遊戯王カードWiki - スプライト

スプライト/Spright †

　POWER OF THE ELEMENTSでカテゴリ化された「スプライト」と名のついたカード群。
　属するモンスターは全てレベル・ランク・リンク２の雷族で統一されており、闇属性と炎属性が存在する。

メインデッキのモンスターは以下の共通テキストを持つ。
(1)は闇属性はランク２を、炎属性はリンク２を指定している。

このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドにレベル２または（ランク２orリンク２）のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2)：（固有効果）

カード名	属性	発動条件	固有効果
《スプライト・ブルー》	闇属性	自身の特殊召喚に成功した場合	同名カード以外の「スプライト」モンスターをサーチ
《スプライト・ジェット》		自身の特殊召喚に成功した場合	「スプライト」魔法・罠カードをサーチ
《スプライト・ピクシーズ》		手札・フィールドの自身を墓地へ送る	レベル・ランク・リンク２の攻撃力を相手モンスターの攻撃力分強化
《スプライト・レッド》	炎属性	自身以外のレベル・ランク・リンク２をリリース	相手のモンスター効果を無効（特定条件下では破壊も可）
《スプライト・キャロット》	炎属性	自身以外のレベル・ランク・リンク２をリリース	相手の魔法・罠カードを無効（特定条件下では破壊も可）

属するカードはレベル・ランク・リンク２に関する効果や制約を持つものが多い。
ただし、種族や属性の制約は無く、【ガエル】や【メルフィー】等、レベル２を主力とするデッキと組み合わせることができるようにデザインされている。

カテゴリ名に西洋の伝承に登場する妖精の名前が用いられているのは、世界観を共有するスプリガンズにも見られる要素であり、エクシーズモンスターを主力とする点もあちらと共通する。
《スプライト・スマッシャーズ》はスプリガンズのサポートカードでもあり、恐らくは意図的な類似だろう。
- ちなみに、「Sprite」も「Spriggan」も語源を辿ると同じラテン語の「Spritus」に由来する語である。

メインデッキのモンスターにイラストには、装飾品に黄道十二星座のシンボルマークが描かれている。
世界観を共有するセリオンズは黄道十二星座に属する恒星を固有のカード名の由来としており、関連性が示唆されている。
ちなみに両方合わせても現時点では「山羊座」のみ欠けている。
《アルギロスの落胤》の誕生にスプライトが関わっていることを踏まえると、あちらが山羊座役に相当するのかもしれない。

TCGでは上記の《ラヴァル炎樹海の妖女》等「sprite」と名前が付いているカードが複数存在するため、「sprite」の古英語である「Spright」が用いられている。

原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズの「ストロング十九vsサイキック天道」戦で天道が使用。
対戦相手の十九からは「相変わらずガチを使う」と、その強さを高く評価されている。

未OCG カードでは、アニメGXでユベルが使用した永続罠《ゼロ・スプライト》が存在する。
なお、「スクラップ」の未OCG カードのように偶然属しているに過ぎない。