【マシンナーズ】 †
PREMIUM PACK 9で登場したマシンナーズを軸としたビートダウンデッキ。
《マシンナーズ・フォートレス》を中心にアドバンテージを得やすいカードが多く、非常に息切れしにくく粘り強い。
ガジェット等の他の機械族と併用も可能である。
《マシンナーズ・ギアフレーム/Machina Gearframe》
ユニオン・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの機械族モンスター1体を対象とし、
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
《マシンナーズ・フォートレス/Machina Fortress》
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
(1):このカードはレベルの合計が8以上になるように手札の機械族モンスターを捨てて、
手札・墓地から特殊召喚できる(自身を捨てた場合、墓地から特殊召喚する)。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードを対象として発動した相手モンスターの効果が適用される際に、
相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。
その相手のカードを破壊する。
《マシンナーズ・カーネル/Machina Citadel》
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
その機械族モンスターと、その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
「マシンナーズ・カーネル」以外の自分フィールドの表側表示の機械族・地属性モンスターが
戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
《機甲部隊の再編制/Machina Redeployment》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「マシンナーズ」モンスター2体を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
●手札から「マシンナーズ」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「機甲部隊の再編制」以外の「マシンナーズ」カード2枚を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
―マシンナーズモンスター
―相性の良い機械族モンスター
―それ以外のモンスター
チューナーを採用する場合はナチュルシンクロモンスター等も狙いやすい。
メインデッキである程度戦えるので《浮幽さくら》用のメタ構築にするのも手。
―シンクロモンスター
―エクシーズモンスター
機械族のランク4は《マシンナーズ・ギアフレーム》で《マシンナーズ・アンクラスペア》をサーチすれば手札1枚で出せる。
―リンクモンスター
―マシンナーズ
―種族や属性のサポートカード
―その他の魔法・罠カード
戦術 †
キーカードとなる《マシンナーズ・フォートレス》を手札・墓地に、《マシンナーズ・カーネル》を墓地に用意することが重要となる。
《マシンナーズ・ギアフレーム》・《機甲部隊の再編制》・《スクラップ・リサイクラー》を用いて速やかに準備をしよう。
相手ターンの展開を《マシンナーズ・カーネル》で睨みつつ、《マシンナーズ・フォートレス》の蘇生や自爆特攻を繰り返しアドバンテージを奪っていく。
最上級モンスターを並べやすいので短期決戦も狙える一方、《マシンナーズ・カーネル》・《マシンナーズ・メガフォーム》・《機甲部隊の最前線》・《機甲部隊の防衛圏》といったリカバリー手段も豊富で、後続を用意しやすく粘り強い戦いもできる。
長期戦ではメタカードで相手の行動を阻害するだけでなく、あえて効果を通し自分のモンスターを破壊させるというプレイングができるのもこのデッキの強みである。
【マシンカラクリ】 †
同じ地属性・機械族のカラクリを加えた型。
手軽にシンクロ召喚のギミックを取り入れられる他、強力な制圧力を有するナチュルのシンクロモンスターを組み込むことができる。
《マシンナーズ・フォートレス》から《カラクリ大将軍 無零怒》・《カラクリ大権現 無零武》のシンクロ召喚も狙え、1度シンクロ召喚を行えればそこから息切れせずに展開することも可能。
元々息切れしづらいデッキ同士の混合であるため、相手にとっては煩わしいことこの上ないだろう。
【マシンガジェット】 †
こちらも同じく地属性・機械族のガジェットと組み合わせたパターン。
継続的なサーチによって手札切れを起こしにくく、かつ《マシンナーズ・フォートレス》のコストも調達できる。
《スクラップ・リサイクラー》を採用するのならば再利用効果を最大限に活かせ、《貪欲な壺》ともシナジーがある。
【代償ガジェット】及び【除去ガジェット】を参考にデッキ構築するとよい。
【マシンギア】 †
こちらはアンティーク・ギアと組み合わせたデッキタイプ。
アンティーク・ギア共通の効果により戦闘に強く、魔法・罠カードへの対応手段が少ない穴を補完してくれる。
《歯車街》をサーチでき、さらにその効果のトリガーにもなれる《古代の機械弩士》をリンク召喚しやすいのも利点。
アンティーク・ギアには融合モンスターを筆頭に攻撃力が高いモンスターが多く、《マシンナーズ・カーネル》との相性がよく《機甲部隊の最前線》によるリクルート可能範囲も広い。
《マシンナーズ・エアレイダー》や《マシンナーズ・ラディエーター》で《古代の機械魔神》を対象にすることで、ボード・アドバンテージを失うことなく効果を使用できる。
【マシンロイド】 †
ロイド、特に《エクスプレスロイド》のサルベージ効果を取り入れたもの。
強力な回収効果で《マシンナーズ・フォートレス》のコストが容易に調達でき、《アーマロイドガイデンゴー》を回収すれば1体につき1回分のコストとなる。
容易な発動条件から、コストで捨てたロイドを再び《エクスプレスロイド》によるサルベージで使い回すことも難しくない。
【スキドレマシンナーズ】 †
ハンデス効果以外《スキルドレイン》の影響を受けない《マシンナーズ・フォートレス》を中心に、相性の良いモンスターを採用する。
上級モンスターが多いが、どれも簡単に召喚できるためそこまで気にする必要は無い。
効果モンスターが横行する現環境にメタを張れるのが強み。
マシンナーズは、《マシンナーズ・フォートレス》以外に《マシンナーズ・ギアフレーム》を採用する程度である。
《スキルドレイン》の存在を考えると、《強制脱出装置》《機甲部隊の超臨界》を採用しない限りはこれすらも採用しない構築も考えられる。
他には《マシンナーズ・メガフォーム》が《スキルドレイン》で効果を阻害されず、《トレード・イン》にも対応するため一考の余地がある。
一方で《マシンナーズ・ルインフォース》のライフコストは払い損になってしまうので注意したい。
【無限マシンナーズ】 †
地属性・機械族の無限起動との混合タイプ。
《無限起動リヴァーストーム》により地属性・機械族のサーチ・墓地送りが可能であり、《マシンナーズ・フォートレス》・《マシンナーズ・カーネル》の準備ができる。
《無限起動ゴライアス》をエクシーズ素材にした無限起動を対象に《マシンナーズ・カーネル》の効果を発動することで、相手モンスターだけを破壊するということも可能。
《超整地破砕》が除去された後も、《超接地展開》・《超信地旋回》のサーチとして活かすことができるのも利点。
【オルフェゴールマシンナーズ】 †
マシンナーズが要求する手札コストと墓地を初動とするオルフェゴールとのシナジーを狙ったもの。
マシンナーズの一部は闇属性なので《オルフェゴール・トロイメア》・《オルフェゴール・クリマクス》も利用できる。
特に墓地コストで特殊召喚できる《マシンナーズ・ルインフォース》はレベルが高く《オルフェゴール・トロイメア》と相性がいい。
墓地コストで除外した機械族はオルフェゴールリンクモンスターでデッキに戻すこともできる。
オルフェゴールはカード1枚からの初動が豊富でマシンナーズの展開を邪魔せずに並べやすく、火力不足のオルフェゴールと繊細なピンポイント除去手段に乏しいマシンナーズがお互いの弱点を補い合うことができる。
マシンナーズがエクストラデッキを圧迫しない点もエクストラデッキの候補が多いオルフェゴールと好相性で、《宵星の騎士ギルス》を利用すればシンクロ召喚も狙える。
オルフェゴールの共通効果として、効果発動後は闇属性モンスターしか特殊召喚できなくなるデメリットがあるため、地属性のマシンナーズから盤面を整えるよう順番に気をつけたい。
【芝刈りマシンナーズ】 †
デッキのカード枚数を60枚にし、《隣の芝刈り》の効果で大量の墓地肥やしを狙う構築。
手札次第で先攻1ターン目から《マシンナーズ・フォートレス》を複数並べたり《セリオンズ“キング”レギュラス》《マシンナーズ・ルインフォース》等の妨害効果モンスターの大量展開も可能。
あらゆる【機械族】に共通するが、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》等の機械族キラーカードは天敵である。
破壊に対しては様々なリカバリー手段があるものの、除外やデッキバウンスといった除去はカバーできないのでこれらへの注意も必要。
下級マシンナーズを超える攻撃力を持ち、デッキの軸であるサーチ・特殊召喚を妨害する《ライオウ》にも気をつけたい。
《ライオウ》に限らず、高攻撃力モンスターに押し切られる事は多いので、《ガイアパワー》や《一族の結束》での対策はしっかり行いたい。
近年では墓地へのメタカードの増加もあり、《マシンナーズ・フォートレス》が墓地から離れる機会も多くなっている。
《墓穴の指名者》はその最たる例と言っていいだろう。
破壊や対象耐性の増加により《マシンナーズ・フォートレス》の除去を恐れず戦闘破壊を狙ってくるモンスターが増えたのも逆風である。
とはいえ、エクストラデッキに頼らないデッキが「エクストラデッキメタができる」という個性を出しているのも事実であり、この点を活かして戦うのも一つの手である。
代表的なカード †
関連リンク †