集英社 †
遊戯王OCGの原作漫画『遊☆戯☆王』や、関連する漫画作品が連載される漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』『Vジャンプ』等を発行している出版社。
正式名称は「小学館集英社プロダクション」であり、小学館と集英社は隣接するビルであり経営者は同一の一族が担う一族経営である。
そのほか『ザ・ヴァリュアブル・ブック』等、遊戯王に関する書籍は全てこの会社から発行されている。
「遊戯王OCG」の情報は、この会社が原作者と独占契約を結んでいるため、まず他社で遊戯王情報が公表されることはない。
そのため、他社のカードゲーム・ゲーム雑誌には遊戯王OCG及び遊戯王関連ゲームの情報は掲載されないという関係になっている。
また、これら『週刊少年ジャンプ』『Vジャンプ』などの雑誌や漫画単行本、ゲーム攻略本など、多くの遊戯王関連書籍でOCGカードが付属している。
雑誌購読者用の専用パック「V JUMP EDITION」(旧「LIMITED EDITION」)も存在する。
Vジャンプによれば、これらの収録カードは、発売の何ヶ月か前にはメーカーとの打ち合わせの上に決定するらしい。
メーカーからの提示はもちろん、編集部側からのリクエストもあるそうだ。
その他、特にOCG第5〜6期(2006〜2008年頃)は、《ハネクリボー LV9》や《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》等のように、当時の環境に対しメタカードとしてデザインされたものも多かった。
しかし、それと共に漫画やアニメから効果や召喚条件が全く別のものに変更されたことで批判意見も多かったこともあってか、現在はこのような傾向はほぼ見られない。
また、これまでに類を見ない特殊な効果を持つカードが多いのも特徴。
「タイミングを逃す」ルールを有名にした《暗黒魔族ギルファー・デーモン》や禁止カードとなった《現世と冥界の逆転》など、ゲームそのものに大きな影響を与えるものも数多い。
- 前述の通り、漫画・アニメで登場したカードのうち「原作再現が不可能」となっているカードを挙げる。
書籍に掲載された誤情報 †
- 集英社が刊行している遊戯王関連書物には、プレイヤーからみると理解しがたい内容の物が多い。
カード説明に誤情報が多く、コンボも効率がいいとはいえないどころか、ルール上不可能なものがおすすめコンボとして載っていたり、非実戦的なデッキレシピが記載されていたりする。
- ルール上不可能なコンボの一例(※印は2版以降で修正されたもの)
関連リンク †