【マジカルエクスプロージョン1キル】

デッキの概要

 大量に魔法カード墓地に落とし《マジカル・エクスプロージョン》で後攻1ターンキルを狙うデッキ
 基本的にデッキに採用するモンスターを極力減らし、一回の《名推理》《モンスターゲート》で一気に墓地肥やしを狙うのが基本戦術となる。
 魔法カードを大量に墓地に置ければいいため、ドロー手札交換サーチを大量に使用して墓地に大量の魔法カードを置いても1ターンキルを狙える。
 墓地に40枚もの魔法カードを1ターンで置くには運の要素も必要になったため、ライフを固定値にする方法も併用されることがある。

《名推理/Reasoning》
通常魔法(制限カード)
(1):相手は1〜12までの任意のレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、
めくったカードを全て墓地へ送る。
違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
《モンスターゲート/Monster Gate》
通常魔法(準制限カード)
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターを特殊召喚する。
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
《マジカル・エクスプロージョン/Magical Explosion》
通常罠(制限カード)
自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する魔法カードの枚数×200ポイントダメージを
相手ライフに与える。
《残骸爆破/Blasting the Ruins》
通常罠
自分の墓地のカードが30枚以上存在する場合に発動する事ができる。
相手ライフに3000ポイントダメージを与える。

デッキ構築に際して

 《マジカル・エクスプロージョン》を最大限に活用するため、基本的にデッキの総数がかなり大きくなる。
 デッキコンセプト上できる限り魔法カードデッキを作りたいので、不要なモンスター罠カードは入れない事。

 《マジカル・エクスプロージョン》と防御用のロックカード以外はせいぜい《残骸爆破》《マジカル・エクスプロージョン》を決めるためのカウンター罠が入るくらいとなる。
 墓地《マジカル・エクスプロージョン》等を糧とする《闇よりの罠》も使いやすい。
 しかしその発動条件故、あくまでも長期戦を視野に入れた上でのサポートとなる。
 手札を全て吹き飛ばせる《全弾発射》もぎりぎり採用圏内か。
 墓地魔法カードが十分溜まってない場合に備えて、《火炎地獄》《デス・メテオ》などのバーンカードも起用する。
 無論、墓地魔法カードを送り飛ばせる《トゥーンのもくじ》等のカードも必須となる。
 元々デッキ枚数が増える点を利用し《隣の芝刈り》墓地を肥やすのも手だろう。
 デッキモンスターカードがなくなって《名推理》《モンスターゲート》不発になってしまう可能性も考慮して、《迷犬マロン》を入れてもいい。
 墓地に落ちた《マジカル・エクスプロージョン》を利用できる《ジャンク・コレクター》も採用候補。

 また、《カオスポッド》を駆使することで、より高速で魔法カード墓地へ送るタイプもある。
 この場合、《マジカル・エクスプロージョン》が巻き添えになるため《闇の仮面》等の投入も検討できる。
 《浅すぎた墓穴》《おろかな埋葬》も考慮できるようになる。
 ただし、フィールド上に《カオスポッド》しかいない状態で《カオスポッド》リバース破壊された場合、デッキカード落とすことができなくなる。
 他にモンスターフィールド上に存在する時、もしくは《太陽の書》リバースさせてやろう。

戦術

 まず、《名推理》《モンスターゲート》を使用して、徹底的に魔法カード墓地に落とす。
 その後に《マジカル・エクスプロージョン》発動し、6000〜8000のダメージを叩き出す。
 墓地魔法カードを溜めるためのカードや、墓地に落ちてしまった《マジカル・エクスプロージョン》は、《鳳凰神の羽根》等でサルベージする。

デッキの派生

【ドグマブレード】

 《D−HERO ドグマガイ》《サイバー・ヴァリー》を採用したタイプ。
 もともとネタ的要素の方が強く、決まるかどうかも不安定だった《マジカル・エクスプロージョン》を、安定性のあるフィニッシャーとして活用した。
 このため【マジカルエクスプロージョン1キル】と言えば【ドグマブレード】と認識しているプレイヤーも多い。
 08/09/01制限改訂により消滅している。

ドローブースト型

 《名推理》《モンスターゲート》制限カードになったのを受け、新たに開発されたデッキ
 大量のドロー手札交換カードで手札デッキ回転させ、墓地に多量の魔法カードを溜める戦術を行う。
 このデッキ【ドグマブレード】と同様に先攻1ターンキルを目的として組む場合が多い。
 採用するカードも多くは【ドグマブレード】と似ている。

 主要カード《デステニー・ドロー》《トレード・イン》《手札抹殺》《手札断殺》《闇の誘惑》《魔法石の採掘》、そしてエンドカードとなる《マジカル・エクスプロージョン》
 もちろん《デステニー・ドロー》《トレード・イン》の両方に対応し、相手ライフを大幅に削ることができる《D−HERO ドグマガイ》も重要な存在である。
 《D−HERO ドグマガイ》リリースとなるD−HEROは主に《D−HERO ディアボリックガイ》である。

 これら以外に以下のコンボを組み合わせてドローを加速させたりデッキを圧縮させたりする。

  1. 《王立魔法図書館》《魔法都市エンディミオン》でのドロー加速
    単純なドロー回数の上増しだけでなく、《神聖魔導王 エンディミオン》効果魔法カードの回収も行う。
    《魔法都市エンディミオン》魔力カウンターを肩代わりできるのは1ターンに1度だが、張り替えを行えば最大3回の肩代わりが可能である。
    また、シンクロ召喚が狙えるならば《マジックテンペスター》によるダメージの上乗せを図るのもいいだろう。
    《マジックテンペスター》手札墓地へ送ることで効果発動するので《マジカル・エクスプロージョン》発動条件を満たすのにも一役買ってくれる。
  2. 《トゥーンのもくじ》でのデッキ圧縮
    上記の《王立魔法図書館》と併用して魔力カウンター稼ぎとして使われる場合が主である。
    最後の《トゥーンのもくじ》サーチ先は《トレード・イン》と組み合わせられる《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》《闇の誘惑》と組み合わせられる《トゥーン・デーモン》《トゥーン・キャノン・ソルジャー》《トゥーン・仮面魔道士》が選ばれる。
  3. 《折れ竹光》《黄金色の竹光》でのドロー加速
    どちらも単独で機能しないものの、《折れ竹光》《アームズ・ホール》でのサーチサルベージが可能なので、不要な場合は《手札断殺》《魔法石の採掘》で捨ててしまっても構わない。
    《アームズ・ホール》使用の際には通常召喚を封じられる点に注意すること。
    デッキの内容次第では《神剣−フェニックスブレード》の併用も検討できるだろう。
  4. 《チューニング・サポーター》《機械複製術》《シンクロキャンセル》コンボ
    上記の3つのコンボに比べるとコンボパーツが多いので安定感は劣ってしまうが、シンクロ召喚によって《ダーク・ダイブ・ボンバー》を呼び出せばダメージの上乗せが狙える。
    チューナー手札交換役としても使える《ゾンビキャリア》《緊急テレポート》サイキック族チューナーなどが候補。
    《チューニング・サポーター》と相性がいい《ジャンク・シンクロン》もいいだろう。
    《チューニング・サポーター》召喚サポートとしてRAGING BATTLEで登場した《ワン・フォー・ワン》を使用する場合は《伝説の白石》を是非とも採用したい。
    《青眼の白龍》と合わせて、このデッキにおいて重要な手札コストを比較的容易に調達できる。
  5. 《アドバンスドロー》でのドロー加速
    リリースするレベル8以上のモンスターを用意すればこちらも2枚のドローが可能となる。
    オススメは特殊召喚が容易な通常モンスター
    《思い出のブランコ》《黙する死者》蘇生させてリリースに繋げばほぼ擬似的な手札交換となる。
    上級通常モンスター《召喚師のスキル》によるサーチも可能なので、《召喚師のスキル》レベル8の通常モンスターサーチ《トレード・イン》《思い出のブランコ》または《黙する死者》《アドバンスドロー》という流れができると手札の枚数はそのままに5枚分のデッキ圧縮になる。
    上記の《王立魔法図書館》魔力カウンターを乗せる際にも役に立つだろう。
    とはいえ、デッキ圧縮カードとしては手札事故要因になりやすいカードなので有用性の面では少々見劣りしてしまうかもしれない。

【ジャンクブレード】

 【コレクターブレード】とも呼ばれる。
 墓地から《マジカル・エクスプロージョン》除外できる《ジャンク・コレクター》を採用したタイプ。

  1. デッキ圧縮手札交換墓地肥やし
    《光の援軍》《増援》によって手札戦士族ライトロードを手札に呼び込み、《ソーラー・エクスチェンジ》コストとする。
    戦士族ライトロードを選択する理由は当然、《神剣−フェニックスブレード》コストとするためである。
    手札コストにはならないが、《フォトン・スラッシャー》を採用しておく事で《モンスターゲート》《トランスターン》を利用できる。
    《フォトン・スラッシャー》《名推理》《モンスターゲート》を止める事なく墓地へ送られるので、運が絡むとはいえ《神剣−フェニックスブレード》コストを余分に捻出できるようになる。
    《光の援軍》《ソーラー・エクスチェンジ》は、共に墓地を肥やしつつ手札交換ができるので強力。
    《手札抹殺》《手札断殺》は基本的にディスアドバンテージになるので多用はできないものの、任意のカード墓地に送れるのは便利。
    《神剣−フェニックスブレード》や、手札に来てしまった上級モンスター墓地へ送ると良い。
  2. 魔法カード再利用
    《光の援軍》《ソーラー・エクスチェンジ》墓地に送られた有効な魔法カードを再利用する。
    手札コスト《神剣−フェニックスブレード》手札腐ったカードで確保する。
    状況によりサルベージするカードは全く違ってくるので経験と高度なプレイングが要求される。
  3. 《光帝クライス》帰還で複数回のドローを狙う
    《ソーラー・エクスチェンジ》《光の援軍》等で墓地に送られた《光帝クライス》《神剣−フェニックスブレード》によって除外し、《D・D・R》によって帰還させる。
    帰還した《光帝クライス》効果によって、《D・D・R》《光帝クライス》破壊する事でカードを2枚ドローできる。
    コストとするカードは回収した《神剣−フェニックスブレード》でもいいが、他の手札との兼ね合いによって選択する。
    《アームズ・ホール》により、《D・D・R》が最大で6回も使用できるため帰還の機会は多い。
    プレイングは複雑化するが、《継承の印》を併用しても良い。
  4. 《ジャンク・コレクター》《異次元からの帰還》コンボ
    このデッキで特に大きな役割を果たすのが《ジャンク・コレクター》《異次元からの帰還》である。
    《ジャンク・コレクター》効果によって墓地《異次元からの帰還》効果を使用し、《神剣−フェニックスブレード》や自身の効果によって除外された《ジャンク・コレクター》を複数体帰還させる。
    帰還した《ジャンク・コレクター》によって、墓地へ送られた通常罠効果発動する。
    この時発動させる通常罠は基本的に《マジカル・エクスプロージョン》一択だが、状況次第では《無謀な欲張り》等で手札を水増しする必要も出てくる。
  • これらは新たな先攻1ターンキルの可能性と囁かれてもいたが、やはり安定性が【ドグマブレード】に及ばず、また高度なプレイングを必要とするため特に浸透することもないまま消滅した。

【マジエク帝】

 《汎神の帝王》《帝王の深怨》などサポートカード手札増強力に着目した構築。
 デッキの大半を手札交換効果を持つ魔法カードに充てることで、1ターンで大量の魔法カード墓地肥やしを行う。
 型としてはドローブースト型に近く、《トレード・イン》《手札抹殺》《手札断殺》《闇の誘惑》《魔法石の採掘》などを採用する点も変わらない。
 主な特徴は以下の通り。

【マジエクトリックスター】

《トリックスター・マンジュシカ》効果を利用してドローブーストしながらライフを調整することを着目した構築。
《トリックスター・マンジュシカ》相手手札カード加わる度にダメージを与えるので、自分だけではなく相手にもドローさせるのがポイントになる。
特徴は以下の通りである。

これらのカードドローブーストしながら《トリックスター・マンジュシカ》効果ダメージを与えるカードとして必須である。
特に《ドン・サウザンドの契約》ライフ調整の役割もある。

トリックスター光属性天使族のためこのカードドローブーストを行うことができる。
このカードコスト用の《トリックスター・マンジュシカ》積みに加えて《トリックスター・キャンディナ》ピン挿しが基本となる。

このデッキ【ドグマブレード】と違い特殊召喚を行わないため《命削りの宝札》《強欲で謙虚な壺》は無理なく入れられる。
《成金ゴブリン》は3積みする場合は《トリックスター・リンカーネイション》の抜いて代わりに《闇よりの罠》の採用が必要になる。
《擬似空間》では通常は《チキンレース》をコピーするが、状況によっては《トリックスター・ライトステージ》をコピーしてダメージを増強することも出来る。
また、《闇よりの罠》を採用する場合はライフの都合上2積みになる。

いずれか択一のデッキ投入となる。
《闇よりの罠》を入れる場合は《成金ゴブリン》が3積みで《擬似空間》が2積み、《トリックスター・リンカーネイション》を入れる場合は《成金ゴブリン》が2積みで《擬似空間》が3積みになる。

このデッキの弱点

 《マジカル・エクスプロージョン》以外での勝利手段がなく、当然ながら《王宮のお触れ》《人造人間−サイコ・ショッカー》を使われるとほぼ確実に負ける。
 これを回避するために、モンスター除去魔法・罠除去はそれぞれある程度用意しておきたい。

 また、前述した通り、構造上このデッキデッキ枚数がとても多くなる。
 その枚数ゆえ相手に戦術がばれる可能性もある。
 このデッキの宿命ともいえるので、《マジカル・エクスプロージョン》を引けないなどの問題は覚悟しておこう。
 手札事故を回避するため《封印の黄金櫃》等のサーチカードや、《リロード》《打ち出の小槌》《手札抹殺》《手札断殺》等の手札交換カードの投入も考慮に値する。
 特に後の二枚は墓地肥やしにもなるので、効率がいい。

このデッキの歴史

代表的なカード

関連リンク

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