》は採用される可能性は高いが、チェーン発動が基本なのでこちらで発動するメリットが少ない。
- ちなみに英語版では何故か同シーンでカードが《拡散する波動》であった(発動する際に英名の「Double Spell」と発言している)。
- アニメARC-Vの「遊矢(ユート)vs瑠璃&セレナ」戦においてセレナが使用した通常罠《パラサイト・マジック》のイラストに描かれている。
- 効果処理に問題が生じるのか上記のバグの影響かは不明だが、マスターデュエルには実装されていない(2024年2月現在)。
関連カード †
―イラスト関連
※モンスターカードについては《賢者ケイローン》を参照のこと。
収録パック等 †
FAQ †
全般的なルールについて †
Q:コストを必要とするカードを選択した場合、コストは払いますか?
A:コストは支払います。(13/12/18)
Q:コストを必要とするカードを選択した場合、そのコストはいつ払いますか?
A:このカードの効果処理時にコストを支払います。(13/12/18)
Q:このカードの効果で対象をとる魔法カードを選択した場合、その対象を選択するタイミングはいつになりますか?
A:このカードの効果処理時に対象を選択します。(13/12/18)
Q:発動条件を満たす必要はありますか?
A:はい、発動条件が満たせなかったり、コストが払えない場合はこのカードは発動できません。(13/12/18)
Q:通常魔法を選んだとき、チェーンして《ロスト》を発動し選択したカードを除外した場合どうなりますか?
A:対象が存在しなくなるため、不発になります。(08/06/23)
Q:相手の墓地の《死者への手向け》を対象としてこのカードを発動した場合、その効果処理で《死者への手向け》の対象を選択する際に、《Kozmo−ダークシミター》を選択できますか?
A:いいえ、選択できません。(22/07/03)
Q:相手の墓地の《ライトニング・ボルテックス》を対象としてこのカードを発動した場合、その効果処理で《ライトニング・ボルテックス》のコストを払う際に《暗黒界の術師 スノウ》を捨てた場合、《暗黒界の術師 スノウ》の効果は発動しますか?
A:いいえ、発動しません。(22/07/03)
Q:相手の墓地の《Battle Royal Mode−Joining》を対象として自分はこのカードを発動できますか?
A:フィールドに対象にできるモンスターが存在する場合は発動できます。(22/07/04)
Q:相手の墓地の《二重魔法》を対象として自分は《二重魔法》を発動できますか?
A:できません。(22/07/09)
特定のカードを対象にした場合について †
Q:この効果で《強欲で謙虚な壺》を発動した場合、そのターン特殊召喚できますか?
A:できません。(12/02/11)
Q:このカードの効果で《地砕き》が発動された場合、《我が身を盾に》をチェーンできますか?
A:いいえ、できません。
あくまでも発動しているのは《二重魔法》の効果であり、このカードは「破壊する効果」を直接的に含むわけではないため、発動できません。(10/09/09)
Q:このカードの効果で《ハリケーン》が発動された場合、このカードは手札に戻りますか?
A:いいえ、このカードは手札に戻りません。
Q:《ダブル・サイクロン》を選択した場合、発動した《二重魔法》自身を対象にとれますか?
A:はい、対象にできます。(13/12/20)
Q:《禁じられた一滴》を選択した場合、発動した《二重魔法》自身を《禁じられた一滴》のコストとして墓地へ送ることはできますか?
A:ご質問の場合、《二重魔法》を墓地へ送ることができます。(23/08/04)
Q:自分が《オレイカルコスの結界》を発動しているデュエル中に、相手の墓地の《オレイカルコスの結界》を対象として自分はこのカードを発動できますか?
A:できません。(22/07/09)
Q:相手の墓地の《ピースの輪》を対象として自分はこのカードを発動できますか?
A:できません。(17/03/24)
Q:相手の墓地の《光の護封剣》を対象として自分はこのカードを発動できますか?
できる場合、
- その《光の護封剣》はフィールドに残り続けますか?
- 相手フィールドの裏側表示モンスターを全て表側表示に変更しますか?
A:はい、発動できます。
その場合、《光の護封剣》の効果処理を通常通り行います。
なお、相手ターンで数えて3ターン後の相手エンドフェイズに破壊されます。(22/07/09)
Q:相手の墓地の《ダーク・フュージョン》を対象として自分がこのカードを発動した場合、その効果処理で《ダーク・フュージョン》の効果でしか特殊召喚できない《E−HERO ダーク・ガイア》を融合召喚できますか?
A:できます。(22/07/09)
その他 †
Q:フィールドに《王立魔法図書館》が存在しているとき、《二重魔法》を使用して相手の墓地の《死者蘇生》を使用しました。
この場合、《王立魔法図書館》に乗る魔力カウンターの数は何個ですか?
A:このカードの効果発動時に選択した魔法カードは、《二重魔法》の効果処理時にその選択した魔法カードの効果処理を行うため、魔法カードを発動した扱いにはなりません。
したがって、《王立魔法図書館》に乗せられる魔力カウンターは、発動したこのカードの1個のみとなります。(08/08/16)
Q:自分フィールドに《魔力倹約術》が存在し、自分のライフポイントが500の状態で、相手の墓地の《簡易融合》を対象としてこのカードを発動できますか?
できる場合、ライフポイントを払う必要はありますか?
A:挙げていただいた方法で発動できます。
またその際、ライフポイントは払いません。(22/07/03)
Q:相手の墓地の《トゥーン・ワールド》を対象として自分がこのカードを発動し、その《トゥーン・ワールド》が自分の魔法&罠ゾーンに置かれました。
《ハネクリボー LV9》が存在する状態で、その置いて使用した《トゥーン・ワールド》が効果で破壊された場合、その置いて使用した《トゥーン・ワールド》は《ハネクリボー LV9》の効果で除外されますか?
A:はい、除外されます。(22/07/18)
Q:このカードで使用した魔法カードで《聖刻龍−ドラゴンヌート》を対象とした場合、対象になった時に発動する効果は発動しますか?
A:ご質問の場合、《聖刻龍−ドラゴンヌート》の効果は発動しません。(23/08/04)
Q:このカードで使用した《死者蘇生》で《グリーン・ガジェット》を特殊召喚した場合、召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる効果を発動できますか?
A:ご質問の場合、《グリーン・ガジェット》の効果を発動できます。(23/08/04)
Tag: 《二重魔法》 魔法 通常魔法