集英社 †
漫画『遊☆戯☆王』、およびそれを題材とする『遊戯王OCG』と深い関わりを持つ、日本の出版社。
同じく出版社である「小学館」とも同じ創業者による会社で、教育を主とする小学館の1922年の創業に対して、娯楽を主とする分業を意図して1926年に創業された。
小学館の事業拡大により結果的に競合雑誌が創刊されるなどしているものの、創業者一族は健在で、両社が中核の「一ツ橋グループ」の形成、ライセンス事業を主とする「小学館集英社プロダクション(ShoPro)」の発足など、事実上一体と言える関係である。
創業の経緯通りに娯楽雑誌を主としており、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』が特に有名で、『遊☆戯☆王』もこの雑誌で連載されていた。
この他にも『Vジャンプ』、『ザ・ヴァリュアブル・ブック』やゲームソフトの攻略本など、遊戯王の関連書籍は全て同社から出版されており、他社での取り扱いはない。
『遊☆戯☆王』とOCGの切っても切れない関係性から、これらの書籍にもOCGプロモカードを付属させることがほとんどである。(→書籍付属カード)
さらに雑誌購読者用の専用パック「V JUMP EDITION」(旧「LIMITED EDITION」)も存在している。
Vジャンプ2011年8月号の記事によれば、収録カードは、発売の何ヶ月か前にKONAMIとの打ち合わせの上に決定するらしい。
メーカーからの提示はもちろん、編集部側からのリクエストもあるそうだ。
(なお、その後2015年下半期ごろから毎月必ずカードが付属するようになったため、「何ヶ月か前」とされていた打ち合わせは必然的に見直されていることになる)
その他、特にOCG第5期〜第6期(2006〜2008年頃)は、《ハネクリボー LV9》や《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》等のように、当時の環境に対しメタカードとしてデザインされたものも多かった。
しかし、それと共に漫画やアニメから効果や召喚条件が全く別のものに変更されたことで批判意見も多かったこともあってか、現在はこのような傾向はほぼ見られない。
また、これまでに類を見ない特殊な効果を持つカードが多いのも特徴。
「タイミングを逃す」ルールを有名にした《暗黒魔族ギルファー・デーモン》や、先攻1ターンキルのキーカードとして長年禁止カード指定されていた《現世と冥界の逆転》(後にエラッタ施行)など、ゲームそのものに大きな影響を与えるものも数多い。
原作の連載時点から深く関わり独占する関係でありながら、書籍付属カード・V JUMP EDITIONにおける原作の再現度、雑誌や攻略本におけるルールの理解力、どちらの側面を見ても乏しい対応が残念なことに散見される。
前者はカードを製作・製造しているKONAMI側(ゲームマスター)の問題も大いに考えられるが、後者は擁護のしようがない。
- 前述の通り、漫画・アニメで登場したカードのうち「原作再現が不可能」となっているカードを挙げる。
書籍に掲載された誤情報 †
- 集英社が刊行している遊戯王関連書籍には、プレイヤーからみると理解しがたい内容の物が多い。
カード説明に誤情報が多く、コンボも効率がいいとはいえないどころか、ルール上不可能なものがおすすめコンボとして載っていたり、非実戦的なデッキレシピが記載されていたりする。
- ルール上不可能なコンボの一例(※印は2版以降で修正されたもの)
関連リンク †