《薔薇の刻印/Mark of the Rose》 †
装備魔法
自分の墓地から植物族モンスター1体を除外し、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):装備モンスターのコントロールを得る。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
このカードの(1)の効果は次の自分スタンバイフェイズまで無効になる。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した装備魔法。
装備モンスターをコントロール奪取する効果、自分のエンドフェイズから次の自分のスタンバイフェイズまでその効果を無効にする効果を持つ。
装備することでコントロール奪取が可能だが、(2)によりエンドフェイズにコントロールが相手に戻ってしまう。
そのため、発動したターン中に奪ったモンスターを何らかの方法で処理する必要がある。
縛りの無いリンクモンスターのリンク素材に利用するのがもっとも手っ取り早いか。
発動コストとして墓地の植物族を除外する必要があるので、【植物族】か植物族を出張させたデッキでしか採用できない。
【植物族】は蘇生手段が多いため、闇雲に墓地アドバンテージを消費するのは避けたい。
デュエル中に1度しか使用できない効果を使い終わった《スポーア》・《捕食植物ダーリング・コブラ》などであれば除外してもさほど痛手にはならない。
もしくは、《アームズ・ホール》で共にサーチ可能な《D・D・R》で帰還を狙うのも手ではある。
また、単純なコントロール奪取ならば《心変わり》・《精神操作》が、装備魔法に絞っても準制限カードだが《強奪》が存在するため、あちらだけで足りない場合でなければ、何らかの差別化が欲しい。
過去のこのカードの利点として、装備魔法である事から《アームズ・ホール》でのサーチ・サルベージ、奪取したモンスターを《月の書》等で裏側守備表示にすれば永続的に奪取出来た。
しかし2024/9/19の裁定変更で裏側守備表示にしても永続的な奪取が不可能になったことに加え、2024/10/01に禁止カードだった《強奪》が制限復帰したこともありかつての強みを失っている。
関連カード †
―カード名関連
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手のモンスターゾーンに表側表示で存在するモンスターを対象として、《大捕り物》の効果を発動し、コントロールを得ています。
その後に、対象のモンスターが裏側守備表示になった場合、適用されている《大捕り物》の効果はどうなりますか?
A:《大捕り物》の効果によってコントロールを得ているモンスターがその後に裏側守備表示になった場合、そのモンスターは《大捕り物》の対象から外れます。
よって、「そのモンスターのコントロールを得る」効果の適用はなくなり、そのモンスターのコントロールは相手に戻ります。
また、「そのモンスターは自分フィールドに存在する場合、攻撃できず、効果を発動できない」効果の適用もなくなりますので、攻撃や効果の発動も行える状態になります。
なお、《大捕り物》は魔法&罠ゾーンに表側表示で残り、「そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される」処理が適用されることもなくなります。(24/09/19)
Q:相手のフィールドに2体のモンスターがいて、こちらのフィールドにはモンスターが存在しません。
その状態で《薔薇の刻印》で片方のモンスターのコントロールを奪い、その後《強制転移》でモンスターを入れ替えました。
この場合、自分エンドフェイズと次の自分スタンバイフェイズの処理はどうなりますか?
A:自分エンドフェイズに(2)の効果が発動し、(1)は無効になります。
その後、次の自分スタンバイフェイズに(1)の効果は再度適用されますが、コントロールが自分に移ることはありません。(18/11/12)
Q:このカードでコントロールを奪った《星態龍》が攻撃宣言した場合、どのような処理になりますか?
A:攻撃宣言を行った《星態龍》はこのカードの効果を受けず、コントロールが相手に戻ります。
この時点で攻撃モンスターではなくなるため、すぐにこのカードの効果が適用され再度コントロールを得る事になります。
《星態龍》はすでに攻撃宣言を行っているので、このバトルフェイズ中にはもう攻撃を行えません。(13/08/17)
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